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カテゴリー「アーモンドアイ」の77件の投稿

2018年6月18日 (月)

シルクなお馬さん(3歳関東馬・牧場組)

Photo_3 アーモンドアイ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:トレッドミルで軽めのキャンター

天栄担当者「この中間もトレッドミルで軽めのキャンターを続けています。トレッドミルの運動後は、騎乗して常歩の運動も行い、なるべくリラックスさせることを心掛けています。普段はとても大人しいのですが、楽をさせているせいか運動中はうるさい面を見せているので、怪我等させないように十分に注意をしていきます。馬体重は478キロです」(6/15近況)

Photo ロイヤルアフェア

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週2回坂路コースで14-13、週1回14-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「この中間も先週と同様の調教メニューで調整されています。状態に問題はないのですが、調教中はもう少しピリッとしてほしいですね。引き続きしっかり乗り込んで、良化を促していきます。馬体重は512キロです」(6/15近況)

Photo ヴェルトゥアル

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週3回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「この中間は一日置きに週3回坂路調教を行い、ペースもハロン14秒まで上げました。引き続き体調面に問題はありませんので、今後もしっかり乗り込みを続け、状態アップに努めていきます。馬体重は484キロです」(6/15近況)

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アーモンドアイは軽めの運動に止めて、リラックス調整。ただ、元気が有り余って煩い面を見せています。順調には来ていますが、ちょっとしたトラブルを引き起こさないように気を引き締めてもらいたいです。

ロイヤルアフェアは意欲的に乗られているも、疲れ・反動はなし。鍛えることが出来る土台が備わっていることは素晴らしいですが、その一方で活気が乏しいのは悩ましい限り。調教の手法を色々試していって欲しいです。

ヴェルトゥアルも意欲的に登坂中。心肺機能が弱いのでとにかく鍛えないと。スピードは良いものがあるので持久力アップを推し進めてもらわねばなりません。

2018年6月12日 (火)

夏場は休養に充てる予定。疲れをしっかり取り除くことに専念を。☆アーモンドアイ

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:トレッドミルで軽めのキャンター

天栄担当者「この中間もトレッドミルの運動を続け、軽めのキャンターまで進めています。疲労はだいぶ取れてきましたし、馬体も順調に回復してきました。夏場は休養に充てる予定ですので、これまでの疲労を取りながらゆっくりと立ち上げていきたいと思います。馬体重は471キロです」(6/8近況)

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アーモンドなど計4頭、10月の豪G1に招待(スポニチより)

オーストラリアのムーニーバレーレーシングクラブが10月27日に行われるG1コックスプレート(芝2040メートル、ムーニーバレー競馬場)の海外招待馬13頭を発表した。日本からは2冠牝馬アーモンドアイ(牝3、国枝)、皐月賞馬エポカドーロ(牡3、藤原英)、連闘で安田記念を制したモズアスコット(牡4、矢作)、昨秋のマイルCS勝ち馬ペルシアンナイト(同、池江)の4頭が選出。欧州からは英2000ギニーを制したディープインパクト産駒のサクソンウォリアー(牡3)などが選出された。地元馬は4連覇が懸かる現在25連勝中のウィンクス(牝6)が出走を表明している。

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重賞ウイナーレポート 2018年05月20日 オークス(競走馬のふるさと案内所・ウェブより)

桜花賞(G1)で見せた圧巻のパフォーマンス。レースの後、多くのファンはアーモンドアイに、史上5頭目となる三冠牝馬誕生の夢を抱いたに違いない。それは、桜花賞(G1)の勝利を競馬場で見届けた、ノーザンファーム早来の岡真治厩舎長も一緒だった。

「無事に行けばオークス(G1)でもいい結果を残してくれると信じていました。その一方で桜花賞(G1)の時よりも注目度が高くなっていただけに、自分までもがプレッシャーを感じるようになっていました」

しかし、岡厩舎長が感じていたプレッシャーを初めとする様々な思いは、レース後には「喜び」だけで塗り替えられていくこととなる。

後方からレースを進めた桜花賞(G1)とは違い、好スタートを決めたアーモンドアイは好位でレースを運んでいく。

「パドックの様子からは桜花賞(G1)の時よりも、気持ちが入っているように見受けられました。ルメール騎手からは、今回はポジションを上げてレースをさせるとのコメントが出ていたので、位置取りを見た時にはその通りになったなとの思いがありました」

1コーナー過ぎでは行きたがるような素振りこそ見せたものの、その後は折り合いの不安も無く、最後の直線を迎えた時にも脚色に陰りは見られなかった。

「直線を向いた時に大丈夫だと思いました。ルメール騎手が馬に合わせてアクションをしているだけで加速をしていましたし、ムチを入れたのなら、まだ伸びたのではないかとも思いました」

スプリントで圧倒的な活躍を残していたロードカナロア産駒ということで、戦前は距離不安もささやかれていたアーモンドアイ。そのスタミナ面を手助けしてくれたのは、岡厩舎長も牧場でその背中に跨がったエリザベス女王杯馬のフサイチパンドラだったとも言える。

「父からはスピード、母からはスタミナと双方の良さが遺伝されたのがアーモンドアイだと思います。フサイチパンドラの仔はこれまで目立った活躍を残してはいなかったのですが、いつかはこの仔から母の名前を高めるような馬を送り出したいと思っていました。この勝利で更に牝系の評価が高まっただけでなく、ゆくゆくはアーモンドアイも、高い評価で繁殖牝馬として迎え入れられるようになっていくのも嬉しいことでした」

この結果を見て、岡厩舎長はアーモンドアイの牝馬三冠制覇を確信するようになっている。桜花賞(G1)のように後方からレースをした場合、直線の長い東京コースは、末脚さえ発揮できれば勝ち切ることができたかもしれないが、京都競馬場の内回りコースで行われる秋華賞(G1)では、先に抜け出した馬を交わしきれない可能性もあったからだ。

「秋華賞(G1)でもオークス(G1)のような競馬ができたのなら大丈夫だと思います。それだけに、この調整期間も無事に成長を遂げてくれて、来たるべきレースを迎えて欲しいとの気持ちだけです」

日本ダービー(G1)の翌週からはメイクデビューも始まっており、岡厩舎を巣立った馬も、続々とデビューを予定している。

「今年の2歳馬も楽しみな馬が多いですし、スタッフもアーモンドアイの活躍を受けて更に志気が高まっています。2歳世代からもこの活躍に続く馬を送り出したいです」

その言葉を立証するかのように、6月3日に行われたメイクデビュー東京では、断然の一番人気に支持されたアカネサス(牝2、浅見)が見事勝利。この年の育成馬では第一号の勝ち名乗りをあげている。

今年の秋、岡厩舎長からは三度、アーモンドアイに対する「喜び」の声を聞くことになるのかもしれない。その頃には岡厩舎を巣立った2歳世代や、その他の育成馬たちも、未来の「喜び」へと繋がるような活躍を見せていてくれそうだ。

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トレッドミルで軽く動かし始めていたアーモンドアイですが、今週はトレッドミルで軽めのキャンター調整。ゆっくり進められていますが、特に気になる点はなく、良い方へ進んでいると思います。

今後の大まかな予定として、夏場は休養に充てる予定とのこと。まずはしっかり疲れ・ダメージを取り除く、コツコツ乗り進めることで心身の更なる成長・充実を図ってもらえればと思います。ロードカナロア産駒は2歳の早い時期から完成度の高い走りを見せる馬が多いですが、今後は成長度を問われることに。カナロア自身は3歳の一夏を越してグッと逞しさを増し、G1級へと駆け上がっていきました。子供たちは果たして伸びシロがあるのかどうか…。その代表として注目を浴びる存在なので、冷静に見ていきたいと思います。

2018年6月 3日 (日)

シルクなお馬さん(3歳・牧場組)

Photo_3 アーモンドアイ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:トレッドミルで常歩

天栄担当者「トレッドミルで常歩の運動を始めています。レース後はかなり疲れていたと聞いていますが、回復が早かったようで、こちらに戻ってきた時はいつもと変わらない様子でした。多少の疲れはあるものの、脚元含め大きなダメージはありませんでした。馬体の戻りもまずまずですし、順調に疲労回復が進んでいます。馬体重は470キロです」(6/1近況)

Photo ドレーク

・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースでキャンター、坂路コースでハロン17秒

厩舎長「先週一杯はレースの疲れを取る為に軽めの調整で様子を見ていましたが、思いのほかダメージはなく、体調も安定していたことから、この中間から調教を開始しています。乗り出した後も元気いっぱいですし、調子の良さが窺えます。次走については馬の状態を見ながら検討することになっていますので、予定が決まるまで乗り込みながら鍛えていきたいと思います。馬体重は494キロです」(6/1近況)

Photo_3 ケイティーズソレル

・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:周回コースで軽めのキャンター

厩舎長「先週一杯は軽めの調整でレースの疲れを取りました。思いのほか馬体は傷んでいませんでしたし、飼い葉もしっかり食べてくれていることから、今週から周回コースで軽めのキャンターを開始しています。角田調教師から状態が変わりなければ2~3週間後には戻したいと連絡をいただいていますので、来週から坂路にも入れて帰厩に備えていきたいと思います。馬体重は460キロです」(6/1近況)

Photo ロイヤルアフェア

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週2回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「レースの疲れはさほど見られなかったので、すぐに乗り出し、今週から坂路調教も開始しました。競馬でもそうですが集中力に欠ける面がありますので、併せ馬を行うなど気持ちが前に向くように工夫していきたいと思います。馬体重は504キロです」(6/1近況)

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オークスで力を出し切ったアーモンドアイ。その後の疲れ・反動をある程度覚悟しましたが、NF天栄へ到着後の回復は思いのほか早く、脚元等に異常は見当たりません。手前を替えながらギアを上げる特殊な走り+元々体幹が強いというのが、ダメージの緩和になっているのかもしれません。まあ、今しばらくは軽めのメニューに終始し、疲れを完全に取り除いてもらいたいです。

アーモンドアイと同週に京都で勝ち星を挙げたドレーク。こちらも快勝後のダメージは少なく、次走へ向けて既に普通キャンターを開始しています。状態は良さそうですが、暑さが応えないように小さな変化を見逃さないようにお願いします。

ケーティーズソレルのデビュー戦はレースの流れに乗り切れず、実質最後の直線だけの競馬に。その分、レース後のダメージは緩和できたのかなと思います。今後は2~3週間後の帰厩を予定。1度競馬を経験したことでどう変わってくるかに注目。次走の走りで1勝できるかどうか見えてくるように思います。

血統は1本筋の入っているロイヤルアフェアですが、前向きさに欠け、不真面目な性格がネック。前走でも力を出し切っていません。普段の調教から併せ馬を多く取り入れ、チークピーシズやブリンカーを着けて、その感触を掴んでおくのも大事かと。2歳戦がスタートし、3歳未勝利馬のお尻には火が付いてきた現状。目先の1戦を大事に臨んでいって欲しいものです。

2018年5月25日 (金)

レース前の発汗・テンションの高さにドキッとするも、レースではゲートを五分に出て正攻法の競馬。それでいて桜花賞と同じ上がり33秒2の末脚を繰り出せば同世代の牝馬では敵う馬なし。牝馬2冠達成。☆アーモンドアイ

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

日曜東京11R 優駿牝馬(オークス)(G1・芝2400m)優勝(1番人気) C.ルメールJ

シャドーロール着用。五分にスタートを切ると、少し行きたがるような素振りを見せつつ、6番手あたりを追走していきます。4コーナーから外目を回って、直線は馬場の真ん中あたりに持ち出され、残り400m付近から追い出されると、ゴールまで200mを切ったあたりで早くも先頭に立ち、そのまま押し切る完勝の内容で、見事に2冠を達成しています。

C.ルメール騎手「今日はこれまでよりもテンションが高かったですね。ゲート内でも落ち着きがありませんでした。スタートをポンと出てくれて、それから行きっぷりが良すぎて驚きました。向正面では落ち着いてくれましたし、外に馬がいなかったのも良かったですね。直線に向いてからも手応えは十分でしたし、追ってからの反応はいつも通りとても速かったです。桜花賞は余裕がありましたが、今回はきついレースだったので最後は一杯になりました。自分の誕生日をスペシャルな馬と勝利で飾りたいと思っていたので、実現できて最高にハッピーですし、2000mくらいがちょうどいいと思いますので、秋華賞でトリプルクラウンになれると思います」

国枝調教師「これまでと同じルーティーンで臨みましたが、装鞍所からパドックまではこれまで通り落ち着いていたものの、ジョッキーが跨ってからテンションが高くなりました。馬場入りも煩い仕草を見せていましたし、ゲート裏でも落ち着きがなかったですね。いつもは乗りやすい馬なのですが、今日に限っては前半行きたがっていたので、ちょっと心配になりました。無駄なことをしない馬が前半力んで走った分、直線でどれだけの脚を使えるか見ていましたが、やっぱり特別な馬なんだと改めて思わせてくれる内容でした。よくうちの厩舎にいたアパパネと比較されますが、タイプは違うもののお互い素晴らしい能力を秘めた馬ですし、秋の秋華賞で牝馬3冠を達成できるように調整していきたいと思います」(レース結果)

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【次走へのメモ】

シャドーロール。五分のスタートから手綱を持ったまま前へ。これまでと違い6番手からの競馬で折り合いも問題なかった。4角手前から軽く促して前を射程圏に入れ、ラスト400mで追い出されるとグンと加速して先頭に立ち、後続に2馬身差をつけて快勝。桜花賞と同じ上がり33秒2の末脚で牝馬2冠を達成(B誌)

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【オークス】アーモンドアイ 樫も圧勝! いざ牝馬三冠へ 国枝師「すごい馬」(デイリースポーツより)

あきれるほどの強さだった。単勝1.7倍の1番人気に推されたアーモンドアイが難なく牝馬2冠を達成。管理する国枝師にとっては10年アパパネに続く快挙となった。もはや同世代に敵はなし。今秋の秋華賞で史上5頭目の三冠牝馬を目指していく。

牝馬クラシック2冠を達成した喜びよりも、単勝1.7倍の圧倒的な1番人気の支持に応えることができた安堵感に満ちていた。アーモンドアイを管理する国枝師は「自信はあったけど、競馬だから何が起こるか分からない。勝ててホッとしています」と冷静に振り返った。10年には牝馬三冠を制したアパパネで同じくオークスを勝ったが、「あの時は(サンテミリオンとの)同着で、なかなか写真判定が出なくてヤキモキしたからね。今回は人気はしていたけど、比較的ゆったり見られたかな」と愛馬の能力に全幅の信頼を寄せていた。

とはいえ、アーモンドはレースが近づくにつれてテンションが上がり、発汗も目立っていた。桜花賞ではほぼ最後方から一気に突き抜けたが、今回はスタートをポンと出るとムキになって走り、想定外の6番手からの競馬。「ちょっと掛かり気味だったので、どうかなと心配した」と指揮官も一瞬不安を抱いたが、向正面で折り合いがつくとひと安心。直線に入るといつものように極上の末脚を繰り出してアッという間に先頭に立ち、追いすがるライバルたちを寄せ付けずフィニッシュ。2分23秒8の勝ちタイムは12年ジェンティルドンナのレースレコードに0秒2差という優秀なもの。「ジェンティルと同じようなタイムで走れたし、すごい馬です」とトレーナーは感服した。

昨年8月のデビュー前の調教から「これはちょっとモノが違う」と早々と潜在能力の高さを見抜いていた。その慧眼(けいがん)に狂いはなく、いともあっさりと2冠を手中にした。秋はもちろん秋華賞(10月14日・京都)で牝馬三冠を目指す。ぶっつけで臨むプランもあるが「様子を見ながら決めたい」と師。無限の可能性を秘めたロードカナロア産駒に、さらに大きな夢を託していく。

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牝馬春2冠から一夜明けアーモンド、カイバをぺろり(サンスポより)

オークスで史上14頭目の牝馬春2冠を達成したアーモンドアイは、一夜明けた21日、自厩舎で疲れを癒やした。「長い距離を走ったこともあって前走よりは疲れていますね。それでも昨日の夜にあげたカイバは完食していました」と根岸助手はほっとした表情。

改めてレースを振り返り、「向こう正面ではもう落ち着いていたし、抜け出すときのスピードが違いました。残り100メートルくらいでいけるかなと思いました。強かったですね」と笑顔を見せた。今後は様子を見た上で決められるが、自厩舎の先輩アパパネ(2010年)に続く3冠達成へ期待が膨らむ。

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・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県・NF天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

国枝師「先週はありがとうございました。トレセンに戻って状態を確認しましたが、脚元を含めて特に問題は見られず、ひとまずホッとしています。ただ桜花賞の時はそうでもなかったのですが、今回のレース直後はかなり疲れた様子を見せていましたね。アパパネもオークスの時はかなり疲れた感じでしたし、やはりこの時期の牝馬にとって東京の2400mという舞台はとても過酷なのだと思います。今回もよく頑張ってくれましたし、この後はいったん放牧に出して疲れを癒してもらいたいと思います」(5/23近況)

⇒⇒24日(木)に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(24日・最新情報より)

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距離に関しては未知数だったので、タフな渋った馬場よりも軽い良馬場で競馬が出来ればと思っていました。そして実際それが叶ったのは良かったのですが、暑さに強くなかった父ロードカナロアなので、気温の上昇が今度は気になることに。レース前の嫌な発汗・テンションの高さは少なからずその影響があったのかなと思います。

これまで立ち遅れることが多かったゲートですが、キャリア5戦目にして初めて五分の発進。スローな流れを見越してC.ルメールJも前回と違い、出していきたいというのもあったように感じました。ただ、あれほどの行きっぷりの良さはビックリ。掛かって更に前へ行ってしまうと苦しかったでしょうが、ロスを最小限に止めて他の後ろで折り合った鞍上の手腕はさすが。終わってみれば、この時点で勝負ありでした。

淡々とした流れを外からプレッシャーを受けることなく、マイペースで回ってこれたアーモンドアイ。府中の長い直線を迎えると自然と外を押し上げていき、早目に抜け出そうとしていたリリーノーブルをアッサリ捉えて先頭へ。

手前を替える度に内・外へモタれていたのは少し行儀よくなかったですが、手前を替える度にギアを上げている走り。2400mの距離+発汗・テンションの高さから来る消耗で桜花賞のような迫力はなかったですが、着差以上の完勝劇。色んな課題を身体能力の高さで全て凌駕してくれました。

レース後はさすがにクタッとしたアーモンドアイですが、脚元・馬体には異常なし。カイバは食べてくれているようですし、大きな心配は要らないでしょう。24日にNF天栄へ放牧に出ています。

今後の予定はこの後の回復具合によるでしょうが、久々を苦にする馬ではないので秋華賞への直行が有力かなと思います。そして余力を残した状態で古馬や同世代の牡馬との戦いへ臨んで欲しいです。ただ、まだまだ弱いところを残しているので、今回以上に詰めて使うことは避けて欲しいです。

2018年5月20日 (日)

距離に関しては未知数も、雄大なフットワークから繰り出される推進力は圧巻。抜きん出た身体能力の高さで他馬を圧倒して欲しい。☆アーモンドアイ

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

日曜東京11R 優駿牝馬(オークス)(G1・芝2400m)7枠13番 C.ルメールJ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:南Wコースで16日に時計

国枝師「16日にルメール騎手が騎乗して追い切りを行いました。併走馬を追走から、直線は内から追いかけ、残り100m付近で併せにかかり同入しました。直線はなかなか併せに行かないから、どうしたのかと思っていましたが、仕掛けてから素晴らしい反応を見せてゴールできっちり同入しました。ルメール騎手も余裕をもって脚を計っていたのでしょう。ルメール騎手は『追い切りに関しては最初から最後まで、すべてパーフェクト。準備運動中や上がり運動中も落ち着きがあるのがいいですね。毛艶もとてもきれいで、いい状態だと確認できました』と好感触でした。前回よりも馬体はフックラしていい感じですし、状態に関しては何も問題はないでしょう。距離云々という話はありますが、私はあまり心配していません。折り合いのつく馬ですし、前半は馬の後ろで脚を溜めて直線勝負に徹すれば、最後はしっかりと脚を使ってくれるはずです。ここまでは予定通りに調整できましたので、あとはルメール騎手にお任せするだけですね」(5/16近況)

助 手 13南W良 91.9- 75.4- 59.2- 44.0- 13.9 馬なり余力
ルメール 16南W良 85.0- 68.9- 53.6- 39.0- 12.0 馬なり余力 レッドローゼス(古1600万)馬なりの内0.2秒追走同入

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第2回東京10日目(05月20日)
11R 優駿牝馬(オークス)(G1)
サラ 芝2400メートル 3歳OP 指定 国際 牝馬 定量 発走15:40
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 リリーノーブル 牝3 55 川田将雅
1 2 ラッキーライラック 牝3 55 石橋脩
2 3 マウレア 牝3 55 武豊
2 4 トーセンブレス 牝3 55 柴田善臣
3 5 カンタービレ 牝3 55 田辺裕信
3 6 オールフォーラヴ 牝3 55 和田竜二
4 7 トーホウアルテミス 牝3 55 松若風馬
4 8 サトノワルキューレ 牝3 55 M.デムーロ
5 9 シスターフラッグ 牝3 55 岩田康誠
5 10 レッドサクヤ 牝3 55 福永祐一
6 11 パイオニアバイオ 牝3 55 北村宏司
6 12 サヤカチャン 牝3 55 松岡正海
7 13 アーモンドアイ 牝3 55 C.ルメール
7 14 ランドネ 牝3 55 内田博幸
7 15 ウスベニノキミ 牝3 55 三浦皇成
8 16 ウインラナキラ 牝3 55 大野拓弥
8 17 ロサグラウカ 牝3 55 戸崎圭太 
8 18 オハナ 牝3 55 藤岡康太

○国枝師 「桜花賞と同じ枠で縁起がいいね。包まれてしまうよりは外目の枠がいいと思っていたので、ちょうどいいと思う。調教後の馬体も増えているし、いい筋肉がついて更にパワーアップしているよ」(競馬ブックより)

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【オークス】アーモンド、2冠へ加速12秒3!ルメール「日本一」(サンスポウェブより)

まるで突風が吹いたかのようだった。届きそうもない差を一瞬で詰める加速力は、桜花賞の切れ味そのまま。汗ばむ熱気の中でも、涼しげな瞳を輝かせてアーモンドアイが走り抜けた。

「すごくよかった。ゆっくり行っても、こちらがお願いしたらすぐに動いてくれる。オークスは大きなレース。トップコンディションが必要ですけど、そうなりました」

感触を確かめたルメール騎手が興奮気味になるほど完璧だった。

Wコースに登場したアーモンドアイは、レッドローゼス(1600万下)を3馬身ほど追いかける。ゆったりした走りで、直線に入っても相手は2馬身ほど前。追いつかないのかと思った瞬間、鞍上のゴーサインに応えて一気に加速する。残り50メートルほどの間に、追いついて馬体を並べてフィニッシュ。ゴールを過ぎると、逆に相手を突き放していった。6ハロン84秒7、ラスト1ハロンは馬なりで12秒3の瞬発力だ。

「先週もしっかりやっている(Wコース6ハロン81秒4)から、今週はやり過ぎないように。直線を向いて、1完歩待ってからのアクションがよかったね。問題ない」

見届けた国枝調教師も満足の内容だ。桜花賞の後は福島のノーザンファーム天栄で放牧。「厩舎に帰ってきてからはメンタル面も含めて気になるところはない」と順調さに笑顔をみせた。

レース当日に39歳の誕生日を迎えるルメールは、ソウルスターリングに続くオークス連覇がかかるが、「今年の方が自信があります」ときっぱり。

「昨年は桜花賞(3着)で負けて、距離も少し心配でした。今回は距離の心配がありません。桜花賞も勝っているし、日本一の馬です」。普段から前向きなルメールとはいえ、ここまで絶賛するのも珍しい。2週前のNHKマイルCはタワーオブロンドンで12着と1番人気を裏切ったが、先週は京王杯SCを4番人気のムーンクエイクでV。流れは悪くない。

国枝厩舎は2010年にアパパネで牝馬3冠を達成。「折り合いを欠かなければ距離は大丈夫。前回の競馬ができれば大丈夫でしょう」と、調教師は自信を見せる。

桜の衝撃を今度は東京で。今年のオークスはアーモンドアイが名馬へと歩み出す第2章となりそうだ。

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【オークス】(13)アーモンドアイ 2冠へ!前走以上の出来(スポニチより)

2冠を狙うアーモンドアイは前日輸送で土曜早朝に競馬場入り。到着後も落ち着いた様子だった。シンザン記念、桜花賞と今年2戦は関西遠征で、根岸助手は「ここ2走が競馬場で1泊しての競馬だったので、同じリズムで」と前日輸送の理由を説明。「暖かくなってカイバを食べるようになってパワーアップした。前走と同じか、それ以上の出来。距離も大丈夫だと思う。不安な点?ないですね」と手応え十分の口ぶりだった。

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いよいよクラシック第2弾・オークスの日となったアーモンドアイ。前走は圧巻のパフォーマンスと言えますが、馬体が減らなければあれぐらいはやれると思っていましたが、ラスト200m過ぎに少し気合を付けた程度。それでいて鞍上の指示にスッと反応し、ギアを上げるのですから、ポテンシャルは底知れません。

前走後はNF天栄でリフレッシュ。疲れ・反動を心配しましたが、入念なケアを施して美浦へ。気持ち帰厩が遅れたかもしれませんが、帰厩後の動きはこれまで通り。これまでで1番短いレース間隔で競馬を使うことになりますが、不安なくレースへ臨めるのが何より。馬体や映像を見ると、馬体に張りが出て、使った上積みを感じる程です。父ロードカナロアは1回目の香港を制した後、風格を感じさせるようになりましたが、娘のアーモンドアイも前走の勝利で自信を付け、競走馬としてのランクを1つ上げたようにも思います。

距離に関しては未知数。スピードが有り過ぎるのが仇になるかもしれませんが、父とは違い、可動域の広い雄大なフットワーク。それでいてピッチ走法のような回転力なので推進力が桁違い。競馬なので不利とかもあるでしょうが、まずは自分の競馬を貫くことが重要。自分の競馬をして敗れたなら、相手を褒めるべきでしょうし。

まあ、今回は1番適している左回りの軽い芝・東京コースでの1戦。前日に競馬場へ入っているようですが、馬体減を心配する必要はなし。実力を発揮できる要素・舞台は整ったので、あとはC.ルメールJが自らの誕生日を祝うエスコートをしてもらえればと思います。

2018年5月11日 (金)

シルクなお馬さん(国枝厩舎)

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:9日に南Wコースで追い切り
・次走予定:5月20日の東京・オークス(G1)・C.ルメールJ

国枝師「9日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はアーモンドアイが追走していき、直線は内に併せて追い出しに掛かるといい反応を見せて最後は1馬身ほど先着してくれました。ちょうどルメール騎手がこちらに来ていたので感触を確かめてもらいましたが、『直線はスッと反応していい脚で伸びてくれました。息遣いも良好ですし、上がり運動中も落ち着いているのがいいですね。彼女は自分の仕事は何なのか分かっているから、必要な時だけ走ってくれます。グッドコンディションだと感じました』と好感触を得てくれたようです。ジョッキーの言うように、何より普段ドッシリとしているのが素晴らしいですね。気持ちに余裕があって雰囲気はいいですし、ここまで順調に来ていると思います」(5/10近況)

助 手 6南W良 57.2- 42.2- 13.9 馬なり余力
ルメー 9南W重 82.3- 66.6- 52.0- 38.4- 12.6 馬なり余力 レッドアルカナ(古500万)強目の内0.4秒追走0.2秒先着

【オークス】【ルメール騎手に聞く】アーモンドアイ、直線で鋭く伸びた(スポーツ報知より)

第79回オークス・G1(20日、東京)で2冠を目指す桜花賞馬アーモンドアイが9日、美浦のWコースで1週前追い切りを行った。栗東から駆けつけたルメール騎手に感触などを聞いた。

―追い切りは6ハロンから82秒3―12秒6。外レッドアルカナ(5歳500万)を2馬身追走し、馬なりで1馬身先着。シャープな伸びが光りました。

「道中は手前をしっかり替えて、最後は自分から加速していった。いい反応だったね」

―状態面はどのように感じましたか。

「頭がすごく良くて、いつも静かな馬。必要なときだけしっかり走って、追い切り前も後も、リラックスしていた。自分の仕事をよく分かっているよ(笑)」

―今回はマイルから2400メートルに距離が延びます。

「スタートは速くないけど、ラスト300メートルの脚がすごい。跳びが大きいから、エンジンがかかるのは遅いけど、最後の一番大事な局面で脚を使える。そのぶん、距離も大丈夫だと思う」

―ジョッキー自身はオークス連覇がかかります。

「ソウルスターリングは桜花賞(3着)で負けて、オークスの距離も分からない部分があった。でも今年はラッキーライラックを倒して、桜花賞を勝った馬。ライバルをリスペクトするけど、オークスを勝つ自信はあるよ」

Photo ウォリアーズクロス(牡・国枝)父Warrior's Reward 母Dattts Cool

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:5月19日の東京・ダ1400m

国枝師「その後も軽めのメニューで調整を進めていますが、左トモの歩様は依然として気に掛かる部分はありますね。ただレースを使って悪化しているわけではありませんし、上手くケアしながらであれば進めていけるレベルだと思いますので、このまま続戦させていただく方向です。来週の東京にダ1400mの番組が組まれていますので、そこを目標に調整していきたいと思います」(5/10近況)

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来週の出走を予定している国枝厩舎2頭の近況をまとめて。

アーモンドアイは9日にオークス1週前追い切りをWコースで消化。映像でその動きを見ましたが、直線半ばまでは前との差を残し、そこから仕掛けられると瞬時に先着。重い馬場でもお構いなしです。父ロードカナロアも香港でG1を勝ってから自信を付け、貫禄が出てきました。アーモンドアイも桜花賞の勝利で自信を付けた感じを受けました。あとはこの雰囲気をレースまで維持してもらえれば十分です。

ウォリアーズクロスは軽めのメニューで脚元の状態を見極めてきましたが、どうやら来週の東京・ダ1400mにGOサインが出そう。週末と来週の追い切りで状態を整えてもらえればと思います。あとは微妙に長いこの距離を最後まで辛抱して欲しいです。

2018年5月 7日 (月)

3日に美浦・国枝厩舎へ戻っています。☆アーモンドアイ

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・次走予定:5月20日の東京・オークス(G1)・C.ルメールJ
・調教内容:週2回坂路コースで14-13、週1回14-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「入場後もそれほど大きなダメージがなかったことから、すぐに乗り出し、先週から坂路調教も開始しています。入場時の馬体重が458キロでしたが、今週は468キロまで増えています。ただ数字以上に見た目がフックラしていて、いい体つきになっています。これまで3ヶ月の間隔を空けながら出走してきたのが、今回は約1ヶ月半での出走となるので、その辺りに不安がないわけではないですが、馬自身は徐々にしっかりしてきているのは確かなので、何とかクリアしてほしいですね。来週帰厩する予定と聞いています」(4/27近況)

⇒⇒3日(木)に美浦トレセンへ帰厩する予定です。(2日・最新情報より)

・在厩場所:3日に美浦トレセンへ帰厩
・次走予定:5月20日の東京・オークス(G1)・C.ルメールJ

国枝師「3日に美浦トレセンへ帰厩しました。放牧先でも順調に来ていたようですので、こちらでもオークスに向けて調教を開始していきます。これからどんどん暑くなってくると思うので、オーバーワークにならないように気を付けて調整していきます」(5/3近況)

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アーモンドアイ放牧終え帰厩、予定通りオークスへ(日刊スポーツより)

桜花賞馬アーモンドアイ(牝3、国枝)が3日、放牧先のノーザンファーム天栄から美浦に帰厩した。国枝師は「いい状態でレースに出せるように調整を進めたい」と話した。予定通り20日東京のオークス(G1、芝2400メートル)に向かい、牝馬2冠を狙う。

また9日締め切りの凱旋門賞の1次登録は見送られた。

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少し帰厩が遅れた気もしますが、アーモンドアイは3日に美浦・国枝厩舎へ。まあ、早速週末にWコースで時計を出しているので、状態が悪いということはありません。

オークス本番では距離も1つ課題ではありますが、前走から約1ヶ月半のレース間隔なので、目に見えない疲れが残っていないかどうかがポイントに。まあ、同世代の牝馬相手なら、絶好調じゃなく普通のデキで十分太刀打ち出来るはず。攻めは幾らでも動くので、オーバーワークに気をつけてレースまでの日々を過ごしていってもらいたいです。

2018年4月23日 (月)

輸送をクリアした時点で安心。最後の直線はこの馬らしい桁違いの末脚でラッキーライラック以下をなぎ倒してのG1制覇。☆アーモンドアイ

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

日曜阪神11R 桜花賞(G1・芝1600m)優勝(2番人気) C.ルメールJ

シャドーロールを着用。モッサリとしたスタートを決めると、行き脚が付かず後方まで位置を下げます。そのままの位置で最後の直線に差し掛かり、外に進路を取って満を持して追い出しにかかると、並ぶ間もなく上がり最速の豪脚で大外を一気に突き抜け、レースレコードを塗り替えるとともに、牝馬クラシック1冠目の桜の女王の座に輝きました。

C.ルメール騎手「スタート後のスピードがもう一つでしたが、馬のリズムを大事にしてじっくり後方からレースを運んでいきました。ライバルの馬を気にせずに、最後まで真っすぐ走らせることだけを考えていましたが、最後の直線で外に出して追い出しにかかると、自分から進んで走ってくれて、すごい脚を使ってくれました。僕は跨っていただけで、ポテンシャルがとても高い馬だと思います。瞬発力がとても良かったですし、以前より力を付けているなと感じました。距離はもっと長い方が良いと思うので、オークスでも良い競馬をしてくれると思います。3冠を意識できる馬だと思いますよ!」

国枝調教師「ありがとうございました。いい状態で桜花賞に向かうことが出来ただけに、牝馬クラシック最初の桜花賞を獲ることができてホッとしています。阪神競馬場に到着し、装鞍所からパドックに向かうところまで変わりない雰囲気でした。返し馬もスムーズに行えたので、自分をコントロールできる能力を持っているなと改めて実感しました。スタートが遅く、思いのほか位置取りが後ろになってしまいましたが、随分リラックスして走ってくれていたので、これなら大丈夫かなと思いました。エンジンのかかりが良くスムーズに加速したので、これなら間に合うと思っていましたが、並ぶ間もなく良い脚を見せてくれましたね。落ち着いた馬なので距離が延びても問題ないと思いますし、直線の長い東京競馬場はよりいい走りが出来ると思うので、順調にオークスへ向かえるように調整していきたいですね。素晴らしい素質の持ち主なので、それを邪魔しないように良い競馬を続けていきたいと思います」(レース結果)

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【レース結果】

仕上がる。シャドーロール。返し馬の雰囲気も良かった。出負けしたが、行く気もなく後方から。道中も折り合いをつけてジックリと。直線入り口で外に持ち出したが、その時点でもまったく慌てる様子はなく、追い出しを待つ余裕。頻繁に手前を替えていたが、それでもラスト1ハロンから本格的に追い出されると一気に突き抜けて快勝。トップレベルのここでも決め手が違った。(B誌)

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【桜花賞】まず1冠!アーモンド アパパネ先輩超えレコードV(スポニチより)

異次元の末脚!!アーモンドが桜のヒロインに。牝馬クラシック第1弾「第78回桜花賞」が8日、阪神競馬場で行われた。2番人気アーモンドアイが最終4コーナー16番手から大外一気で優勝。勝ち時計1分33秒1はレースレコード。騎乗したルメール(38)は桜花賞初V。管理する国枝栄師(62)は10年の牝馬3冠馬アパパネ以来、2度目の桜花賞制覇。既に3冠の呼び声も出ている新女王は、次走オークス(5月20日、東京)で堂々の主役として2冠を目指す。

最終4コーナーでも後ろから2番手。一見絶望的な位置からアーモンドアイのルメールはゴーサインを送った瞬間、叫んでいた。

「ワオ〜。勝てる」

残り16頭が止まったかのような直線。ラッキーライラックの石橋が手綱をしごいて先頭に出たラスト1Fすぎ、大外から一瞬でのみ込んだ。衝撃のメンバー最速3F33秒2!!勝ち時計1分33秒1は、同じ国枝厩舎の偉大な先輩アパパネ(1分33秒3=10年)を上回る桜花賞レコード。規格外のニューヒロイン誕生だ。

桜花賞初制覇を飾ったルメールは、史上3人目(武豊、蛯名に次ぐ)のJRA牝馬限定G1完全制覇のおまけ付き。昨年10月東京未勝利戦以来、約半年ぶりの実戦で騎乗した鞍上は「信じられない…。凄い脚を使った。直線は自分から走ってました。僕は前だけ見て、ラッキーライラックは見てません」と称賛の言葉を並べた上、キラリと目を輝かせた。「体が大きくなってパワーアップした。直線は外から1人。ハープスター(14年桜花賞馬)みたいだったね。僕はパッセンジャー(乗客)。何もしていない。今日はライバルがいなかったね!!」

見届けた国枝師も思いは同じだった。美浦からの長距離輸送も無事クリアし、装鞍所からパドックと気品に満ちた堂々の振る舞い。スタート直後の「ちょっと後ろ過ぎるかな?」の不安はすぐ吹き飛んだ。「凄くリラックスして、走っていた。直線では間に合うと思った」と強烈な瞬発力をファンと一緒に堪能した。

指揮官が1歳春に初めて見た時から「いい顔をしている。バランスがいい」とホレ込んだ。牝馬3冠馬アパパネを育てた名伯楽は「アパパネは“力”という感じ。調教でもへこたれない。こちらは女の子。無駄な肉が付かない。研ぎ澄まされたという感じ」と比較した上で、偉大な先輩と双璧の将来性を感じている。

次走はもちろん、2冠が懸かるオークス。ルメールは「凄く乗りやすい。絶対に2400メートルもいける。もちろん、トリプルクラウン(3冠)を狙える」とゾッコン。短距離界で一時代を築いたロードカナロア産駒のG1初制覇。06年オークス2着惜敗の母フサイチパンドラの雪辱戦にもなる。国枝師は「一番の長所はコントロールが利くこと。母のSS(サンデーサイレンス)の血が生きれば、長いところもいけるはず。4連勝(ラッキーライラック)の馬を負かしたのだから凄いこと。3冠もいけると思う。凱旋門賞?それもいいね」と壮大な夢をはせていた。

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・在厩場所:美浦トレセン/12日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

国枝栄師「先週はおめでとうございました。そしてありがとうございました。こちらが考えていた以上の競馬をしてくれて、正直驚いています。しかもああいう競馬をしておきながら、上がりの息はほとんど乱れていませんでした。G1レースを走ったら普通はハーハーいっているものですけど、ケロッとしていましたからね。トレセンに戻ってきてからの馬体を見ても、張り・艶が全く落ちていなくて、競馬を走ってきたとは思えないぐらいです。総合的なポテンシャルが違うのだと思います。直線で手前をコロコロ替えていたことを気にされる方がいらっしゃいますが、それで軸がブレるわけではなく、ルメールも全く気にならないと言っていましたし、何よりあれだけの脚を使えるのですから、気にする必要はないでしょう。ただの癖なのだと思います。不器用で手前を替えられない馬はいますが、それとは逆に色々なことに俊敏に対応できるということで、身体能力の高さの表れと言えると思います。また9時間強の輸送を行うと、10キロほど減る馬もいますが、アーモンドアイは4キロほどしか減らず、現地ではすぐに飼い葉を食べ始めていました。精神的な強さも持ち合わせているのでしょう。レース後は馬体や脚元に問題はなく、歩様も乱れていません。12日にノーザンファーム天栄へ放牧に出す予定です。次走についてですが、第一候補は当然オークスということになるのでしょうけど、これだけの馬ですから、放牧先での状態を確認しながら、最終判断をしたいと思います」(4/12近況)

在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
調教内容:軽めの調整
次走予定:5月20日の東京・オークス(G1)・C.ルメールJ

国枝栄師「天栄に移動後は輸送続きで、いくらか疲れが見られるようですが、脚元等、特に変わりはないようです。関係者間で協議した結果、次走は正式にオークスに向かうことが決まりました。鞍上は再びルメール騎手にお願いしています。放牧先ではまず馬体回復・疲労回復を図ってもらいます」(4/20近況)

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重賞ウイナーレポート(桜花賞)

今年の桜花賞(G1)のパドック。17頭の3歳牝馬たちが周回を重ねる中、育成を手がけたアーモンドアイの応援に駆けつけた、ノーザンファーム早来の岡真治厩舎長は、その状態の良さに目を奪われていた。

「輸送はあまり得意では無いと聞いていたので、馬体重を大きく減らしてレースに臨むのではと思っていましたが、マイナス2キロと、前走(シンザン記念とさほど変わっていませんでしたし、何よりも万全な状態で臨んできたようにも見えました」

4歳の夏に調整でノーザンファーム早来に戻っていた際に、手綱を任されたフサイチパンドラの7番仔となるアーモンドアイ。その母は柔軟な乗り味で跳びも大きく、スピードの持続力を武器とするような走りをしていたが、アーモンドアイが武器としていたのは、異次元とも言える切れのある末脚。ただ、騎乗育成時においては、そこまでの末脚は感じられなかったという。

「雄大な馬格を持った母のイメージからすると華奢な馬ではありましたが、それでも春先から一気に馬体が良くなり、ノーザンファーム天栄に送り出す頃には、トモの張りが一際目を引くようになりました。それでもこちらでは、そこまで速い時計の調教をしてはいなかっただけに、牧場を離れてから聞こえてきた評価の高さは驚きでした」

アーモンドアイは移動先となったノーザンファーム天栄のスタッフだけでなく、国枝厩舎のスタッフからも、「もの凄くいい馬。特に速いところをやった時の走りが、他の馬とは全然違う」との評価が岡厩舎長の元に届けられる。その裏付けとなったのが、驚異的な末脚を見せた2歳未勝利戦であり、そして、稍重の馬場を苦にすることなく突き抜けたシンザン記念(G3)だった。

阪神競馬場1600Mのコース形態としては、決して有利とは言えない7枠からの出走となったアーモンドアイ。コーディエライトが先手を奪い、シンザン記念(G3)を共に戦ったツヅミモンが2番手に待機したレースは、「魔の桜花賞ペース」とは無縁の比較的落ち着いた流れとなり、1000M通過のラップは58秒7。後方からレースを進めるアーモンドアイにとっては決して有利な展開とは言えなかった。

「じっくりと脚を溜めていくとは考えていましたが、それでも、思った以上に後ろで待機していた時間が長かったので、大丈夫かな、と思ったのは事実でした」

しかし、その心配は最後の直線でアーモンドアイが大外に進路を向けた時、一気に払拭される。最内枠の出走からロス無く競馬を進めたラッキーライラックが先頭に立ち、そのまま押し切ろうとするところを、馬場の真ん中から加速を続けていくアーモンドアイは、馬群だけでなく、一気にラッキーライラックまでを交わしていった。

「直線を向いた時の勢いの違いを見たときに届くと思いましたし、ゴールの瞬間はこんな強い内容でG1レースで勝てるのかと驚いていました」

岡厩舎長にとっては、2011年の秋華賞(G1)を制したアヴェンチュラ以来となる、育成馬でのG1勝利。その間には幾多のチャンスがあっただけでなく、時には競馬場で悔しい思いも目の当たりにしてきたが、アーモンドアイの次元が違う強さは、その悔しい思いを払拭してくれたどころか、更なる大きな夢も持たせてくれている。

「日下(和博)調教主任からも、『末脚の凄さという意味では、ハープスターより上かもしれない』との言葉もかけてもらいました。牧場にいた頃から距離は長くてもいいと思っていた程に乗りやすい馬でもありましたし、輸送時間の短い東京競馬場なら更にいい状態で挑めるだけでなく、末脚が更に生かせる条件になると思っています」

牝馬クラシック二冠当確の裏付けをしたような、岡厩舎長の言葉でもあるが、だからこそ、その向こうにある牝馬クラシック三冠制覇、そしてゆくゆくは、牡馬を一蹴するような活躍も期待したくなる。

「自分もアーモンドアイの一ファンとして、今後の活躍が楽しみです。だからこそまずは無事に、次のレースを迎えてもらいたいと思います」

5月20日のオークス(G1)。そこでアーモンドアイが再びセンセーショナルなレースを見せた時、「名牝」や「スーパーホース」の称号が、今後の彼女を表現する言葉となるのかもしれない。

*競走馬ふるさと案内所・ウェブより

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アーモンド 来週に帰厩予定、引き続きルメール騎乗で2冠狙う

桜花賞V後に福島・ノーザンファーム天栄で放牧中のアーモンドアイは来週末に美浦に帰厩予定。「牧場で馬体回復に努めてもらっている」と国枝師。引き続きルメール騎乗でオークスに向かう。(20日・スポニチより)

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枠順が発表され、あとは当日馬体重が大きく減らなければ、ほぼ大丈夫だと思っていたアーモンドアイ。阪神への輸送があって2キロ減で出走できたので力が入りました。パドックの姿は適度な気合で馬体の張りも良かったと思います。

レースですが、課題のゲートはゆっくり。まあ、大きく離されることはなかったので良かったです。その後は折り合いを欠くことなくマイペースの追走。早くもなく遅くもないペースでしたが、最後の直線を向くまではじっくり構えていました。

そして最後の直線で外へ持ち出すと…。他馬が手を動かして仕掛けているのに、アーモンドアイはスッと促しただけで馬群の中団まで一気に。そこからC.ルメールJが気合を付けたら、更に一気の加速。万全のタイミングで抜け出したラッキーライラックを全く問題せずに約2馬身の差をつける完勝。上がり3ハロンの時計で1秒以上違うんですから、凄すぎです。

直線、頻繁に手前を替えていたのはそれだけ余力がある証拠でしょうし、佐藤哲三元ジョッキーがレース後書かれていましたが、バランスを保ちながら、馬場にフィットした走りを自らしているのでしょう。優れた体幹と肩甲骨の柔軟性がアーモンドアイの強みなんでしょうねえ。

レース後のアーモンドアイですが、相応の疲れはあったのは当然。脚元に異常がないのは何よりです。そして次走は正式にオークスに決定。距離が延びるのはプラスとは言えないでしょうが、右手前で走りたがる馬でもあるので、左回りはより走りがスムーズな。この馬らしい競馬に徹して、直線だけで他馬を一気に飲み込んでもらえればと思います。

今回の勝利でシルク馬では初めてのG1制覇。シルクメビウス・シルクフォーチュン・ラストインパクトでG1の2着は経験していたのでようやくという感じでもあります。そしてアーモンドアイの父はロードカナロア。ロードに出資して2世代目に“これはモノが違う”と募集パンフを見て惚れ込んだ馬。その馬が種牡馬にもなって、最初の重賞制覇・G1制覇をもたらしてくれた仔に巡り合えた運にはビックリですし、感謝です。

アーモンドアイがここからどこまで上り詰めていくのか楽しみですが、まずは無事に1戦1戦をクリアしていってくれることを願っています。

2018年4月 8日 (日)

異例のローテは問題ないも、輸送を挟んで馬体重を維持できているかがポイント。G1の舞台でもこれまで通りの桁違いの末脚を見せて欲しい。☆アーモンドアイ

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

日曜阪神11R 桜花賞(G1・芝1600m)7枠13番 C.ルメールJ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:南Wコースで4日に時計

国枝栄師「4日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。いつもだとスタンドで動きを確認するのですが、今週も霧がすごくてスタンドからだと見えないので、今回は一緒に馬場まで行って内ラチ沿いで動きを確認しました。道中は他馬2頭を先に行かせて、直線で最内に入れて脚を伸ばし、最後は2馬身ほど先着しています。動きそのものは直線の一部分しか見られませんでしたが、良かったと思いますよ。厩舎独自で着けているGPSでの計測によると、全体時計が67秒台で終いは11.4秒ということでした。追い切りに騎乗したクリストフ(C.ルメール騎手)も、いい動きだったと好感触を得てくれたようです。休み明けは苦にしないタイプですし、関西圏への輸送も前回でクリアしてくれており、特に不安なく本番へ挑むことが出来そうです。今回は2歳女王相手ということで、こちらは挑戦者の立場になりますが、阪神外回りの芝1600mはアーモンドアイには合っていると思いますし、持っている力を存分に発揮していい結果を残してくれることを願っています」

C.ルメール騎手「4日の追い切りに乗せていただきました。とても乗りやすかったですし、直線で仕掛けてからの反応も良く、すごい瞬発力でしたよ。馬はグッドコンディションだと感じました。前走を見ていても最後の直線の脚は素晴らしいですし、広い阪神の外回りコースはアーモンドアイにはピッタリだと思います。出来れば道中は2歳女王をマークしながら進め、直線で捉えるようなイメージで乗りたいですね」(4/5近況)

助 手 1南W稍 87.8- 72.1- 55.5- 40.6- 14.3 馬なり余力
ルメー 4南W良 キリ キリ不明 マンハイム(古500万)と併走

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第2回阪神6日目(04月08日)
11R 桜花賞(G1)
サラ 芝1600メートル 3歳OP 指定 国際 牝馬 定量 発走15:40
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ラッキーライラック 牝3 55 石橋脩
1 2 アマルフィコースト 牝3 55 浜中俊
2 3 リバティハイツ 牝3 55 北村友一
2 4 アンコールプリュ 牝3 55 藤岡康太
3 5 レッドサクヤ 牝3 55 松山弘平
3 6 スカーレットカラー 牝3 55 岩田康誠
4 7 トーセンブレス 牝3 55 柴田善臣
4 8 ハーレムライン 牝3 55 大野拓弥
5 9 リリーノーブル 牝3 55 川田将雅
5 10 アンヴァル 牝3 55 藤岡佑介
6 11 コーディエライト 牝3 55 和田竜二
6 12 デルニエオール 牝3 55 池添謙一
7 13 アーモンドアイ 牝3 55 C.ルメール
7 14 レッドレグナント 牝3 55 M.デムーロ
7 15 プリモシーン 牝3 55 戸崎圭太
8 16 フィニフティ 牝3 55 福永祐一
8 17 マウレア 牝3 55 武豊
8 18 ツヅミモン 牝3 55 秋山真一郎

○国枝師「2週続けて霧の中での追い切りになったけど、思った通りの調教ができた。今週はルメール騎手の感触も良かったからね。馬体の張りもいいよ。阪神の外回りコースもこの馬にはいいはず」(土曜・競馬ブックより)

○国枝師「ゲート練習では問題ないので気にしていなかったが、内よりは外がいいと思っていたので理想の枠を引けたよ。輸送もあるので馬体は少し減るかもしれないが、460キロをキープしていれば大丈夫だろう。ここまでは思惑通りだね」(日曜・競馬ブックより)

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【桜花賞】(13)アーモンドアイ パワーUP実感で末脚期待(スポニチより)

アーモンドアイは前走・シンザン記念(1着)に続く関西遠征。根岸助手は「(京都遠征の)前回も落ち着いていたが、今回も輸送はおとなしかった。体の張り、トモ(後肢)の筋肉が前走より良くなっている」とパワーアップを実感。土曜段階で2番人気。「阪神は初めてだけど、ジョッキー(ルメール)も大丈夫とのこと。枠も真ん中より外でちょうどいい」と自慢の末脚に期待していた。

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アーモンドアイ希望通りの外め13番を歓迎/桜花賞(日刊スポーツより)

有力馬アーモンドアイ(国枝)は13番枠からスタートする。椎本助手は「何も言うことはない。真ん中より外が良かったので。不利なく行ければ、おのずとこの馬の力を発揮できると思う」と、希望通りの枠順に自信を深めた。

金、土曜と阪神は雨予報。日曜は馬場が渋る可能性があり、やや重のシンザン記念を強烈な末脚で制した同馬には好条件だ。

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【桜花賞】アーモンドアイ、軽い仕掛けで2馬身先着!(スポーツ報知より)

2週連続で濃霧に覆われた美浦トレセン。アーモンドアイの追い切りを目視できなかった報道陣に対し、国枝調教師が不敵な笑みを飛ばす。「5ハロン67秒0―11秒4だよ」。視界不良から目視で計測しているストップウォッチが使えず、急きょGPS機能を搭載した計測器を騎乗者に着用し、状態のバロメーターを把握するうえで欠かせない調教時計を入手。周到な準備が実を結び、思わずニヤリだ。

最終リハの舞台は美浦ウッドチップコース。陣営によればマンハイム(4歳500万)、ノチェブランカ(3歳未勝利)を追走し、直線では内へ潜り込んだ。ルメールの軽い仕掛けに対して、極上の反応を披露。併走馬2頭をあっさりと2馬身突き放して堂々のフィニッシュを決めた。

「スタンドからじゃ見えない。俺は(コースの)内馬場で見ていたんだ。最後の一瞬は見えた。良かったよ」。動き、時計とも確認が不可能だった先週と同じてつは踏むまいと、自ら間近で観察できるコース内まで足を運んだ。10年牝馬3冠のアパパネを育てた名匠に一分の隙もなし―。GPS計測でラスト11秒4という圧巻の数字も手伝い、思わず表情が緩む。

シンザン記念は大外一気で牡馬をなで斬り。「あれだけのパフォーマンスを見せた。追いつめなくても、同じだけ走れればいいよ。だから直行にした」と能力に対する信頼は厚い。「アパパネは2歳チャンプ。今回は挑戦する側」。言葉とは裏腹に、にじみ出てくる自信。悪天候に負けることなく万全の態勢を整えた東の刺客が、文句なしに打倒・女王の一番手だ。

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【桜花賞】美浦レポート~アーモンドアイ(ラジオNIKKEI・競馬実況ウェブより)

○国枝栄調教師

「前走のシンザン記念は重賞で、しかも牡馬相手でどうなるかと思っていましたが、思ったよりもしっかりと脚を使ってくれました。あの最後の伸びは能力がないと見せられないと思います。

シンザン記念の時も久々でしたから、桜花賞も直行でいいだろうということになり、この中間は牧場に出して早めにこちらに戻し、特に気になることもなく順調にきました。あまり強情なところもなく、おとなしい馬です。

今朝の追い切りはウッドコースでルメール騎手が乗りました。前に行った2頭を最後に交わすというもので、霧のためにスタンドではなく、コースの内ラチに行って近くで見ていました。良かったと思います。ルメール騎手もいい動きだったと納得していました。

当日は本命の馬をマークしていけばレースはしやすいでしょう。阪神の1600メートルのコースは十分能力を発揮出来ると思っています。

8年前のアパパネは2歳女王でしたが、今回は挑戦する立場なので気楽と言えば気楽です。当日落ち着いてレースを迎えられれば、いい結果になると思っています」

○クリストフ・ルメール騎手

「今朝の追い切りに乗りました。すごく良かったです。いい状態で、いい反応をしました。ですから今週は楽しみです。デビュー戦の時から馬は良かったのですが、経験を積んで、前走のシンザン記念ではラスト150メートルは素晴らしかったです。瞬発力が良く、エンジンがかかるまで少し時間がかかりますが、トップギアに入ると凄い脚を使います。GIでもチャンスはあると思っています。阪神の外回りコースは広く、跳びが大きい彼女にはいいと思います。

枠順は真ん中がいいです。内枠でペースが遅くなると大変なことになるかもしれませんので、真ん中の枠から出て最後の直線では外に出せればいいと思います。マークする馬はラッキーライラックです。あの馬が今1番の3歳牝馬です。一番強い牝馬です。ですから、出来ればラッキーライラックの後ろにいて、最後は交わしたいです。今回でアーモンドアイはトップコンディションになりました。勝てると思っています」

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【桜花賞】アーモンド100点!名画ほうふつ“名牝の瞳” (スポニチより)

東西2強と呼ぶにふさわしいスーパーボディーだ。鈴木康弘元調教師がG1有力候補の馬体を診断する「達眼」。第78回桜花賞(8日、阪神)では東のエース・アーモンドアイ、西の無敗馬・ラッキーライラックにそろって100点満点を付けた。中でも達眼が絶賛するのは底知れぬ可能性を感じさせるアーモンド形のアイ(目)だ。

馬の名画で知られる近世イギリスの画家、ジョージ・スタッブスの作品群がロンドンのナショナル・ギャラリー(英国立美術館)に展示されています。草原のかなたを見つめる美しい鹿毛馬。澄み切った聡明な瞳が凡百の馬との違いを際立たせています。アーモンドアイはそんなスタッブスの名画を思い起こさせてくれる。同じ瞳を持った鹿毛馬です。

「アーモンドアイ」とは字面通りアーモンドのように切れ長で中心がふっくらした眼力のある瞳。女優で言えば綾瀬はるか、黒木メイサのような目です。美人の条件でしょうか。この3歳牝馬は美しい瞳をスタッブスが描いた名馬のように遠くへ向けています。引き手を持つ前方のスタッフでもなく、真横からレンズを向けるカメラマンでもない、どこか“かなた”を静かに見据えながらたたずんでいる。目線に合わせて両耳を奇麗にそろえています。G1馬体診断を2年半続けていますが、こんな瞳に触れたのは初めて。目は心の窓といいます。心の余裕、穏やかさを端的に示した目。いや、それ以上に人知を超えた何か、底知れないスケールのようなものを伝えているのかもしれません。

馬体で最も際立つのは牝馬離れした胸の深さです。スマートレイアーも深い胸を持った牝馬ですが、こちらも負けていない。大きな肺や心臓を収容する大きな胸です。適度なボリュームのある首差し、形と角度の良いトモ(後肢)。素晴らしい体つきです。一点だけ気になるのは右飛節から下の部分。窮屈な形状に映りますが、才能にあふれた上体を前にすれば、大した問題ではないでしょう。

4戦全勝ラッキーライラックが不動のヒロインを務める今回の桜花賞。無敗ロードに立ちはだかるライバルがいるとすれば…。目は口ほどに物を言う。英国の名画のように遠くを見据えた聡明な瞳。希代の名牝の相かもしれません。

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ポテンシャルはG1を勝てるだけのモノを持っているアーモンドアイ。これまで3戦全て上がり3ハロン最速をマークしていますが、全力を出し切っていないというのが特筆モノ。道悪の前走のパフォーマンスが強調されますが、良馬場なら更に切れは増すものと信じています。

シンザン記念から桜花賞へ直行は異例のローテですが、これは前走後にすぐ決まったことですし、前走で輸送を経験・克服しているのも後押しになった筈。まだまだ弱いところがあるし、まだまだ先を見据えることができる素材。ここがゴールではありません。追い切りは2週連続で霧で確認できませんでしたが、追い切った後の様子は落ち着き十分。馬体もきっちり出来ているように見えました。

仕上がりはここへ向けて万全に近いと思いますが、不安点は馬体重の維持。この後に阪神競馬への輸送があった訳ですから。前走からプラス体重で出ることはほぼないでしょう。マイナス4~6キロで出てきてくれれば。レースでの課題はまずゲートとなりますが、前走くらいの出遅れならヨシとしましょう。ゲートから出していって折り合いを欠くというのは最悪です。道中、出来るだけ距離ロスを避けつつ、直線で外へ持ち出しやすい位置を確保して進めて欲しいです。そして最後の直線、外から豪快に伸びてくれることを願うばかりです。

結果が付いてくれば最高ですが、G1で更に相手が強化されますし、2歳女王は名牝級の素材。完成途上の現状で相手のホーム(関西)で競馬するので見えない壁が存在するかと思いますが、アーモンドアイには兎に角これまで通りの素晴らしい末脚を桜花賞の舞台でも見せてもらえればと思います。自滅する形での敗戦だけは避けて欲しいです。

2018年4月 1日 (日)

キリの中、桜花賞・1週前追い切りを無事終えています。☆アーモンドアイ

Photo_3 アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:南Wコースで28日に時計
・次走予定:4月8日の阪神・桜花賞(G1)(C.ルメールJ)

国枝栄師「28日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中は他馬を1秒ほど追走し、最後は1馬身半ほど先着といった内容でした。霧が凄かったのでスタンドからは動きが確認できませんでしたが、騎乗した助手によると『折り合いに問題なかった』ということですし、しっかりと脚を伸ばして先着してくれたのですから、1週前としてはいい追い切りを消化することが出来たと思います。次は2歳女王を筆頭に相手が揃いますが、アーモンドアイも放牧を挟んだことでキ甲が抜け体高が伸びて、大人びた馬体になって成長しているように思います。来週はルメール騎手を背に最終追い切りを行う予定にしています」(3/29近況)

助 手 25南W良 72.6- 56.3- 40.7- 14.0 馬なり余力
助 手 28南W良 キリ キリ不明 ダノングレース(三500万)の外同入

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【アーモンドアイ】1秒ほど追いかけて最先着/桜花賞(日刊スポーツより)

アーモンドアイ(国枝)は深いモヤの中、ウッドコースで皐月賞に出走するオウケンムーン(3歳オープン)、ダノングレース(3歳500万)を1秒ほど追いかけて最先着。

国枝師は「追うたびに良くなっているね。体はキ甲が抜けて体高が伸びた。馬体重は変わらないが成長している。来週、ルメール騎手で最終追い切りをする」と話した。ここまで3戦2勝。前走のシンザン記念では、後方一気の末脚で牡馬を蹴散らした。「古い言い方をすればカミソリの切れかな。ラッキーライラックとどこまでやれるか」と、対戦を楽しみにしていた。

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いよいよ桜花賞があと1週間と迫ってきましたが、アーモンドアイは淡々と調教をこなし、順調に仕上がってきているかなと思います。

桜花賞・1週前追い切りとなる29日の追い切りは濃いキリの中で行われ、時計&動きは肉眼で確認できなかったようですが、3頭併せで僚馬を大きく追走して煽る動き。いつも攻めは動く馬ですが、これまでのアーモンドアイと変わっていないというのが何より。追い切りを重ねるごとに馬体も膨らんできている感じです。

とにかく無事にレース当日まで辿り着くことが勝利への第一条件。相手関係に関しては、王道を歩んできた馬とは未対決で測り知れないところはありますが、これまで3戦、余力を残した中での成績です。初めて真剣に追われてどういう脚を繰り出してくれるか。

この時期の牝馬は体調管理など難しいところはありますが、力を出し切れれば好勝負以上を期待できると思っています。

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