Hペースを見込んでの理想的な位置取り。手応え十分であとは直線で馬群を割ってくるだけでしたが…。右第3中手骨開放骨折で予後不良の診断が下されました。★ロードセレリティ
ロードセレリティ(牡・高柳)父キングカメハメハ 母ティアドロップス
2月24日(土)中山11R・アクアマリンS・混合・芝1200mに三浦Jで出走。15頭立て1番人気で7枠14番からハイペースの道中を10、9、7番手と進み、競走中に右第3中手骨開放骨折を発症し、最後の直線コースで競走中止となりました。馬場は良。馬体重は12キロ増加の494キロでした。なお、予後不良の診断が下されました。
○三浦騎手 「仕掛けてからの反応が上々。あとはスペースだけ・・・と言う状況で、外へ持ち出す際に故障を発症してしまいました。馬群の中で転倒していても不思議はない大怪我だったにも関わらず、ロードセレリティは最後まで踏ん張ってくれて・・・。ただただ、申し訳ない気持ちで一杯です」
○高柳調教師 「直ちに診療所へ向かいましたが、右前脚管骨の開放骨折で手の施しようが無い状態。これ以上苦しみ続けない為にも、安楽死の措置を取らざるを得ませんでした。馬自身には可哀想なことに・・・。再登録の時点から管理を任され、ここまで頑張ってくれたと思います。本当に申し訳ございません」
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
レースはライブでは見れず、レース結果を検索して、この事実を知ることになりました。大崩れすることはないと思っていたので、上に名前がないことにアレっと思っていたら…。
レースでは外枠ということもあり、スムーズに走れていたと思います。また、ペースを見越して、いつもより後ろ目の位置。理想的な競馬だったと思います。そして直線まで追い出しを待つ余裕があり、あとはどこを割ってこれるか。仕掛けられてからの反応も良かったんですが…。伸び掛けた時に故障を発症してしまいました。それ以降は痛々してレースを最後まで見ることは出来ませんでした。レース中の故障により引退に追い込まれた出資馬は何頭かいたと思いますが、予後不良の診断が下されたのは初めてです。
押せ押せのローテで来ていて、この中間は少し回復が遅れていた事実はありました。ただ、あと1歩で勝てるところにいたので出走を自重・回避する決断は難しいでしょうねえ…。結果だけが最悪なものになってしまいました。1200mならまだまだ上を目指せる余地があったと思うので余計に残念ですが、セレリティには天国で静かにお休みくださいと願うばかりです。
出資馬・シルクアーネストの半弟がロードで出資できるということから、思い入れの強い1頭でしたが、紆余曲折がありながら、ホント良く頑張ってくれました。色んな勉強をさせてもらい、ありがとうございました。
最近のコメント