ゲートをボコッと出た時点で終了。レースの流れに全く乗れず、最後はクタクタ。何とか完走することは出来たも、この1戦のみで登録抹消に。★ロードレシタール
ロードレシタール(牡・高柳)父ワークフォース 母エルテアトロ
9月24日(土)中山6R・3歳未勝利・ダ1800mに伴Jで出走。16頭立て14番人気で1枠2番から平均ペースの道中を16、16、16、16番手と進み、直線では最内を通って7秒2差の14着でした。スタートで出遅れて2馬身の不利を受けました。馬場は重。タイム2分01秒3、上がり42秒7。馬体重は496キロでした。なお、タイムオーバーの制裁を受けたため10月24日(月)まで平地競走への出走が認められません。
○伴騎手 「序盤に砂を被ってモサモサする格好。1、2コーナーあたりからは普通に走っていたものの、競馬のペースでは何もできないままで付いて行けませんでした。身体が途上な部分に加え、走る方へ気持ちが向いていない様子。最後は止まりそうな感じで歩いてしまうなど、今日は色々と厳しかったです」
○高柳調教師 「ゲートの最終チェックを行なった際と同様の遅いスタート。初出走で1頭だけ離れてしまうと余計に難しいですね。脚元に気を付けながら何とかデビューへ漕ぎ着けたとは言え、思うような結果に結び付かずに申し訳ない気持ち。ひとまずは無事に回って来ましたが、厩舎へ帰った後もしっかりと見ておきます」
※レース映像はこちら
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レース後も特に異常は認められません。3歳未勝利戦への出走が不可能な状況を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○高柳調教師 「美浦へ戻った後も問題無し。念の為にエコー及びレントゲン検査を行なったものの、腱や骨に異常は認められませんでした。今後について協議を交えた結果、抹消の手続きを済ませて今週末に厩舎を離れる方針に。思うような結果を得られず残念です」
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重め残りを心配したロードレシタールでしたが、馬体はスッキリ出来ていたと思います。ただ、馬っ気を出したりと精神面の幼さを発揮。これではやはりレースでは厳しいなあと覚悟しました。
そのレースですが、ゲートをボコッと出た時点で終了。砂を被ってモタモタし、あっという前に差をつけられる有り様。押し上げていく場面もなく、ペースが上がると更に離されてしまいました。そして最後は画面に映らないような大敗でゴールイン。何とか完走は果たせという競馬に終わってしまいました。
レシタール自身としては、普段と違う場所に連れられ、訳が分からないまま走らされ、ただただ疲れたという1日だったことでしょう。故障に泣かされましたが、競走馬としてのセンスも欠けていたと言わざるを得ません。故障する前は悪くない走りをしていたと思ったのですが…。馬選びの難しさをまたまた思い知ることとなりました。
レース後、心配した脚元は大丈夫そうですが、今回のレースの走りを受けて登録を抹消されることに。たった1度のレース経験で終わってしまうのは寂しいですが、この走りでは変わり身は難しいと言わざるをえません。今後についてはロードから通知が届くでしょうが、少しでも良い余生を送ってもらいたいです。
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