エコー検査を受けたところ左前脚屈腱炎が判明。JRAの競走馬登録を抹消することになりました。★ロードギブソン
ロードギブソン(牡・奥村豊)父トーセンホマレボシ 母ハイランドカクテル
2017.08.10
その後の歩様に違和感が認められます。エコー検査を受けたところ左前脚屈腱炎で全治9ヶ月以上の診断が下されました。今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○奥村調教師 「時間が経つに連れて、左前脚が腫れっぽい感じに。8月10日(木)にエコー写真を撮ると、屈腱炎との診断が下されました。損傷の度合いが非常に大きく、復帰を目指すのは現実的に難しそう。徐々にレースぶりが良化して来ていただけに残念です。このような事態を招いてしまい、本当に申し訳ありません」
2017.08.09
8月9日(水)良の栗東・ニューポリトラックコースで5ハロン68.7-53.4-39.7-12.2 7分所を一杯に追っています。併せ馬では馬なりの相手の内を0秒8追走して頭遅れ。短評は「脚いろ見劣る」でした。その後の歩様に違和感が認められます。レントゲン検査を受けたところ骨折等の診断は下されませんでした。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。
○奥村調教師 「8月9日(水)の追い切りと上がり運動までは問題なし。しかしながら、洗い場から馬房へ向かう際に左前脚がハ行していました。レントゲンで異常は見付からず、午後には歩様も幾らか改善。ただ、数日間は経過観察が必要でしょう。来週の出走は難しいかも・・・」
≪調教時計≫
17.08.09 助手 栗東P良 68.7 53.4 39.7 12.2 一杯に追う エイシンクリオネ(3歳未勝利)馬なりの内0秒8追走頭遅れ
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今週末の小倉戦で進退を賭けた1戦へ臨む予定だったロードギブソン。ただ、8日の追い切った後、厩舎で微調整をされていた際、左前脚のハ行が判明。その時は異常は見つからず、午後には歩様が幾らか改善。ただ、スーパー未勝利への出走権がだけに、小倉開催中にもう1戦できるかどうか微妙だなと思っていました。
そして翌日、また更新されていたので、『どうしたのかな?』と覗いてみると、左前脚が腫れっぽい感じに悪化。詳しく検査したところ、左前脚に屈腱炎を発症していることが判明しました。
ようやく自分の競馬スタイルが見つかり、ギブソンなりに安定感が出てきていました。そしてラスト1戦、展開等に恵まれれば勝つチャンスまであったとは思います。それだけにこの直前での故障引退は非常に残念です。
2歳の夏にデビューしてこれまで11戦。内枠縛りに泣かされ、力を出し切れないレースが続きましたが、約1年間、タフに頑張ってくれたことに頭が下がります。ホントお疲れさまでした。
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