
トルネードフラッグ(牝・藤原英)父キングカメハメハ 母ハリケーンフラッグ
3月28日(土)中京1R・3歳未勝利・牝馬限定・ダ1800mに西村淳Jで出走。16頭立て1番人気で2枠3番から平均ペースの道中を2、2、2、2番手と進み、直線では内を通って2秒4差の9着でした。馬場は稍重。タイム1分57秒9、上がり41秒5。馬体重は12キロ減少の458キロでした。
○田代調教助手 「出入りが激しく厳しい展開に。ただ、それにしても直線で全く踏ん張れなかったですね。しっかり調教を積んだとは言え、思った以上に体重も減ってしまい・・・。そのあたりも影響を及ぼしたかも知れません。残念な結果。デビュー戦の後も反動が出たように、まずはダメージ等の確認が必要でしょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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【次走へのメモ】
チークピーシズ。仕掛けて先行。3角からマクってきた馬に締められないように動いて、先頭3頭で直線に向いたが、追い比べで離されてしまう。(B誌)
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レース後の右前脚に幾らか腫れが認められます。レントゲン検査を受けたところ骨折で全治3ヶ月の診断が下されました。今後は4月3日(金)に三石・ケイアイファームへ移動して夏の戦列復帰へ向けて不安箇所の治療に努めます。
○田代調教助手 「どうも右前脚の球節がモヤモヤと。レントゲンを撮ると骨片が見付かっています。これが失速の原因かな・・・と。三石へ移して除去手術を行なう予定です。全治3ヶ月の診断。北海道シリーズでの復帰へ向け、ひとまずは治療に努めましょう」
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牡馬相手かつ完調手前でのデビュー戦で5着と踏ん張っていたトルネードフラッグ。2戦目を迎えるにあたり、疲れ・反動が出たために少し間隔が開いてしまいましたが、ここ2週はコースで悪くない動きを披露。しっかり態勢を整えての出走でしたし、今回はローカルの牝馬限定戦。確実に前進してくれるものと思っていたのですが…。
パドックに登場したトルネードフラッグは前走からマイナス12キロ。活気はありましたが、お腹回りは巻き上がり気味。『大丈夫かなあ…』と率直に心配にはなりました。
スタートは五分以上に出たのですが、絶好のスタートを決めたスマートラミアがスッとハナへ。トルネードフラッグと西村淳Jは早めにその外へ持ち出して揉まれない2番手を確保しにいったのですが、外枠の3頭もポジションを上げてきたことで外から被せられるのを嫌い、内から少し突っ張ってしまったのが後々響くことに。そこで力んだ走りになってしまい、道中ジリジリとスタミナを消費してしまったと思います。
それでも4角を回ってくる時は上位3頭の争いに見えましたが、直線を向いた途端に鞭が入っていたので、この時点で厳しい結果となることを覚悟。内から何とか抵抗しようとする姿勢は感じられましたが、残り200mぐらいからはさすがに疲れてしまいました。集中力アップの為にチークピーシズを着けてきましたが効果は感じませんでした。
レース後のトルネードフラッグですが、右前脚の球節がモヤモヤ。そこでレントゲン検査を行ったところ、骨片を確認。症状とすれば軽度かもしれませんが、今後は北海道まで戻して骨片除去手術を行う予定となっています。北海道シリーズでの復帰を視野に入れていますが、回復・良化がスローなら、ちょっと厳しくなってしまうかも。
順当にデビュー戦の5着から前進してくれると見ていただけに、今回の失速+骨折判明は頭を抱えてしまいますが、1800mに関してはちょっと長い印象。半姉デュアラブルもダ1400mで初勝利を挙げていますし、この馬自身もスピードはある馬なので距離短縮にはスンナリ対応できるでしょう。ただ、非力さが残るので、力の要るダートの良馬場は未知な面も。今後の骨折療養期間では順調な回復とともに、心身の成長・レベルアップは未勝利突破には欠かせません。じっくり立て直すことが良い作用を生み出してくれることを願うばかりです。
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