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カテゴリー「(引退)ロードラウレア」の69件の投稿

2019年8月21日 (水)

前回のような走りが出来れば良いところがあるかなと見ていたも、ここまでコンスタントに使われてきた中での中1週+再度の小倉遠征はさすがに体力的・精神的に厳しかった様子。勝負どころで外から交わされてしまうと気持ちが切れてしまい、ズルズル後退して14着に終わる。これまでの戦績を踏まえてJRAの競走馬登録を抹消されることになりました。残念。★ロードラウレア

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Photo ロードラウレア(牡・角居)父ロードカナロア 母キャトルフィーユ

8月17日(土)小倉7R・3歳未勝利・芝2000mに酒井Jで出走。18頭立て10番人気で7枠13番から平均ペースの道中を3、4、2、4番手と進み、直線では中央を通って2秒3差の14着でした。馬場は良。タイム2分03秒0、上がり38秒7。馬体重は2キロ増加の446キロでした。

○小滝調教助手 「前々で積極的に運べたものの、勝負処で交わされるとフワッと。最後の直線では完全に気持ちが切れた感じで・・・とジョッキーは振り返っています。また、前回よりも硬さが出ていた・・・との話。中1週で小倉へ再輸送しての競馬は、さすがに厳しかったのかも知れません。もう現実的に未勝利戦へ使うのは難しそう。厩舎へ戻ってから今後の対応を相談する方針です」

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レース後も特に異常は認められません。3歳未勝利戦の終了が差し迫った状況を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。

○小滝調教助手 「一通り馬体をチェック。脚元を含めて大きな問題は無さそうです。協議を行なった上で登録抹消の方針が決まり、所定の手続きを済ませて近日中に退厩予定。色々と策を講じて来たものの、思うような結果が得られず・・・。申し訳ありません」

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意識的に馬体を絞ることでピリッとさせ、ゲートから出していった前走のロードラウレア。自ら展開を厳しくする中、直線で他馬に交わされてからも渋太く踏ん張っての6着。ようやくこの馬の競馬スタイルが見えた1戦だったと思います。

そこから中1週のローテで臨んだ今回。優先権のない身なので使える時に使わないと出走できない可能性が出てくるので押せ押せのローテは仕方ないと見ていて、追い切りの動きから一応のデキはキープ出来ているのかなという印象でした。ただ、今回スタートして前走のような行きっぷりの良さがなかった時点で『ああ、厳しいなあ』と呟いてしまいました。外目の3~4番手でレースを進めたラウレア。淡々としたレースだったこともあり、レースの流れには乗れていました。ただ、3角過ぎで早目に勝ち馬のルンルンクォリティに交わされてしまうとバタバタ。余力がなくなってしまい、気持ちも切れてしまった感じでした。

終わってみるとここまでコンスタントに使われてきて、暑い中での再度の小倉遠征。さすがに走れるデキではなかった様子。ラウレアはその中でも一生懸命走ってくれたと思います。ただ、この敗戦で未勝利戦へ使える可能性がほぼなくなった為、今後について協議が行われた結果、JRAへの登録を抹消されることに。陣営は色々手を尽くしてくれましたが、実力不足だったと言わざる得ません。ただ、ブリンカーを装着してレースを行って欲しかったという悔いも少し。抽選を突破し、出資が叶った頃は期待で一杯でしたが、まさか未勝利で終わってしまうとは。血統的なポテンシャルは秘めていたと思うのですが、ロード馬らしい気持ちの難しさ・弱さは画像・映像から計り知るのは難しいです。

今後は牧場関係者名義で地方でレースを続けると思いますが、少しでも良い馬生が待っていることを願っています。お疲れ様でした。

2019年8月17日 (土)

今週の出走馬(8/17-18)

<土曜日>

Photo_2 ジェラーニオ

新潟4R・3歳未勝利・芝2400mに川又Jとのコンビで出走します。

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計

調教助手「14日にダートコースで軽めのキャンターをこなした後、坂路コースで追い切りを行いました。道中はジェラーニオが先行して行き、最後は馬体を並べてゴールしています。オープン馬のカルヴァリオに遅れを取らなかったように、動きはしっかりとしていて良かったですし、前走からそれほど間隔も空いていないので、心肺機能や馬体の張りは良い感じです。ウォーミングアップ時にダートでキックバックを被せてみましたが、それほど嫌がらなかったですし、この馬なりに成長が見られます。飼い葉食いや体調面にも問題はありませんし、芝の長めという今回の条件が良い方に向いてくれればと思います」(8/15近況)

助 手 11美坂良 56.3- 41.5- 26.7- 13.0 馬なり余力
草 野 14美坂良 54.6- 39.5- 25.4- 12.4 馬なり余力 カルヴァリオ(古オープン)強目に0.9秒先行同入

Photo_2 ポレンティア

札幌5R・メイクデビュー札幌 2歳新馬(牝馬)・芝1500mに池添Jとのコンビで出走します。※詳細別記事

Photo ロードラウレア

8月17日(土)小倉7R・3歳未勝利・芝2000mに酒井Jで出走します。8月14日(水)良の栗東・坂路コースで1本目に55.4-39.6-25.5-12.6 馬なりに乗っています。併せ馬では馬なりの相手を0秒4追走して同時入線。追い切りの短評は「順調に乗り込む」でした。発走は13時25分です。

○小滝調教助手 「8月14日(水)は朝一番の坂路で。連戦なのを踏まえた内容です。状態は変わりなし。馬体も維持できています。ただ、どうも希望通りに出走が叶うか微妙な情勢。他の番組に切り替えるか、翌週のレースへ回るか・・・。検討が必要でしょう」

≪調教時計≫
19.08.14 助手 栗東坂良1回 55.4 39.6 25.5 12.6 馬なり余力 リアオリヴィア(3歳未勝利)馬なりを0秒4追走同入

Photo_2 ピボットポイント

小倉9R・英彦山特別・芝2000mに和田Jとのコンビで出走します。

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:14日に芝コースで追い切り

担当助手「14日に芝コースで追い切りました。道中の手応えは悪くないですし、脚は溜まっているはずなのですが、追ってからがもう一つギアが上がらないですね。跨った雰囲気は良いなと感じさせられるだけに、後は脚の使いどころ一つだと思います。手応えに騙されて瞬発力勝負になるとどうしても分が悪くなってしまいますから、ジョッキーには早めの競馬を心掛けてもらおうと思います。自分から止めてしまっているような感じではありませんが、闘争心と集中力を高める為に今回はブリンカーを着用させていただきます」(8/15近況)

助 手 14栗芝良 80.4- 62.7- 48.1- 34.8- 11.6 一杯に追う アドマイヤミモザ(新馬)一杯の外0.7秒先行0.2秒遅れ

Photo_2 グランドサッシュ

新潟11R・日本海S・芝2200mに津村Jとのコンビで出走します。

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計

武市師「14日に坂路コースで追い切りを行いました。今週は新潟競馬場までの輸送もありますし、55-40程度で終いだけサッと脚を伸ばす形で終えています。負荷を掛けるというよりは体調を整える程度でしたが、息遣いは良好ですし、最後までしっかりとした脚取りで走れていましたね。硬さは多少あるものの、帰厩時から悪くはなっていませんし、年齢を考えるとまだ良い方だと思いますよ。状態は良さそうですし、昨年も同じ舞台で掲示板は確保してくれましたから、今回も頑張って良い走りを見せてもらいたいですね。鞍上は津村明秀騎手に依頼しています」(8/15近況)

調教師 14美坂良 55.1- 39.9- 25.6- 12.5 末強目追う

Photo_2 ヴェルトゥアル

新潟12R・3歳上1勝クラス・ダ1200mに北村宏Jとのコンビで出走します。

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:14日に坂路コースで時計

稲垣師「14日に坂路コースで追い切りを行いました。新潟競馬場までの輸送もありますし、単走でサッと脚を伸ばす形でしたが、まだハミの取り方に左右差があって、少し左に傾いて走る部分があるものの、それも徐々に真っ直ぐ走れるようになってきています。また、左回りのポリトラックで乗っていると、若干内に刺さる面が見られるものの、これまでの結果を振り返ると、左回りのコースの方が成績は良いですし、あまり気にしなくても良いのかもしれません。前走との比較は出来ませんが、帰厩当初に比べると身のこなしは上向き、フットワークにも弾むようなところが出て来ており、良い状態で送り出せそうです。距離については走ってみないことには何とも言えない部分がありますが、初めての条件で新味が出てくれればと期待しています」(8/14近況)

助 手 14美坂良 53.9- 39.9- 26.1- 12.6 馬なり余力

<日曜日>

Photo ロードヴァンドール

8月18日(日)札幌11R・札幌記念(G2)・国際・芝2000mに横山武Jで出走します。8月14日(水)良の札幌・ダートコースで4ハロン54.6-39.4-12.1 9分所を一杯に追っています。追い切りの短評は「元気はいいが」でした。なお、ブリンカーを装着します。発走は15時45分です。

○昆調教師 「騎乗トレーニング再開後も問題なし。8月14日(水)の様子からも具合は良さそうです。この感じならばゴーサインを出せそう。今週の競馬へ行きたいと思います。先手を主張する馬は見当たらぬ感じ。上手く自分の形に持ち込んで運べれば・・・」

≪調教時計≫
19.08.14 横山武 札幌ダ良 54.6 39.4 12.1 一杯に追う

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今週もまだまだ慌しくしているので、デビュー予定のポレンティア以外は簡易版でサラッと触れていきたいと思います。

初勝利を目指すジェラーニオはいよいよラストチャンス。速い脚を使えない分をダートで補えればと前走は目先を替えましたが、懸念したキックバックは大丈夫だったも、小回りの福島とあって追走に手一杯。勝負どころでギブアップという感じで見せ場すら作れませんでした。そこで今回は豊富なスタミナを生かす為に芝2400mへ挑戦。追い切りの動きはマズマズで前走から条件は好転する分、前進は期待できるかと思います。ただ、気難しさを抱えている馬なのでフルゲート18頭立ては大きなマイナス。これまでのレースぶりを見ると、さすがにここで初勝利を掴む可能性は正直かなり低いと思います。

ロードラウレアは5着以内に入ればもうワンチャンスあるかもしれませんが、押せ押せのローテで小倉への輸送が待っているので、実質的にここがラストチャンスかと。前走はピリッとさせる為に馬体を絞り、レースではゲートから積極的に出していってラウレアがしたいレースは出来たと思います。今回に関しても、積極的に出していってどこまで粘り通せるか。どの馬も『是が非でも1勝を…』と仕掛けてくる分、逃げ・先行馬には展開が厳しくなるも、集中力を欠きやすい馬なので前へ行かないとダメ。これまでのレースぶりを見ると、まだ眠っている能力はあるのでラウレアがもっと本気を出してくれれば…。勝ち切るとなると正直難しいかもしれませんが、密かに1発を期待しています。

ピボットポイントは待望のブリンカー装着。1勝クラスでも通用するポテンシャルは秘めていると思うので、最後まで真面目に走ってくれれば。ただ、追い切りの動き・内容を見ると、追ってからギアが上がらないように気持ちの問題はかなり根が深そう。走ることに対して反抗するところがあるのかな? そうなると改善策として去勢手術までしないとダメかも。まあ、したところで効果が見込めるとは言い切れませんが。今回は和田Jとの初コンビ。馬を追わせることに対しては信頼度の高い騎手なのでピボットポイントを甘やかさずに叱咤激励をして動かしていって欲しいです。外から被せられるとダメだと思うのでそういう形は避けてもらって。何とか浮上のキッカケとなるレースにしてもらいたいです。

グランドサッシュは早くからここを目標にしていたので仕上がりは悪くないと思います。ただ、暑さも弱いですし長距離輸送ではどうしても馬体が減ってしまう馬。8歳で硬さも目立ってきている現状から大きな期待は賭けづらいです。まあ、それでも8頭立てというのは魅力的ですし、4年連続でこのレースに参戦しているので条件は悪くないでしょう。序盤は折り合いに専念し、末脚勝負に徹すると思うので、どこまで差し込んでくることが出来るかを見守りたいです。

ヴェルトゥアルは稲垣厩舎へ転厩後の第1戦。これまでダ1800を選んできましたが、今回はダ1200への挑戦。レースプランとすればこれまで通りの追い込みに徹する形になるのかな? 少しずつ形になっていただけにそれを崩してしまうのは勿体ないと思います。また、陣営は色々と改善に取り組んでくれているのは有難いですが、そう簡単には行かないと思います。まずは今回の走り・結果を受けて、どう対応していくかが大事になってくると思います。

ヴァンドールは期待した前走が案外な内容。もっと強気に動いて行って欲しかったのですが、余裕を持ち過ぎたのが裏目に。外から被せられる展開になってアッサリ下がってしまいました。その前走から中1週のローテで臨む今回。札幌に滞在している分、馬体減なくレースへ臨めると思います。追い切りの動きは褒められた感じではなかったも、活気は十分感じられます。ダートの脚捌きは悪くなかったと思うので、個人的にはそろそろダートに目を向けても良い頃かなとも思っています。台風の影響による馬場の渋化はマイナスですが、とにかく失速を恐れずに先手を奪っていかないと。横山武Jなら思い切って行ってくれると思うので、あとは他馬にどこまで可愛がってもらえるかでしょう。出来れば5着以内に入って欲しいですが。

2019年8月 9日 (金)

【ロード】先週のレース結果(8/3-4)

Photo_6 ロードヴァンドール

8月3日(土)札幌11R・札幌日経オープン(L)・国際・芝2600mに横山典弘騎手57kgで出走。10頭立て2番人気で8枠9番からスローペースの道中を2、2、5、9番手と進み、直線では中央を通って1秒3差の9着でした。馬場は良。タイム2分42秒0、上がり36秒6。馬体重は4キロ減少の494キロでした。

○昆調教師 「前半の流れが遅く、途中で捲られるかな・・・と。思っていた以上に早く交わされ、馬自身が戸惑った感じですね。この組み合わせならば、普通に走れば勝ち負け。ただ、人気を集めるとマークも厳しくて・・・。今回は展開が全て。力を出し切れていないでしょう。レース後の様子を確認してから新たなプランを検討する方針」

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【次走へのメモ】

舌を括る。今日は無理せず2番手から。ただ、向正面でマクられると、まったく抵抗できずに後退してしまう。速めのペースで、飛ばし気味に行く方がいいのだろう(競馬ブックより)

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○昆調教師 「強いメンバーこそ集まるものの、どうやら札幌記念(G2)は少頭数。再び跨ってからの状態次第ながら、次走の候補に加えたいと思います。ただ、ここはジョッキーの都合が付かず・・・。参戦の場合は新たに横山武史騎手を鞍上に迎える予定です」

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Photo_6 ロードラウレア

8月4日(日)小倉7R・3歳未勝利・芝2000mに酒井学Jで出走。13頭立て9番人気で8枠13番からハイペースの道中を2、2、2、2番手と進み、直線では最内を通って0秒7差の6着でした。馬場は良。タイム2分01秒9、上がり37秒8。馬体重は16キロ減少の444キロでした。

○角居調教師 「併せ馬のような形ならば相応に集中力を保てる一方、同じリズムで走るとフワッと気持ちが抜ける場面も。肩ムチを入れながらの道中でした。序盤で余力を残した分、最後に踏ん張れた感じ。これだけ駆けて見せ場を作れただけに・・・。このぐらいの数字で良いのかも知れません。大きな問題が無ければ続戦の予定」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、8月17日(土)小倉・3歳未勝利・芝2000mに酒井学騎手で予定しています。

○酒井調教助手 「本来ならば適度な間隔で行きたいものの、未勝利戦の終盤は頭数も増えるでしょう。使えずに終わってしまうのは避けないと。次週からスタンバイしようと思います。2000mが本線。あとは状況次第で柔軟に対応するのが良いかも知れません」

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Photo_6 シグナライズ

8月4日(日)小倉10R・RKB賞・混合・芝1200mに幸Jで出走。11頭立て5番人気で8枠11番からハイペースの道中を9、7、6番手と進み、直線では内を通って0秒3差の2着でした。馬場は良。タイム1分08秒1、上がり34秒4。馬体重は6キロ増加の486キロでした。

○西浦調教師 「もう一押し。惜しい競馬でした。それでも1200m戦で4、2着。目途は立ったかも知れません。馬込みも問題なくて乗り易かった・・・とジョッキーも話していたように、コースを含めて選択肢も広がった感じ。ひとまずトレセンへ戻してダメージ等を確認し、その上で新たなプランを検討したいと思います」

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【次走へのメモ】

発馬を決めたが徐々に置かれて後方3番手。内に入れて、力むのをなだめて追走。コーナーで距離を稼ぎ、直線はトウカイレーヌの内をすり抜けて追い込み2着へ。1200mで安定してきた。(B誌)

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、8月25日(日)小倉・別府特別・混合・芝1200mに予定しています。

○西浦調教師 「前回のレース後よりもスムーズに回復が図れている印象。脚元等も大丈夫ですね。この様子ならば続戦で行けそう。中2週で同条件が組まれており、ここを目指したいと思います。ただ、どうも幸騎手は不在。改めてパートナーを探しましょう」

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ヴァンドールはこれまで札幌競馬だとガクンと馬体重を減らしていましたが、マイナス4キロなら問題なし。パドックの雰囲気も適度な活気で心配した状態面は問題なかったと思います。レースに関しても、予定通りの2番手追走だったと思いますが、ヴァントシルムが早目に捲ってきたのが誤算。そこで抵抗してハナへ行く勢いが欲しかったのですが、動かなかったことで外から被せられ、馬群に揉まれる形に。鞍上もちょっと余裕を持って構え過ぎていたような気も…。こうなってしまうと根性の足りないヴァンドールはズルズル後退するばかり。脆さがモロに出てしまいました。レース後は札幌競馬場に滞在していることあり、来週の札幌記念へ向かうことが有力に。力を出す前に敗れただけに疲れはそれほどない筈。失速を恐れない強気な競馬でこそ身体能力の高さが生きるヴァンドール。持ち味をしっかり生かすようにお願いします。

ラウレアは9着以下ならアウトでしたが、何とか6着で次走に僅かな期待を残すことが出来ました。馬体重は大きく減ってしまいましたが、これぐらいの姿でピリッとさせた方が良さそう。レースに関しても、スタートから積極的に押していって2番手で競馬が出来たのも○。ただ、今回はもう1頭行きたい馬がいたため、差し・追い込み馬に有利な展開になってしまいました。まあ、それでも交わされてからも渋太かったですし、ようやくラウレアに合う競馬は出来たと言えるでしょう。優先権がないので狙ったところに使えず、強行軍の競馬になるので状態の維持が難しいでしょうが、今回の経験を糧に次走では更に良い走りを見せて欲しいです。そして結果を出して欲しいです。

シグナライズは軽い芝+小回りの小倉で結果が出せればスプリント適性は本物と見ていましたが、それに応える形で前走4着から2着へと前進。大外枠で壁が作り辛い中、幸Jは冷静な判断で内へ入れて我慢させてくれたと思います。そしてシグナライズも馬群で揉まれてもへこたれることなく追走してくれました。直線を向いて若干追い出しを待たされる場面はありましたが、進路が出来てからはジワジワと加速。1分7秒台で走り切るのは難しいかもしれませんが、これぐらいの時計はなら対応できるところは示してくれたと思います。今後は中2週のローテで再度の小倉・芝1200mへ。開催が進んで馬場が傷んでくることは歓迎なので、内目の枠を引き当てれば次走は勝つチャンスが出てくるかと思います。

2019年8月 4日 (日)

進退が決まってくる土壇場の戦い。強行軍で幾らかデキ落ちを匂わすも、とにかく今回は積極的に出していってどこまで粘り通せるか。悔いは残して欲しくありません。★ロードラウレア

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Photo ロードラウレア(牡・角居)父ロードカナロア 母キャトルフィーユ

8月4日(日)小倉7R・3歳未勝利・芝2000mに酒井学Jで出走します。7月31日(水)良の栗東・坂路コースで1本目に55.1-39.7-25.4-12.6 一杯に追っています。併せ馬では馬なりの相手に0秒6先行して0秒3遅れ。追い切りの短評は「追われて案外」でした。発走は13時25分です。

○辻野調教助手 「7月31日(水)は終い重点。調子落ちが認められぬ反面、大きく変わったかと言うと・・・。まだピリッとした面に欠ける印象ですね。2度目の騎乗でジョッキーは特徴を掴んでいるはず。後が無い状況も踏まえ、前々で積極的に運べれば・・・」

≪調教時計≫
19.07.31 助手 栗東坂良1回 55.1 39.7 25.4 12.6 一杯に追う エルモンストロ(古馬2勝)馬なりに0秒6先行0秒3遅れ

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第2回小倉4日目(08月04日)
7R 3歳未勝利
芝2000メートル 指定 馬齢 発走13:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 アスターブリザード 牡3 56 高田潤
2 2 アルベニス 牡3 56 岩崎翼
3 3 キタサンブラウン 牡3 56 高倉稜
3 4 ヤマカツマッハ 牡3 56 松山弘平
4 5 ダノングレーター 牡3 56 松若風馬
4 6 ルンルンクオリティ 牝3 54 田中健
5 7 アドマイヤジョイ 牝3 54 和田竜二
5 8 トーホウロドリゲス 牡3 56 浜中俊
6 9 マレシャル 牡3 56 幸英明
6 10 エイシンホルス 牡3 53 亀田温心
7 11 スマートエルピス 牡3 53 岩田望来
7 12 ルデュック 牡3 56 藤井勘一郎
8 13 ロードラウレア 牡3 56 酒井学
8 14 ダンツベスト 牡3 53 服部寿希

○辻野助手 「まだレースに気持ちが向いていませんし、体つきは良くなってきました。流れに乗って運べれば、今少しはと思います」(競馬ブックより)

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近2走で9着→12着と敗れ、今回9着以下の成績なら出走停止が待っているロードラウレア。また、今開催で3歳未勝利が終わるので、5着以内に入らないとほぼほぼ今回が最終戦になってくるかと思います。デビューは遅れてしまいましたが、デビュー戦で1番人気に支持されたようにポテンシャルを秘めていると思うのですが、メドの立たない現状からレースを重ねるごとに人気を落としていっています。

前走はゲート出がそれほど良くなく、後方12番手からの競馬を強いられましたが、レースは前有利のSペース。どこかのタイミングで動いてくれるかなと見ていたのですが、最後まで動くことなく末脚勝負へ。この馬なりにジリジリと脚は使っていますが、道中前目のポジションにいた馬も同じような脚を使っているので伸びは目立たずじまい。最後はなだれ込むように12着に終わりました。

その前走から中2週で臨む今回。その前が中1週で使っているので計5週での3戦目。ここ2走も良い結果は得られなかったも、直前の追い切りは上々の動きを見せていましたが、今回は併せ馬で先行するも、追ってからが一息で先着を許す結果に。ビシッとやれたのは良かったのですが、精神的に辛くなってきているのでしょう。さすがに状態面での上積みは求められません。

ロードラウレアは集中力の維持に課題が残りますし、追って味があるタイプではありません。活路を見い出すのなら母キャトルフィーユのように逃げ・先行の競馬に持ち込み、スピードの持続力を生かす形でしょうが、現状は前向きさが足りず&ゲートからのダッシュが一息なのでそういう形に持ち込めず。ただ、今回は土壇場の1戦。出鞭を入れても前目に付けるという気迫が必要でしょうし、中団以降の競馬になった際は向正面あたりでポジションを押し上げていってもらわないといけません。待っていても勝利は掴めないので、失速を恐れずことなく立ち向かっていって欲しいです。個人的には最後の切り札という感じでブリンカーを使って欲しかったのですが、それは叶わず。悔いを残して欲しくなかっただけにちょっと残念に思っています。

2019年7月30日 (火)

ロードなお馬さん(牡馬・厩舎調整組)

Photo_6 ロードラウレア

7月24日(水)重の栗東・坂路コースで1本目に53.8-38.9-25.2-12.5 馬なりに乗っています。併せ馬では馬なりの相手と同時入線。短評は「坂路コースで入念」でした。8月4日(日)小倉・3歳未勝利・芝2000mに酒井学騎手で予定しています。

○辻野調教助手 「軽く時計を出したものの、7月24日(水)はサッと。使って来ているのに加え、レースも来週ですからね。普段の調教では行きっぷりが良化。あとは実戦で集中力を増せば・・・。酒井学騎手とコンビ継続の予定。次走の策を話し合っています」

≪調教時計≫
19.07.24 助手 栗東坂重1回 53.8 38.9 25.2 12.5 馬なり余力 リアオリヴィア(3歳未勝利)馬なりと同入

Photo_6 ロードユリシス

7月24日(水)重の栗東・坂路コースで2本目に55.0-39.9-25.8-12.5 叩き一杯になっています。併せ馬では一杯の相手を0秒2追走して0秒1遅れ。短評は「坂路コースで入念」でした。体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○高野調教師 「7月24日(水)はパートナーに幾らか遅れての入線。でも、この馬自身もラップを含めて悪くなかったと思います。ただ、現状では強い扶助が必要。もう少し自分から進んで行く面が出るとベターですね。今朝の一追いで変化が見られれば・・・」

≪調教時計≫
19.07.24 助手 栗東坂重2回 55.0 39.9 25.8 12.5 叩き一杯 タナロア(3歳未勝利)一杯を0秒2追走0秒1遅れ

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ラウレアは日曜小倉の芝2000mを予定。今回で一息入ってから3戦目となりますが、追い切り時計を見る限り元気一杯。動きに関しても徐々に良くなっているのは確かです。ただ、気性面で幼く、集中力が維持できないのがネック。ここ2走はチークピーシズを着けていましたが、やはり次走ではブリンカーに頼るしか手はないと思います。

ユリシスはビシビシやれていることは○。ただ、時計や動きはまだまだ平凡な感じ。脚力は秘めていると思うので、追い切りを重ねて素軽さと前向きがグッと出てきて欲しいです。良い意味でピリッとしてきてくれれば変わってくると思うのですが…。

2019年7月19日 (金)

スタートで煽って後方からの競馬になってしまったのが全て。道中、ポジションを巻き返しに行くことが出来ずにSペースの流れで外々を回らされることに。直線で一瞬脚を使うところはあったも伸び切れずに12着に敗れる。★ロードラウレア

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Photo ロードラウレア(牡・角居)父ロードカナロア 母キャトルフィーユ

7月13日(土)中京7R・3歳未勝利・混合・芝2200mに酒井学Jで出走。17頭立て12番人気で7枠14番からスローペースの道中を12、12、11、13番手と進み、直線では外を通って0秒8差の12着でした。スタートで煽って1馬身の不利を受けました。馬場は稍重。タイム2分20秒0、上がり34秒3。馬体重は4キロ減少の460キロでした。

○辻野調教助手 「道中はフワフワしたり、他馬の動きに反応したり・・・。もっと動けそうな気配の割に、どうも気持ちが散漫で・・・と乗り役は談話を残しています。また、非常にスローな流れ。最後はジリジリと来ているものの、先行グループも止まりませんでした。残念。ひとまず厩舎へ戻ってダメージ等を確認し、その上で今後のプランを相談しましょう」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、8月4日(日)小倉・3歳未勝利・芝2000mに予定しています。

○辻野調教助手 「見た目には特に変わらぬ様子。このまま在厩で調整を続けたいと思います。5着以内を得られなかったとは言え、牝馬限定戦を含めれば芝の中距離戦が3鞍。中2週の小倉に組まれる2000mを目標に、ジョッキーの選定も進めておきましょう」

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チークピーシズを着用してレース内容に良化が見られた前走。そしてこの中間も追い切りでは良い動きを見せていたロードラウレア。1ハロン距離が延びるのはちょっと心配していましたが、前走でキッカケを掴んだと思い、今回は更なる前進を目論んでいたのですが…。

パドックでは落ち着きを保ち、雰囲気は良かったと思うのですが、今回まず痛かったのがスタートで煽って行き脚が付かなかったこと。外枠を引き当てたのでポジションの挽回がしやすいと思ったのですが、動けずじまい。1角を回る時は3番手くらいを想定していたのに後ろから数えた方が早い12番手で追加するとは想定外。見た目に流れも遅かったので向正面で挽回していって欲しかったのですが、それも出来ず。『消極的な競馬だなあ』と呆れるほどでしたが、フワフワしたり、他馬の動きに過敏に反応してしまったりとレースでの集中力を欠いていたようです。

終わってみればSペースの流れを外々を回されることになったラウレアは直線で一瞬伸びてくるところはあっても、先行馬も脚が残っているのでその差はなかなか詰まらず。そして最後は力尽きてしまって12着に敗れてしまいました。

レース後のラウレアですが、相応の疲れはあるようですが、クタッとした素振りはなし。今回も優先権を確保することは出来ませんでしたが、中2週のローテで来月4日の小倉・芝2000mを目指すことが早速決まりました。スーパー未勝利がなくなり、夏競馬で3歳未勝利馬の進退が決まっていきますが、それぞれの競馬場で週7鞍・3歳未勝利戦が組まれているので、おそらく出走は叶うことでしょう。ただ、9着→12着と来ているので次走で9着以下の成績なら2ヶ月の出走停止を食らうのでその時点でアウト。8着以内ならもうワンチャンスあるかもしれませんが、次走が最後の大勝負になってきます。チークピーシズ着用で幾らかレース内容に良化が見られましたが、まだまだ集中し切れていないところから、次走ではやはりブリンカーを装着するしかないと思います。そしてポジション取りも積極的に動いていかないとダメ。失速を恐れることなく貪欲に次走こそ勝利を掴みに行って欲しいです。

2019年7月13日 (土)

チークピーシズ着用で内容が良くなった前走から中1週。引き続き追い切りでは上々の動きを見せ元気一杯。1ハロン延長はやや微妙も、道中で動きやすい外目の枠を引き当て、前走から更なる前進を見せて欲しい。☆ロードラウレア

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Photo ロードラウレア(牡・角居)父ロードカナロア 母キャトルフィーユ

7月13日(土)中京7R・3歳未勝利・混合・芝2200mに酒井学Jで出走します。7月9日(火)良の栗東・坂路コースで1本目に62.4-45.3-29.1-14.2 馬なりに乗っています。追い切りの短評は「坂路コースで入念」でした。また、7月10日(水)良の栗東・坂路コースで1本目に56.5-41.3-25.9-12.3 強目に追っています。併せ馬では強目の相手を0秒4追走して0秒2先着。追い切りの短評は「気合乗り上々」でした。発走は13時25分です。

○辻野調教助手 「目一杯に走っていないのか、疲れは無さそうな印象です。中1週だけに7月10日(水)はサッと。合図には反応を示す反面、その後にフワッとして・・・と鞍上は述べていました。やはり集中力が課題に。今回もチークピーシズを着けましょう」

≪調教時計≫
19.07.09 助手 栗東坂良1回 62.4 45.3 29.1 14.2 馬なり余力
19.07.10 酒井学 栗東坂良1回 56.5 41.3 25.9 12.3 強目に追う バリオラージュ(古馬1勝)強目を0秒4追走0秒2先着

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第3回中京5日目(07月13日)
7R 3歳未勝利
芝2200メートル 指定 混合 馬齢 発走13:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ゴースト せ3 56 鮫島克駿
1 2 アスターブリザード 牡3 56 高田潤
2 3 エイシンフォーラン 牡3 56 幸英明
2 4 ヤマカツマッハ 牡3 56 松山弘平
3 5 ダノングレーター 牡3 56 松若風馬
3 6 シャドウアロング 牡3 56 福永祐一
4 7 ルデュック 牡3 56 藤井勘一郎
4 8 ディオーネプリンス 牡3 54 西村淳也
5 9 オルディーインラヴ 牡3 55 川又賢治
5 10 スペシャルワン 牡3 56 太宰啓介
6 11 アルベニス 牡3 56 岩崎翼
6 12 ケルンキングダム せ3 53 岩田望来
7 13 セラールネイジュ 牝3 54 小牧太
7 14 ロードラウレア 牡3 56 酒井学
8 15 ボンベール 牡3 56 浜中俊
8 16 アテンポラル 牡3 56 和田竜二
8 17 サンマルフラッシュ 牡3 55 森裕太朗

○辻野助手 「気持ちの途切れやすいタイプ。最後まで集中して走れば、もっとやれそうです」(競馬ブックより)

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前々走の8着から前走では1つ着順を落とす9着に終わったロードラウレアですが、母同様にチークピーシズを着用してレースへ臨み、内容はこれまでとは一変に近い走りを披露。勝ち馬とはコンマ5秒差まで食らい付いてくれましたし、まだ油断をすると自分から走るのを止めようとしていたようなので、最後まで集中して走ってくれれば差は詰まることは十分可能だと思います。

今回はその前走から中1週のローテ。間隔が詰まっているので追い切りは上がり重点でサッとやった感じですが、追走して先着と前走同様に動きは良好。鞍上の指示にスッと反応できたのは好印象も、抜け出すとフワッとしてしまうのが悩ましいところ。本当はブリンカーを装着した方がベターだと思いますが、もう1戦できる感じなのでそれまで温存なのかなと思います。

距離が1ハロン延びることに関しては不安はありますが、前向きさが足りない分、折り合いを欠くような心配のないラウレア。何とか辛抱してくれると信じています。また、前走は内枠で道中窮屈なところがあったので、今回は道中で動きやすい外目の枠を希望していましたが、7枠14番なら上々。今回はスタートしてすぐに坂ではないので、もう少し楽に前目のポジションを取れるかもしれません。隣のボンベールがレースを引っ張ると思うので、それを目標に追走してもらえればと思います。ただ、相手関係を見渡すと、前走より今回の方が揃った印象。それが結果にどう繋がってしまうかですね。

芝の中距離は出走するのにそれほど渋滞していないようなので、今回がダメでも終戦ということはないのかなと思いますが、前走で少し浮上の兆し・キッカケを掴んだと思うので、それを無駄にすることなく再度前進できる内容・結果を期待しています。

2019年7月 4日 (木)

前走から1つ着順を落とすことになるも、チークピーシズの着用効果で直線で脚を使うところもありましたし、勝ち馬からコンマ5秒差とこれまでで1番内容の濃いレース。この経験を次走に繋げて欲しい。★ロードラウレア

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Photo ロードラウレア(牡・角居)父ロードカナロア 母キャトルフィーユ

6月30日(日)中京4R・3歳未勝利・混合・芝2000mに松若Jで出走。18頭立て12番人気で1枠2番からスローペースの道中を9、9、8、9番手と進み、直線では最内を通って0秒5差の9着でした。馬場は重。タイム2分04秒0、上がり36秒0。馬体重は4キロ増加の464キロでした。

○角居調教師 「ステッキを入れても脚を使えたのは一瞬だけで・・・と言うのがジョッキーの談話。最後は自分で走るのを止めている感じ・・・と感想を述べていました。切れるタイプの馬に交わされなかった反面、気持ちが途切れると失速するのも早いので・・・。渋った馬場が良かったか否かは何とも言えませんね。大きな問題が無ければ続戦の予定」

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、7月13日(土)中京・3歳未勝利・混合・芝2200mに予定しています。

○辻野調教助手 「着順こそ優れぬとは言え、レースぶり自体は良化。ただ、馬具に関しては改めて検討が必要かな・・・と思います。ここ数年の傾向を確認。中距離ならば間隔を空けずに使えそうな感じだけに、来週の2200m戦から送れるように準備しましょう」

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母同様にチークピーシズを着用してレースへ臨んだロードラウレア。パドックでは気合一息も、良く言えば落ち着き十分。やや急仕上げかなと見ていましたが、この厩舎らしくきっちり仕上がっていたと思います。

1枠2番と絶好枠を引き当てたので、松若Jとのコンビで積極策を期待したのですが、中京の芝2000mはスタート直後に坂があるコース。トモの緩さが残るラウレアは五分のスタートを切っても、その後の行き脚がもう1歩で前には行き切れず。中団からの競馬になってしまいました。道中の折り合い等は問題なかったと思いますが、開幕週とこの枠なので内に拘ったのがちょっと裏目に。気持ちの強い馬ではないのでスムーズに外目に持ち出してノビノビ走らせてあげたかったです。

まあ、それでも最後の直線は馬場の内目からじわじわ脚を伸ばしてきたラウレア。勢いがある内に馬群を捌ければ結果は違ったのだと思いますが、進路をなかなか見い出せなかったのと狭いところに馬が躊躇したところもあったのかな? ラウレアとすれば一生懸命頑張ってくれたのですが、最後は失速気味で9着に敗れてしまいました。それでも勝ち馬とはコンマ5秒差。前走から着順を1つ落としましたが、ここ3走とはかなり違う、内容の濃いレースだったと思います。この経験は次に必ずや生きてくると思います。

レース後のラウレアですが、相応の疲れはあるでしょうが、放牧明けだったこともあってクタッとした感じはなし。優先権を確保出来ませんでしたが、中距離ならばそれほど節を必要としないようなので、早速来週の芝2200mをスタンバイ。あと、どれくらい使えるかはハッキリしませんが、1勝を目指して何とか前進していって欲しいです。今回のレースでチークピーシズは一応の効果はありましたが、まだ最後に止めている感じがあったようですから、更なる前進を求めて、次走はブリンカー装着でお願いします。そして次走では真ん中からやや外目の枠を引き当てて、レースをしたいところです。

2019年6月30日 (日)

前走後のリフレッシュ期間に頓挫が続き、鍛え上げることが出来なかったのが正直痛い。ガラッと良くなってきた感じはないので今回も苦戦濃厚でしょうが、追い切りで好印象を与えたチークピーシズ着用の効果が実戦でどこまで見られるか。絶好枠を生かした積極策を期待。★ロードラウレア

Photo ロードラウレア(牡・角居)父ロードカナロア 母キャトルフィーユ

6月30日(日)中京4R・3歳未勝利・混合・芝2000mに松若Jで出走します。6月25日(火)良の栗東・坂路コースで1本目に63.9-46.2-29.0-13.9 馬なりに乗っています。また、6月26日(水)良の栗東・Cウッドチップコースで6ハロン87.8-70.1-53.8-38.9-11.4 7分所を一杯に追っています。併せ馬では一杯の相手の内を0秒7追走して同時入線。追い切りの短評は「絶好の動き見せる」でした。発走は11時35分です。

○辻野調教助手 「これまでのレースぶりを踏まえて6月26日(水)にチークピーシズを試用。反応が見られただけに、実戦でも装着予定です。態勢は整った印象ながら、現状は幾らかワンペース。馬具の効果にも期待を寄せて、少しでも前進を果たせれば・・・」

≪調教時計≫
19.06.25 助手 栗東坂良1回 63.9 46.2 29.0 13.9 馬なり余力
19.06.26 助手 栗CW良 87.8 70.1 53.8 38.9 11.4 一杯追鋭く タニノフランケル(古馬オープン)一杯の内0秒7追走3F併同入

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第3回中京2日目(06月30日)
4R 3歳未勝利
芝2000メートル 指定 混合 馬齢 発走11:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ラインエミネント 牡3 56 森一馬
1 2 ロードラウレア 牡3 56 松若風馬
2 3 スペシャルワン 牡3 56 太宰啓介
2 4 エイカイボルト 牡3 56 福永祐一
3 5 サトノナレッジ 牡3 53 斎藤新
3 6 マイネルリャードフ 牡3 56 酒井学
4 7 アナザードリーム 牡3 56 川須栄彦
4 8 メイショウテッペキ 牡3 56 藤井勘一郎
5 9 メルテール 牝3 54 高倉稜
5 10 レサラダアスール 牝3 54 城戸義政
6 11 ダンツベスト 牡3 55 森裕太朗
6 12 マハーラーニー 牝3 54 川田将雅
7 13 ファーマトパーズ 牝3 53 川又賢治
7 14 オレンジオレンジ 牝3 54 藤懸貴志
7 15 サンマルジュエル 牝3 54 畑端省吾
8 16 メリーバローズ 牝3 54 和田竜二
8 17 ノーブルメイア 牡3 54 西村淳也
8 18 プレイリードリーム 牡3 56 幸英明

○辻野助手 「距離延長でレースは進めやすいとは思うけど、まだ心身共に幼く、走りもワンペース。稽古から着用したチークピーシズの効果で、前向きさがレースでも出れば」(競馬エイトより)

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3月のデビューからコンスタントに3戦使われたロードラウレアですが、キックバックを極度に嫌がったり、体力不足が露呈したり、自分から走ろうとする意欲に欠けたりと心身の幼さを露呈し続けてきました。血統馬として期待されてきたと思うのですが、ラウレアの良さが全く見られないのが悩ましいところ。良家の坊ちゃんとして甘やかされてきたんでしょうねえ。

前走後は千葉・ケイアイファームで立て直しを図ってきましたが、右前球節の腫れ・浮腫みで最初からペースダウン。治療を重ねて不安が解消されてきたかと思ったら、今度は調教中に暴れて跳ねた時に左前脚を捻挫。骨折等の症状には至らなかったも、頓挫が続いたことで今回の放牧期間で鍛え上げることが出来なかったのが悔やまれます。

今月6日に栗東へ戻ってきたラウレアは中京開催の開幕週の照準を合わせた調整。予定どおり使うことが出来るのは良かったですが、先週までの追い切り・調整を見ると正直ガラッと変わってきた感じはなし。ただ、最終追いは来週の七夕賞への出走を予定しているタニノフランケルに懸命に食い下がる動きを披露。母親も実戦で着用していましたが、チークピーシズを着用したことでキラッと光るモノを見せてくれました。前向きさ・集中力が足りない課題を大いに補って欲しいです。また、今回は松若Jとの初コンビ。この騎手起用は前々で競馬を進めて欲しいという陣営の意図が感じられます。それを叶えるには1枠2番と絶好の枠番を引き当てただけに何とかスタートを五分に切って、ハナを奪うくらいの積極性を期待しています。そして道中は気を抜かさないように乗ってもらいたいです。道悪競馬は正直マイナスでしょうが、17頭のライバルも同じ条件で走るのでそれは言い訳にしたくありません。

今回掲示板を外してしまうと、おそらくロードお得意の早い段階で地方へ移籍してJRAへの再登録を目指すことになりそう。この血統なので、ロードノエルやロードルーツのようにアッサリ登録抹消にはならないとは思いますが、負け方が酷い場合は可能性はゼロではないでしょう。一息入った後なのにいきなりの正念場を迎えますが、何とか5着以内に粘り通して、次走に未勝利突破の可能性を繋いでもらいたいです。

2019年6月24日 (月)

ロードなお馬さん(3歳牡馬)

Photo_6 ロードラウレア

6月18日(火)良の栗東・坂路コースで1本目に61.0-44.5-29.6-15.1 馬なりに乗っています。短評は「坂路コースで入念」でした。また、6月19日(水)良の栗東・坂路コースで1本目に53.7-38.6-25.0-12.7 馬なりに乗っています。併せ馬では馬なりの相手を0秒8追走して同時入線。短評は「坂路コースで入念」でした。6月30日(日)中京・3歳未勝利・混合・芝2000mに松若騎手で予定しています。

○辻野調教助手 「6月19日(水)は坂路で。気を抜かせぬようにラストで軽く促しています。今朝の様子ならば大丈夫かな・・・と。次週へ向けて仕上げを進める方針です。まだ身体つきに幼さが残っている現状。そのあたりが少しずつ解消すれば・・・でしょう」

≪調教時計≫
19.06.18 助手 栗東坂良1回 61.0 44.5 29.6 15.1 馬なり余力
19.06.19 助手 栗東坂良1回 53.7 38.6 25.0 12.7 馬なり余力 アメジストヴェイグ(3歳未勝利)馬なりを0秒8追走同入

Photo_6 ロードアブソルート

三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1000m→キャンター2400~3200m(1ハロン22~25秒ペース)、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1本(1ハロン13~20秒ペース)。

○当地スタッフ 「先週は強目の稽古を2本。ハロン13秒レベルを課しています。動き自体は及第点。馬体に幾らか緩さが感じられるだけに、そのあたりが解消されれば・・・ですね。ただ、体重はキープしたいところ。数字の変動にも注意しながら進めましょう」

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

ラウレアは今週末の出走へ向けて追い切りを重ねていますが、時計自体はマズマズ。ただ、心身の幼さは解消されるにはまだまだ時間が必要で。また、次走の鞍上に松若Jを起用ということで、出来れば先行したいという陣営の意図は感じます。

膝がモヤっとしたアブソルートですが、こちらへ来てからは症状は感じさせず。残された時間がそれほどないので、急仕上げ気味に進めていますが、脚元の我慢は利いています。良い流れをキープし、札幌開催の開幕に合わせて復帰できればと思います。

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