<土曜日>
ジェラーニオ
新潟4R・3歳未勝利・芝2400mに川又Jとのコンビで出走します。
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計
調教助手「14日にダートコースで軽めのキャンターをこなした後、坂路コースで追い切りを行いました。道中はジェラーニオが先行して行き、最後は馬体を並べてゴールしています。オープン馬のカルヴァリオに遅れを取らなかったように、動きはしっかりとしていて良かったですし、前走からそれほど間隔も空いていないので、心肺機能や馬体の張りは良い感じです。ウォーミングアップ時にダートでキックバックを被せてみましたが、それほど嫌がらなかったですし、この馬なりに成長が見られます。飼い葉食いや体調面にも問題はありませんし、芝の長めという今回の条件が良い方に向いてくれればと思います」(8/15近況)
助 手 11美坂良 56.3- 41.5- 26.7- 13.0 馬なり余力
草 野 14美坂良 54.6- 39.5- 25.4- 12.4 馬なり余力 カルヴァリオ(古オープン)強目に0.9秒先行同入
ポレンティア
札幌5R・メイクデビュー札幌 2歳新馬(牝馬)・芝1500mに池添Jとのコンビで出走します。※詳細別記事
ロードラウレア
8月17日(土)小倉7R・3歳未勝利・芝2000mに酒井Jで出走します。8月14日(水)良の栗東・坂路コースで1本目に55.4-39.6-25.5-12.6 馬なりに乗っています。併せ馬では馬なりの相手を0秒4追走して同時入線。追い切りの短評は「順調に乗り込む」でした。発走は13時25分です。
○小滝調教助手 「8月14日(水)は朝一番の坂路で。連戦なのを踏まえた内容です。状態は変わりなし。馬体も維持できています。ただ、どうも希望通りに出走が叶うか微妙な情勢。他の番組に切り替えるか、翌週のレースへ回るか・・・。検討が必要でしょう」
≪調教時計≫
19.08.14 助手 栗東坂良1回 55.4 39.6 25.5 12.6 馬なり余力 リアオリヴィア(3歳未勝利)馬なりを0秒4追走同入
ピボットポイント
小倉9R・英彦山特別・芝2000mに和田Jとのコンビで出走します。
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:14日に芝コースで追い切り
担当助手「14日に芝コースで追い切りました。道中の手応えは悪くないですし、脚は溜まっているはずなのですが、追ってからがもう一つギアが上がらないですね。跨った雰囲気は良いなと感じさせられるだけに、後は脚の使いどころ一つだと思います。手応えに騙されて瞬発力勝負になるとどうしても分が悪くなってしまいますから、ジョッキーには早めの競馬を心掛けてもらおうと思います。自分から止めてしまっているような感じではありませんが、闘争心と集中力を高める為に今回はブリンカーを着用させていただきます」(8/15近況)
助 手 14栗芝良 80.4- 62.7- 48.1- 34.8- 11.6 一杯に追う アドマイヤミモザ(新馬)一杯の外0.7秒先行0.2秒遅れ
グランドサッシュ
新潟11R・日本海S・芝2200mに津村Jとのコンビで出走します。
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計
武市師「14日に坂路コースで追い切りを行いました。今週は新潟競馬場までの輸送もありますし、55-40程度で終いだけサッと脚を伸ばす形で終えています。負荷を掛けるというよりは体調を整える程度でしたが、息遣いは良好ですし、最後までしっかりとした脚取りで走れていましたね。硬さは多少あるものの、帰厩時から悪くはなっていませんし、年齢を考えるとまだ良い方だと思いますよ。状態は良さそうですし、昨年も同じ舞台で掲示板は確保してくれましたから、今回も頑張って良い走りを見せてもらいたいですね。鞍上は津村明秀騎手に依頼しています」(8/15近況)
調教師 14美坂良 55.1- 39.9- 25.6- 12.5 末強目追う
ヴェルトゥアル
新潟12R・3歳上1勝クラス・ダ1200mに北村宏Jとのコンビで出走します。
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計
稲垣師「14日に坂路コースで追い切りを行いました。新潟競馬場までの輸送もありますし、単走でサッと脚を伸ばす形でしたが、まだハミの取り方に左右差があって、少し左に傾いて走る部分があるものの、それも徐々に真っ直ぐ走れるようになってきています。また、左回りのポリトラックで乗っていると、若干内に刺さる面が見られるものの、これまでの結果を振り返ると、左回りのコースの方が成績は良いですし、あまり気にしなくても良いのかもしれません。前走との比較は出来ませんが、帰厩当初に比べると身のこなしは上向き、フットワークにも弾むようなところが出て来ており、良い状態で送り出せそうです。距離については走ってみないことには何とも言えない部分がありますが、初めての条件で新味が出てくれればと期待しています」(8/14近況)
助 手 14美坂良 53.9- 39.9- 26.1- 12.6 馬なり余力
<日曜日>
ロードヴァンドール
8月18日(日)札幌11R・札幌記念(G2)・国際・芝2000mに横山武Jで出走します。8月14日(水)良の札幌・ダートコースで4ハロン54.6-39.4-12.1 9分所を一杯に追っています。追い切りの短評は「元気はいいが」でした。なお、ブリンカーを装着します。発走は15時45分です。
○昆調教師 「騎乗トレーニング再開後も問題なし。8月14日(水)の様子からも具合は良さそうです。この感じならばゴーサインを出せそう。今週の競馬へ行きたいと思います。先手を主張する馬は見当たらぬ感じ。上手く自分の形に持ち込んで運べれば・・・」
≪調教時計≫
19.08.14 横山武 札幌ダ良 54.6 39.4 12.1 一杯に追う
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今週もまだまだ慌しくしているので、デビュー予定のポレンティア以外は簡易版でサラッと触れていきたいと思います。
初勝利を目指すジェラーニオはいよいよラストチャンス。速い脚を使えない分をダートで補えればと前走は目先を替えましたが、懸念したキックバックは大丈夫だったも、小回りの福島とあって追走に手一杯。勝負どころでギブアップという感じで見せ場すら作れませんでした。そこで今回は豊富なスタミナを生かす為に芝2400mへ挑戦。追い切りの動きはマズマズで前走から条件は好転する分、前進は期待できるかと思います。ただ、気難しさを抱えている馬なのでフルゲート18頭立ては大きなマイナス。これまでのレースぶりを見ると、さすがにここで初勝利を掴む可能性は正直かなり低いと思います。
ロードラウレアは5着以内に入ればもうワンチャンスあるかもしれませんが、押せ押せのローテで小倉への輸送が待っているので、実質的にここがラストチャンスかと。前走はピリッとさせる為に馬体を絞り、レースではゲートから積極的に出していってラウレアがしたいレースは出来たと思います。今回に関しても、積極的に出していってどこまで粘り通せるか。どの馬も『是が非でも1勝を…』と仕掛けてくる分、逃げ・先行馬には展開が厳しくなるも、集中力を欠きやすい馬なので前へ行かないとダメ。これまでのレースぶりを見ると、まだ眠っている能力はあるのでラウレアがもっと本気を出してくれれば…。勝ち切るとなると正直難しいかもしれませんが、密かに1発を期待しています。
ピボットポイントは待望のブリンカー装着。1勝クラスでも通用するポテンシャルは秘めていると思うので、最後まで真面目に走ってくれれば。ただ、追い切りの動き・内容を見ると、追ってからギアが上がらないように気持ちの問題はかなり根が深そう。走ることに対して反抗するところがあるのかな? そうなると改善策として去勢手術までしないとダメかも。まあ、したところで効果が見込めるとは言い切れませんが。今回は和田Jとの初コンビ。馬を追わせることに対しては信頼度の高い騎手なのでピボットポイントを甘やかさずに叱咤激励をして動かしていって欲しいです。外から被せられるとダメだと思うのでそういう形は避けてもらって。何とか浮上のキッカケとなるレースにしてもらいたいです。
グランドサッシュは早くからここを目標にしていたので仕上がりは悪くないと思います。ただ、暑さも弱いですし長距離輸送ではどうしても馬体が減ってしまう馬。8歳で硬さも目立ってきている現状から大きな期待は賭けづらいです。まあ、それでも8頭立てというのは魅力的ですし、4年連続でこのレースに参戦しているので条件は悪くないでしょう。序盤は折り合いに専念し、末脚勝負に徹すると思うので、どこまで差し込んでくることが出来るかを見守りたいです。
ヴェルトゥアルは稲垣厩舎へ転厩後の第1戦。これまでダ1800を選んできましたが、今回はダ1200への挑戦。レースプランとすればこれまで通りの追い込みに徹する形になるのかな? 少しずつ形になっていただけにそれを崩してしまうのは勿体ないと思います。また、陣営は色々と改善に取り組んでくれているのは有難いですが、そう簡単には行かないと思います。まずは今回の走り・結果を受けて、どう対応していくかが大事になってくると思います。
ヴァンドールは期待した前走が案外な内容。もっと強気に動いて行って欲しかったのですが、余裕を持ち過ぎたのが裏目に。外から被せられる展開になってアッサリ下がってしまいました。その前走から中1週のローテで臨む今回。札幌に滞在している分、馬体減なくレースへ臨めると思います。追い切りの動きは褒められた感じではなかったも、活気は十分感じられます。ダートの脚捌きは悪くなかったと思うので、個人的にはそろそろダートに目を向けても良い頃かなとも思っています。台風の影響による馬場の渋化はマイナスですが、とにかく失速を恐れずに先手を奪っていかないと。横山武Jなら思い切って行ってくれると思うので、あとは他馬にどこまで可愛がってもらえるかでしょう。出来れば5着以内に入って欲しいですが。
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