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カテゴリー「ルージュセリーズ」の22件の投稿

2020年5月 5日 (火)

シルクなお馬さん(2歳牝馬・北海道組)

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Photo ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「調教での動きは少しずつ良くなってきており、15-15くらいであれば手応え楽に登坂することが出来ています。もう少し背腰がパンとしてくれば、もっとバランスの良い走りが可能になるのでしょうが、この馬なりには成長してくれていますよ。宮田調教師からは『馬体や精神面に幼さがある馬ですから、成長曲線に合わせてじっくりと進めて欲しい』と指示を受けていますので、今後もじっくりと進めていきます。馬体重は456キロです」(5/1近況)

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Photo ルージュセリーズ(牝・手塚)父ロードカナロア 母フィロンルージュ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本、週2回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「リフレッシュを挟んだことで、馬に活気が戻ってきましたから、この中間からは再度乗り運動を行っています。単走でも良い動きをしていますが、併せ馬の方が勝負根性を出して最後まで手応えは良いですね。今は精神面も安定していますし、スイッチが入ることはありませんから、内容の濃い調教が積めていると思います。ただ、気持ちに余裕が無いとイレ込みやすい馬ですので、今後も適度に休みを入れていった方が良いでしょう。馬体重は463キロです」(5/1近況)

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Photo グレイシャーパーク(牝・高橋忠)父Dawn Approach 母カリスペル

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター2本、週2回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「左トモの歩様の違和感はなくなり、屋内坂路を中心に順調に乗り込んでおります。14秒台前半までペースを上げましたが、息も乱れず程よい手応えで登坂することが出来ていますよ。ハミをしっかり取ってくれるだけでなく、我慢も出来るところがこの1ヶ月で一番成長したところですね。周回コースでは、前後の馬との距離を適度に保ってリズム良く折り合って走ることが出来ています。まだまだ幼い面はありますが、意識が走る方にさらに向き、集中力が高まってきていることを感じます。数字上はさほど変化はありませんが、継続した騎乗運動により腹回りが引き締まってきています。脚元や体調面に現時点で問題はありません。馬体重は444キロです」(5/1近況)

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ノワールドゥジェは現段階でも芝向きの良い走りをしていると思いますが、背腰の甘さが抜けてくればもっとキレのある動きが出来そう。全体的に2歳馬のデビューが早まっていますが、ノワールドゥジェは秋頃まで待った方が良さそうですね。怪我なく継続して乗り込んでいくことが成果が得られると思います。

少し疲れが見られたルージュセリーズですが、早めに楽をさせて正解。活気ある姿を取り戻し、淡々と乗り込むことが出来ています。勝負根性を長所にしてもらえればと思います。また、オン・オフの切り替えをしっかり付くようになってもらいたいです。

一頓挫あったグレイシャーパークですが、慎重に立ち上げてきましたが、更にペースアップ。休んだ分を取り戻していますし、操縦性が高まっているのは好印象。センスの良さが光ります。あとは継続して乗り込みながら、馬体重が増えてきてくれれば理想的です。

2020年4月28日 (火)

【動画更新】ルージュセリーズ&バラキエル

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Photo ルージュセリーズ

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Photo バラキエル

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少し疲れが出て、軽めのメニューに切り替えられていたルージュセリーズですが、大きく落ち込むことなく回復できた様子。脚捌きは硬めですが、体を大きく使って走れるようになってきたかなと思います。ただ、最後は脚取りが重くなっているので、本数を重ねて動けるようになって欲しいです。

バラキエルは心身の幼さが多分に残るので、走っている姿は若干危なっかしく見える時はありますが、今はそう目くじらを立てることなく、伸び伸び走らせてあげて欲しいです。

2020年4月21日 (火)

シルクなお馬さん(関東2歳牝馬・牧場組)

Photo ベルエポック

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1本、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間も脚元には問題無く、坂路調教を行えています。動きは相変わらず良いですし、硬さもこの馬なりには解消されてきています。また、課題であった精神面も成長してきていますね。黒岩調教師からは『ハロン14秒ペースでもまずまず動けているようですし、精神面や脚元に問題無いのであれば、そろそろ入厩させたい』と連絡を受けていますので、このまま順調に進められるのであれば、近々移動させることになると思います。体調面は特に変わりなく、飼い葉もしっかり食べてくれており、良い状態をキープしていますよ。馬体重は515キロです」(4/15近況)

⇒⇒21日に福島県・ノーザンファーム天栄へ移動し、22日に美浦・黒岩陽一厩舎へ入厩する予定です。(20日・最新情報より)

Photo ノワールドゥジェ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本、週2回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間は坂路入りを再開しており、ハロン15秒ペースでの乗り込みをコンスタントにこなしています。以前と比較すると、坂路での動きにはバランスと加速力の良化が見られますね。フットワークはしなやかですし、走りには芝向きの軽やかさが感じられます。調教に対してネガティブな感情はあまりないので、調教中に悪さをすることはありませんが、普段からテンションは高めなので、落ち着きが出て来て欲しいところです。飼い葉食いはやや細めですが、暖かくなり体付きに変化が出てきましたし、肌艶も良好で、一段と見映えのする馬体へと変化してきていますよ。馬体重は447キロです」(4/15近況)

Photo ルージュセリーズ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:ウォーキングマシン

担当者「引き続き坂路コースでの乗り込みを中心に進めていましたが、少し心身ともに疲れが見られたため、現在はウォーキングマシンでの運動に止めてリフレッシュを図っています。坂路ではパワーがかなり付いてきたことで、段々と持ち前のスピードに磨きが掛かってきた印象です。継続した乗り込みの成果から、馬体もしっかりしてきていて、付くべき所に筋肉が良い感じに付いてきました。リフレッシュが明ければ、再び坂路中心に乗り込んで鍛えていく予定ですが、スイッチが入りやすくなってきているので、今後はその点に注意しながら調整していく必要がありそうです。馬体重は463キロです」(4/15近況)

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ベルエポックは入厩予定が記されたので、入厩した時にまとめて記事にしようかと思ったのですが、15日の更新時に触れられていたように22日に入厩する運びへ。気性面での不安はありますが、動きの良さは確か。モーリスの長女ですが、血統馬らしい奥行きもある筈。上手に接していってくれれば素質は花開くと思うので、他馬よりも時間を掛けて接していってもらえれば嬉しいです。

ノワールドゥジェはこの中間から坂路入りを再開。走りは牝馬特有のキレを感じさせ、溜めれば芝で切れそうなタイプ。楽しみな資質を持ち合わせていると思いますが、ピリピリした気性がどこまでマイナスに働いてしまうか。気の勝った面がレースで良い方へ転じる可能性もありますが、今後は少しずつ大人しく振る舞える時間が増えていって欲しいです。

ルージュセリーズは少し疲れが見られため、ウォーキングマシンでの軽めのメニューに止められています。馬自身は継続して乗ってきたことでパワーアップ。ダートの短距離で楽しみな姿になってきています。ただ、パワーが付いた分、ピリピリもしてきているので、気性が悪い方へ向かないように今から注意していって欲しいです。

2020年4月 4日 (土)

シルクなお馬さん(2歳牝馬・牧場組)

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Photo ベルエポック(牝・黒岩)父モーリス 母アドマイヤテンバ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン14~16秒のキャンター1本、残りの日は軽めの調整

担当者「坂路調教ではハロン14秒ペースに入っているものの、動きは変わらず良さそうですね。やはり捌きの硬さは気になりますが、特に悪くなっている感じはありませんし、現状は問題ありません。また、跨っていても以前より背中がしっかりしてきており、トモの踏み込みが良くなってきました。それに、速いペースをこなしても馬体が萎むことなく、体重も変動はありませんから、とても順調に進められていると思います。あとは時折耳を絞ったり、やんちゃな面を見せるので、精神面の課題が解消されてきたタイミングで移動するようなことになるでしょう。馬体重は515キロです」(4/1近況)

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Photo ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整 

担当者「この中間は寒さのピークを越え、気温が徐々に上昇してきていることから、少しずつ調教の負荷を強めていました。先週までは週3回坂路コースでハロン15~16秒のところをこなしていましたが、あまり詰め込み過ぎて調教に嫌気が差してしまってもいけませんし、少しでも前向きに取り組めるようメリハリをつける意味で、ここ数日は周回コース中心の調整を行っています。徐々に体力が付いてきて、以前のように坂路でハロン15秒の乗り込みを続けていても、腹回りが細くなり過ぎるようなことはなくなってきましたが、引き続きこの馬の成長曲線に合わせたメニューを組んでいきたいですね。馬体重は448キロです」(4/1近況)

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Photo ルージュセリーズ(牝・手塚)父ロードカナロア 母フィロンルージュ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1~2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間から坂路コースのペースを上げて、ハロン15秒まで脚を伸ばしています。継続したトレーニングで段々とトモを中心にパワーが付いてきているので、これまではハミにモタれて走っていましたが、最近ではそれが解消されつつあります。走りにまとまりが出て来ていますし、ハミもしっかり取ってくれていて良い感じに成長してきていますね。調教の負荷が強まってからも、厩舎では大人しく過ごせていて、こちらの手を煩わせるようなことはありませんし、飼い葉もしっかりと食べてくれていますよ。馬体重は469キロです」(4/1近況)

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Photo グレイシャーパーク(牝・高橋忠)父Dawn Approach 母カリスペル

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回トレッドミル

担当者「左トモの歩様に違和感が出た為に、曳き運動で状態が落ち着くのを待っていましたが、徐々に良くなってきたことから、現在はトレッドミルで軽めのキャンターまで進めています。痛めた当初は左トモの引き付けやダクが行えなかったですが、今では運動後も歩様に見せていませんし、このまま何事もなく乗り運動に移行して行ければと考えています。頓挫の影響で馬体が少し緩んでしまいましたが、乗り出していけばすぐ元の状態に戻るでしょうから、体調管理に気を付けながら調教を進めて行きたいと思います。馬体重は447キロです」(4/1近況)

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ベルエポックは1日の本数を1本に切り替えていますが、この中間からハロン14秒までペースアップ。繋ぎが立っているので硬さは残りますが、動きはダイナミックで上々。気の悪さも残っていますが、良い意味で自分を主張してくれていると思います。また、牝馬なら調教を積んでいくとカイバが減少傾向になりますが、ベルエポックは食欲旺盛。人間でいう男勝りなタイプでしょうねえ。

ノワールドゥジェは牝馬らしい繊細を持つので、負荷を高めていくとピリピリしてきて、食欲が落ちる様子。他馬よりもリフレッシュを多く挟んでいるように思いますが、気持ちが悪い方へ向かないように今の段階からしっかりケアしてもらえればと思います。

ルージュセリーズは週3回坂路で乗るようになり、ペースもアップ。前脚を頼りに走ることでハミにモタれるところを見せていましたが、トモの強化と共に少しずつ解消できているのは好感。ただ、更新された画像を見ると、目がキツくなっているので、力んだ走りにならないように注意してもらえればと思います。

左トモの歩様に違和感が出て、騎乗運動を控えていたグレイシャーパーク。痛めた当初の症状を見ると、骨折しなくて良かったなあというのが率直なところですが、この中間は曳き運動→トレッドミルでの運動へと順調に前へ進んでおり、運動後の歩様も問題ないとのこと。少し楽をさせているので馬体は緩みが生じているようですが、まあ、そこは気にし過ぎることなく、線の細さがあったので馬体重が増えてくれるのは歓迎です。

2020年3月17日 (火)

【動画更新】ルージュセリーズ&ノワールドゥジェ

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Photo ルージュセリーズ

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Photo ノワールドゥジェ

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ルージュセリーズは身のこなしに課題があると言われていますが、トモに力がついてくれば走りのバランスは良くなってくると思います。今回の動画は馬体を接して登坂していますが、根性を出して頑張っている姿は好感。スピードはまずまずあると思います。

ノワールドゥジェは軽く気合をつけながらの登坂ですが、3頭並びの真ん中で怯むことなく頑張ってくれています。この母系は頭の高い走法のイメージがありますが、ノワールドゥジェは追って沈みそうな雰囲気。本数を重ねていけば最後まで手応え良く駆け上がってくれるでしょう。

2020年3月 4日 (水)

シルクなお馬さん(2歳牝馬)

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Photo ノワールドゥジェ(牝・宮田)父ハーツクライ 母プチノワール

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2,500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間は再度坂路と周回コースで体力強化を図っています。熱発前と大幅な変わり身はありませんが、全体的に少しずつ力を付けてきており、前進気勢が増してきましたね。気持ちの高ぶりは相変わらずあるものの、勢いだけで走っている訳ではありませんし、人の指示にもしっかりと反応してくれていますから心配は要りません。徐々にではありますが、調教の内容が濃くはなってきたかなと感じますし、もっと馬体は大きくなってきそうですので、無理をさせずにこの馬の成長曲線に沿って進めていった方が良いのでしょう。また、食がやや細いところがありますので、その点に気を付けていきます。馬体重は449キロです」(3/1近況)

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Photo ルージュセリーズ(牝・手塚)父ロードカナロア 母フィロンルージュ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「依然として体の使い方に課題はあるものの、チップの深いところでもしっかりとした脚取りで登坂しており、パワーのある走りを見せていますね。ただ、やはり前に頼ってしまうところがありますから、そこが今後の課題となるでしょう。背中が段々と柔らかくなってきて以前よりも乗り味が良くなってきていますので、この馬なりには成長を感じますし、これから更なる成長が見込めそうです。体重以上に馬体はふっくらと見せており、飼い葉も残すことはありませんし、脚元を含めて状態はとても良好ですから、この調子でどんどん進めていきたいですね。近々15-15に近いところまでは行いますが、それ以上ペースを上げるかは今後の動きを見て決めたいと思います。馬体重は463キロです」(3/1近況)

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Photo ベルエポック(牝・黒岩)父モーリス 母アドマイヤテンバ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間は坂路コースのペースをハロン15秒まで上げ、登坂本数も1日2本に増やしています。相変わらず繋ぎから来る歩様の硬さはありますが、ハロン15秒を切る調教を継続していても、脚元はスッキリと見せていますし、特に問題はなさそうです。完歩が大きいので、感覚以上に時計が出ているような印象があり、今後負荷を強めてもそういった良い特徴がなくなってしまわないよう意識して進めていきたいですね。性格的には相変わらず気難しいところはあるものの、ハミ受けには良化が見られますし、坂路での走りも良い感じです。ペースアップ後も馬体はフックラとしていて張りも良好で、少し皮膚病が出ていたものの、それも治まってきています。息遣いにはまだまだ良化の余地を残しますが、動き・質ともに向上していますし、このままの流れで乗り込んでいければと思います。馬体重は515キロです」(3/1近況)

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1月中旬に熱発を発症してしまったノワールドゥジェですが、現在は順調に回復を果たし、坂路と周回コースを併用しながら体力強化に努めています。この母系の牝馬らしくピリッとした気性+線の細さは受け継いでいますが、馬体はまだまだ大きくなりそうだということで、早期デビューは意識し過ぎず、心身の成長を促すことを最優先に引き続きコツコツ進めて行きましょう。

ルージュセリーズは前のめりの走法で体を上手に使いこなせていない現状。この課題を克服できるかできないかは大きな分かれ目でしょう。馬自体は淡々と乗り込むことで着実に良化中。更新された画像を見ると、頭の高さは若干気になるも、肌艶の良さ+適度なフックラ感は好印象。目付きも穏やかなので気性面の不安はなさそうも、レースでの気の弱さに繋がらないように闘争心を引き出してもらいたいです。

ベルエポックは登坂本数を2本に増やして負荷を高めていますが、クタッとすることなく対応できているのは何より。繋ぎの立ち具合から来る歩様の硬さは蹄鉄を工夫したり、日々のケアによって上手に付き合ってくれればと思いますが、調教動画を見ると前脚を叩きつける感じで走るので脚元に不安を生じる可能性は正直高いかもしれません。また、蹄鉄を履き、調教が進んでいる割に、毛ヅヤは一息で馬体自体もモコッとしているので、内面の強化をより意識して乗り込みを進めて行ってもらえればと思います。

2020年3月 1日 (日)

【動画更新】ノワールドゥジェ&ルージュセリーズ

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Photo ノワールドゥジェ

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Photo ルージュセリーズ

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ノワールドゥジェはハミ受けに繊細な面が残り、登坂中に制御しにくそうなところを覗かせています。体力が付いてくると、引っ掛かるような面を見せるかも。実戦での折り合いが課題になりそうな1頭です。また、半兄ヴァンタブラックはパワフルな走りですが、こちらは牝馬特有の切れを期待できるかなと見ています。

ルージュセリーズは血統のイメージではダートの短距離馬ですが、走りはピッチではなく、ストライドの利いた走り。距離は1600mまで辛抱してくれたら良いのですが。また、若干力んだ走りなので、暖かくなるまでは伸びやかに走らせることを重視してもらえればと思います。

2020年2月 4日 (火)

シルクなお馬さん(2歳・関東馬)

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Photo ドゥラモンド(牡・手塚)父ドゥラメンテ 母シーズインクルーデッド

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター1本、週2回周回コースで軽めのキャンター1800m~2700m、残りの日は軽めの調整

担当者「坂路での軽快な走りや身のこなしを見れば、今月に移動させても良いと思えるほど動きは良いですね。持っているポテンシャルの高さを感じます。それに、最近は乗り込みを強化したことでトモなどに良質な筋肉が備わり、メリハリのある馬体に進化してきました。また、普段から手の掛からない馬で、特に気難しさはありませんから、今後も順調に進められそうですね。この後は引き続き坂路主体で乗り込んでいきますが、もう一段階パワーアップした状態でペースを上げていきます。馬体重は466キロです」(2/1近況)

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Photo アンダープロット(牡・加藤征)父ハーツクライ 母マチカネタマカズラ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間もハロン16秒での乗り運動を行っています。先月よりもトモに力強さが出てきたことで、常歩でも後ろ脚の踏み込みがしっかりしてきました。馬体自体は体重が示す通り、大きく変わった点はありませんが、徐々に引き締まってきて筋肉の凹凸が出始めています。飼い葉食いも安定していますし、脚元に現在のところ不安はありません。とても具合が良く小気味よく動けていますし気性的にも落ち着いていますから、ペースアップしていくのに問題なさそうですが、ハーツクライの産駒ですし、これまでの成長過程からもゆっくりと進めていった方が良いタイプだと思っています。今は基礎体力をつけていく時期だと考えているので速めの調教にはこだわらず、ハロン16秒での調教を継続して乗り込んでいくつもりです。馬体重は488キロです」(2/1近況)

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Photo セラフィナイト(牡・宮田)父ルーラーシップ 母ブロンシェダーム

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「この中間から調教量は坂路調教を週2回2本の登坂と変わりはありませんが、ペースを2本ともにハロン16秒と負荷を高めた運動を行っています。馬体の見た目の変化はあまりありませんが、体幹がしっかりしましたね。ハミからトモにかけて連動したキャンターで登坂することができるようになってきました。現在のペースを継続することで、これからさらに体の使い方が上手になってくると思うので、それに合わせて調教を強くしていく予定です。心身共に幼さが残る部分は課題なので、精神状態が走りに影響しないように落ち着いた状態で運動できるよう注意して騎乗しています。馬体もまだまだ成長してくれることでしょうから、速いペースにこだわらずに馬の体調面を優先にして成長を促していくつもりです。調教量は増えていますが、飼い葉食いは良好ですし、脚元の状態も引き続き良好です。馬体重は438キロです」(2/1近況)

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Photo ルージュセリーズ(牝・手塚)父ロードカナロア 母フィロンルージュ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整 

担当者「この中間、すこぶる順調で坂路調教のペースをハロン16秒まで進めています。坂路での走り自体は本馬なりに良くなってきていますよ。特にトモをしっかり使って登坂できるようになってきています。課題としては、少し前脚を頼りに走ってしまうところですね。後ろ脚の力はついてきていますから、騎乗する際に注意していけば前後のバランス良く走れるようになると思います。周回コースでは、併せ馬をしても力むことなく走れていますし、周りの馬に怯むこともなく堂々としていて、気性面の成長を感じています。ペースを速めても引き続き飼い葉を残すことなくしっかり食べています。馬体重が示す通り、筋力もついて体が大きくなってきています。体が大きくなると心配になるのが脚元ですが、現時点で不安はありませんので、さらに負荷を高めていくつもりです。馬体重は465キロです」(2/1近況)

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Photo ベルエポック(牝・黒岩)父モーリス 母アドマイヤテンバ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1本、残りの日は軽めの調整

担当者「依然として歩様や走っている時の捌きの硬さはありますが、ハロン15秒に近いペースで乗り込んでいても変わったところはありませんね。完歩の大きい走りでグイグイ前に進んでいく姿はとても好感が持てますし、前向きながらも折り合いに苦労するところは無いので、この時期としては上々の動きをしてくれています。また、乗り進める毎に全体的に筋肉が付いてきており、より競走馬らしい体つきに変化してきています。後は時折耳を絞ったりするなど、気難しさを出すことがありますので、その点だけ注意していきたいですね。そして、冬毛こそ出ていますが、体重が増えている通り飼い葉食いは良いですので張りや艶は良好ですし、体調面に心配は要りません。馬体重は513キロです」(2/1近況)

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Photo クールキャット(牝・奥村武)父スクリーンヒーロー 母メジロトンキニーズ

・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週2回屋内坂路コースで15~17秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整

担当者「リフレッシュ後は坂路調教を再開し、週2回行っています。1本目ハロン17秒、2本目にはハロン15秒までペースを上げていますが、少し気合いを付けただけで、最後まで持ったまま駆け上がることができていますよ。一時期、動きに少し硬さが出たこともありましたが、リフレッシュを挟んだことで、それも解消され、精神的にもピリピリすることがなくなりました。馬体に関しては大きな変化はありませんが、胴が少し伸びたかなという印象を受けます。毛艶は良く、飼い葉食いも良好で、脚元にも不安な点はありません。今後も15-15を継続していきたいと思っていますが、いま現在、気を付けるべき点は精神面だと思っていますので、それを特に意識して進めていきます。馬体重は526キロです」(2/1近況)

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ドゥラモンドは周回コースで距離を乗り込みながら、週3回の坂路調教は継続。疲れが出ても不思議ではありませんが、乗り込みを強化した成果がきちんと馬体に反映されているのは好感。それだけ潜在能力が高いのでしょう。早期デビューが視野に入っているようですが、それにこだわり過ぎず、引き続き自分のリズムで鍛え上げていってもらえればと思います。

アンダープロットはコツコツ乗り込んできた効果が見受けられるのは好印象。今後も精神的に追い詰めない程度に攻めていって、素材の良さを引き出せるようにお願いします。期待ほど走っていない母の仔ですが、その不評を一変させるような馬に育って欲しいものです。

セラフィナイトは心身の幼さがまだまだ目立つので、アンダープロット同様に追い詰めないように気を配りながら進めてもらいたいところ。また、休まずに乗れているのは良いのですが、思っていた以上に馬体重の増えが鈍い感じ。体力が備わっていない間は積極的にリフレッシュ期間を設けるようにしていった方が良いのかなと思います。

ルージュセリーズはトモに緩さが残る分、少し前脚を頼る走りになっていると思うので、引き続きトモを上手に使って走れるようにフォームの矯正に努めてもらえればと思います。牝馬とすれば頼もしい気性をしているので、常に安定した成績を残してくれるタイプに育ってくれそう。

ベルエポックは立ち気味の繋ぎ+気性の難しさがずっと課題に挙がっていますが、トモを上手に使って走ることが出来るので、推進力のある走りが出来ていますし、500キロを誇る馬体がそれにパワーを加味している感じ。繋ぎが立っている割に手先は軽い走りにも見えます。とにかく怪我さえしないように注意していってもらえれば、ある程度の成績はついてくると思います。

クールキャットはリフレッシュ明け後、順調に調教のピッチを戻すことが出来ています。硬さが出る前の良いタイミングで一息入れることが出来たのは何気に大きいように思います。馬体は更に長距離仕様になっていますが、長丁場で活躍を見込める馬は我が厩舎には少ないので、貴重な存在として頑張ってもらいたいです。あとは内面に難しさを抱えているので、負荷を高めていった際にそういう面が強調されてこなければ良いのですが。

2020年1月30日 (木)

【シルク】2歳馬の競走馬名が決まりました(関東馬)

Photo マチカネタマカズラの18

競走馬名:アンダープロット 欧字表記:Underplot 意味由来:物語の伏線。母名より連想

Photo ブロンシェダームの18

競走馬名:セラフィナイト 欧字表記:Seraphinite 意味由来:斜緑泥石。安眠をサポートするとされる。母名より連想

Photo シーズインクルーデッドの18

競走馬名:ドゥラモンド 欧字表記:Dura Mondo 意味由来:父名より+世界(伊)

Photo シンプリーディヴァインの18

競走馬名:シンプリーシャイン 欧字表記:Simply Shine 意味由来:たやすく光る。父名、母名より連想

Photo プチノワールの18

競走馬名:ノワールドゥジェ 欧字表記:Noir de Jais 意味由来:漆黒(仏)

Photo フィロンルージュの18

競走馬名:ルージュセリーズ 欧字表記:Rouge Cerise 意味由来:母名の一部+赤色(仏)

Photo アドマイヤテンバの18

競走馬名:ベルエポック 欧字表記:Belle Epoque 意味由来:良き時代(仏)

Photo メジロトンキニーズの18

競走馬名:クールキャット 欧字表記:Cool Cat 意味由来:素敵な人。母名より連想 

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少し記事にするのが遅れてしまいましたが、先週24日にシルク2歳馬の競走馬名の発表が行われました。まず出資している2歳関東馬の競走馬名一覧です。

名前と〇〇〇〇〇〇の18を一致させるのに時間は掛かるでしょうが、記事アップする度に徐々に馴染んでいければと考えています。まずは無事にデビューしてもらい、その中で名前がクローズアップされるような注目馬へと育っていってもらえればと思います。

2020年1月23日 (木)

【動画更新】アドマイヤテンバの18&フィロンルージュの18

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Photo アドマイヤテンバの18

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Photo フィロンルージュの18

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アドマイヤテンバの18は引き続き立っている繋ぎと前捌きの硬さが懸念材料ですが、今回の動画を見ると、気難しさは幾らか軽減。走っている姿は重心が低くなっています。血統馬ゆえにポテンシャルは高いですし、早生まれながら伸びシロは大きそうです。

フィロンルージュの18は少し周囲を気にするところがあるのかなと見えますが、ゆったりとしたフットワークで駆け上がっています。速いところを乗っても、体を大きく使って走れるようになって欲しいです。

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