6月30日の調教後に右前脚に腫れ・熱感を確認。3日にエコー検査を受けたところ、浅屈腱炎の診断が下る。競走馬登録を抹消することになってしまいました。★フロントライン
フロントライン(牡・小笠)父エスポワールシチー 母コールドフロント
・在厩場所:美浦トレセン
小笠師「こちらに帰厩後は体調面に問題はなかったので、早速翌日から乗り運動を開始したのですが、6月30日の調教後に右前脚に腫れ・熱感が確認されました。その後は安静にして様子を見ていましたが、週明けになっても症状に変化が見られなかったため、3日にエコー検査を行ったところ、浅屈腱炎の診断がおりました。レースに向けて進めていた矢先にこのようなことになってしまい誠に申し訳ございません」(7/3近況)
浅屈腱炎の診断がおり、未勝利戦がある内の復帰は難しく、また出走へ向けた調整の過程で再発のリスクも高いと言わざるを得ません。このような状況では、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたしました。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は乗馬となる予定です。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
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ようやく帰厩が叶い、未勝利脱出へ向けて調教を進めていた矢先、フロントラインにこのような事態が待っていたとは。まあ、元々、癖のある歩様で不安は抱いていたのですが、帰厩早々のこのタイミングで起ってしまうとは。牧場でも気になる兆候は出ていたのかな?
良いスピードを秘め、未勝利を勝てる力は備えていましたし、経験を積んでレースが上手になれば、1勝、2勝と更に積み重ねていくことも十分可能だったと思います。それだけに勿体なく残念でなりませんが、故障は付き物なので受け入れるしかありません。今後は乗馬に転じるようなので、少しでも良い余生を過ごしてもらえればと思います。うーん、お疲れ様でした。
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