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カテゴリー「(引退)グランドサッシュ」の380件の投稿

2020年5月12日 (火)

実績のある舞台で好枠+軽ハンデ。条件は揃っていたも、さすがに年齢からくる衰えには逆らえず。中団から競馬を進めるも、直線は伸びずバテずの12着。近走の競走生活を踏まえてJRAの競走馬登録を抹消することになりました。★グランドサッシュ

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Photo グランドサッシュ(牡・武市)父ハーツクライ 母レイサッシュ

日曜東京9R 緑風S(芝2400m)12着(15番人気) 野中J

まずまずのスタートを切ると、道中は中団を追走します。4コーナーから鞍上の手が動き始め、直線では内から脚を伸ばそうとしますが、ジリジリとした脚色となってしまい12着に敗れています。

武市調教師「これまでと比べて大きな変わりはありませんでしたが、この馬なりに良い状態で出走させることが出来たと思います。切れる脚を使えるタイプではないので、野中騎手には出来れば位置を取りに行って欲しいと伝えていました。その通りにスタート後は促してくれたものの、あのポジションが精一杯だったようですね。それでも、道中は馬群の中で上手く脚を溜めながら運んでくれたと思います。ジワジワと脚を伸ばすタイプなので、勝負どころから早めに踏んで行ってくれましたが、ジリジリとした脚しか使えませんでした。野中騎手は『道中は手応え良く運べましたし、馬群の中で集中して走ってくれていました。追い出してからどれだけ脚を使えるか楽しみだったのですが、ダラダラとした感じになってしまいました』とのことです。軽ハンデと内枠を活かしたレースをしてくれて、この馬なりには頑張っているのですが、年齢的にもこれ以上を求めるのはしんどいと思います。ここまでコンスタントに頑張ってくれたグランドサッシュには本当に感謝しています」(レース結果)

近走の競走結果を考慮して、今後について協議した結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることといたします。近日中に抹消の手続きを行わせていただき、14日のサラブレッドオークションに上場する予定です。詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。2013年8月のデビューから全48戦走り続けた本馬への温かいご声援、誠にありがとうございました。

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実績のある東京・芝2400mのハンデ戦で53キロ。引きたかった内枠に入ることができたので、変わってくるなら今回だと見ていたグランドサッシュ。逆に今回も厳しい結果に終わるようなら、9歳でもありますし、引退勧告が告げられるだろうなあとも見ていました。

結論から言うと、残念ながら結果は後者に。五分のスタートから行きっぷりは良くなかったですが、内ラチへ寄せて距離ロスなく走らせることに専念。少し促しながらの追走だったので脚がそこまで溜まっていたかどうかは分かりませんが、位置取りは許容範囲だったと思います。ただ、勝負どころから早目に野中Jは動かしていったのですが、グランドサッシュはそれに対して少し置かれる形に。ズブさというのではなく、全盛期と比べると単純に衰えなんでしょうねえ。4角を回ってくる時には早くも鞭が入り、ギアチェンジを促しましたが、伸びずバテずといった感じでジリジリとした伸び。元々時計の速い決着にも強かった馬ですが、今回は反応できずに12着に終わってしまいました。特別、不利を受けるようなこともなかったので、この結果が今の実力です。

月曜日にレース結果のコメントが発表となりましたが、週中の近況報告を待たずに今回の1戦でJRAの競走馬登録を抹消することが決定。14日のサラブレットオークションに上場する予定です。既に9歳ですが、ダートも走れる馬なので、少しレベルの落ちる地方競馬ならまだまだ上のクラスでやれるかもしれません。硬さが目立つようになった今なら、むしろダートの方が良い可能性まであるでしょうし。

2歳の夏にデビューして大きな怪我なく48戦を走り終えたグランドサッシュ。もう少し馬格に恵まれていたり、気性面でどっしりとした面があれば、OP入り出来たのかなと思います。それでも3勝クラス(旧1600万下)で約3年間。最高は3着迄でしたが、グランドサッシュの頑張りには改めて頭が下がる思いです。本当にお疲れ様ですし、ありがとうございました。

2020年5月10日 (日)

実績のある舞台で53キロは魅力も、年齢的に上昇度は乏しくて苦戦濃厚。目の前のレースに最善を尽くし、1頭でも多く交わしてきて欲しい。★グランドサッシュ

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Photo グランドサッシュ(牡・武市)父ハーツクライ 母レイサッシュ

日曜東京9R 緑風S(芝2400m)2枠3番 野中J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:6日に坂路コースで時計

武市師「先週の木曜日に帰厩後初の追い切りを行ったのですが、硬さが無くて良い走りをしておりました。その後も脚元に不安はありませんでしたので、6日にも坂路コースで単走で追い切りを行いました。硬さが無いのでトモの連動性がとても良く、体全体を使って走れていますね。息遣いもひと追い毎に良化していますし、今週のレースが楽しみです。しかし、このメンバーと頭数ですとロス無く回ってきたいですから、何としても内枠が欲しいですね。左回りかつハンデは53キロでしたのでその点は魅力的ですが、後は初めて騎乗する野中騎手がどう立ち回ってきてくれるかだと思います」(5/6近況)

調教師 3美坂良 55.0- 39.4- 25.5- 12.6 馬なり余力
調教師 6美坂稍 52.4- 38.2- 24.9- 12.5 末一杯追う

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第2回東京6日目(05月10日)
9R 緑風S
芝2400メートル 4歳上3勝クラス 指定 混合 ハンデ 発走14:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 シークレットラン 牡4 55 武豊
1 2 サトノラディウス 牡4 56 大野拓弥
2 3 グランドサッシュ 牡9 53 野中悠太郎
2 4 ネイビーブルー 牡7 53 吉田豊
3 5 ゴールドギア 牡5 55 田辺裕信
3 6 ヒシゲッコウ 牡4 55 D.レーン
4 7 マイネルカレッツァ 牡8 54 木幡巧也
4 8 エストスペリオル 牡5 54 石橋脩
5 9 グレンガリー せ5 54 津村明秀
5 10 ベイビーステップ 牡6 55 福永祐一
6 11 ノチェブランカ 牝5 53 M.デムーロ
6 12 ダイワダグラス 牡4 55 C.ルメール
7 13 ブラックプラチナム 牡7 55 横山武史
7 14 ミッキーバード 牡5 54 横山典弘
8 15 ワセダインブルー 牡5 54 原田和真
8 16 マイネルキラメキ 牡5 54 藤井勘一郎

○武市師 「9歳馬だが気持ちには若々しさがあるし、この馬なりにいい状態。内めをロスなく立ち回って、どれだけ頑張ってくれるか」(競馬ブックより)

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前向きな気持ちが残っていうるので9歳になっても現役を続けることができているグランドサッシュ。ただ、良かった頃と比較すると衰えは否めませんし、絶好調でレースへ臨むことが出来なくなっています。

前走は右回りの芝2200mと適条件から少し離れた番組にわざわざ使ってきたのは意図が正直分かりませんでしたが、そこを使ったばかりに実績のある東京・芝240mのここへ使えなかったら最悪だなと見ていましたが、牧場スタッフのケアのおかげで無事出走に漕ぎ着けてホッと一安心。帰厩後の動き・時計は可もなく不可もなくという感じですが、馬なりオンリーではなく、少し気合をつけられています。短期放牧を挟んでいるのでデキは悪くないでしょう。

武市師のコメントでは内枠が欲しいとのことでしたが、見事に2枠3番をゲット。出たなりの位置で脚を溜めつつ、出来れば早い段階で内へ潜り込みたいところ。そして直線を向くまではじっと息を潜めてもらい、直線でどこまで着順を押し上げていくことが出来るか。伸びシロはありませんが、53キロで出走できるのは数少ない利点。野中Jとは初コンビとなりますが、強豪相手に臆することなく立ち向かってもらいたいです。

今回で48戦目を迎えるグランドサッシュ。得意な条件ですが、逆に凡走してしまうと厳しいジャッジが下りそうな雰囲気。それ故、目の前のレースでは悔いを残さないように頑張ってもらいたいです。

2020年4月30日 (木)

22日に美浦・武市厩舎へ帰厩しています。☆グランドサッシュ

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Photo グランドサッシュ(牡・武市)父ハーツクライ 母レイサッシュ

・在厩場所:28日に美浦トレセンへ帰厩
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:5月10日の東京・緑風S

武市師「28日にこちらへ帰厩させていただきました。短期放牧でしたので、見た目はそれほど緩んでいるように見えませんでした。この季節が合うのか硬さもありませんし、これから5月10日の東京・緑風Sに向けて仕上げに入っていきたいと思います。なお、明日少し速めのところを行う予定で、息遣いを確かめたいと思います」(4/29近況)

調教師 30美坂良 53.1- 38.3- 24.8- 12.3 馬なり余力

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27日の最新情報で28日の帰厩予定が報告されたグランドサッシュは予定通りに美浦へ。冬場は年齢的な衰えから来る硬さがちょっと目立ちましたが、暖かくなってきてそういう面は軽減。また早速、坂路で帰厩後の初時計をマークしていますが、馬なりでこれぐらい動ければ上々でしょう。

9歳を迎えてさすがに先は長くないと思っていますが、軽ハンデ(53キロ・予想)で臨む最適な舞台でどこまでやれるかが1つ指針になってくるかと思います。ですので、悔いの残らない仕上げで当日を迎えて欲しいです。

2020年4月28日 (火)

シルクなお馬さん(5歳上牡馬・本州組)

Photo_3 ピボットポイント

・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
・調教内容:トレッドミル、坂路コースでハロン14~15秒

厩舎長「順調に進められていましたので、この中間は坂路で15-15のペースから、ラスト1ハロン14秒まで脚を伸ばすようにしています。ペースを上げた後もしっかり対応してくれていますし、運動後も硬さは見られずこの馬なりに状態は良いですよ。いつ声が掛かってもいいように、負荷を掛けながら更に動きを良くしていきたいと思います。馬体重は529キロです」(4/24近況)

Photo_3 グランドサッシュ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・次走予定:5月10日の東京・緑風S
・調教内容:週2回坂路コースで14-13、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「予定通り今週はさらにペースアップを図り、終いハロン13秒まで脚を伸ばしています。ペースアップ後も前向きな走りを見せていて、これなら5月10日の緑風Sに出走させることが出来そうです。来週帰厩する予定となっているので、良い状態で送り出せるよう努めていきます。馬体重は486キロです」(4/24近況)

⇒⇒28日に美浦トレセンへ帰厩する予定です。(27日・最新情報より)

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ピボットポイントは地道にトレーニングを積んできて、ようやく上昇のリズムを掴んできた感じ。そろそろ厩舎と牧場とで打ち合わせが行われると思うので、ここで後退することなく、出来るだけ早い段階で栗東へ戻ってきて欲しいです。

グランドサッシュは無駄な1戦を挟んだため、最適な舞台に立てるかどうか不安でしたが、9歳の老兵なりに頑張ってくれて、予定通りなら本日美浦へ戻っています。ハンデ戦ということで次回も53キロで出走できるので、ひとまず掲示板入りを目標に頑張ってもらいたいです。

2020年4月21日 (火)

シルクなお馬さん(4歳上・NF天栄組)

Photo アーモンドアイ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週2回坂路コースで14-14、週2回15-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「今週から登坂回数を週4日に増やし、ペースもハロン14秒まで上げています。負荷を強めてからも特にこれまでと変わりない動きを見せており、順調に立ち上げることが出来ていますね。運動後は蹄を含めた馬体面のケアをしっかりと行いつつ、この調子で進めていきたいところです。馬体重は496キロです」(4/17近況)

Photo ジーナアイリス

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週3回坂路コースで14-13、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「今週は終いハロン13秒まで脚を伸ばす日を、週3回に増やしています。全体的な負荷を強めましたが、脚元の状態は維持できています。第2回東京開催での復帰を目標に進めていきたいと考えていますが、動きについてはもう少し上向かせていきたいところです。馬体重は547キロです」(4/17近況)

Photo_3 グランドサッシュ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週2回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、脚元を含めて大きな問題はありませんでした。武市調教師からは短期で戻すことも検討していると連絡を受けているので、早速坂路コースでハロン14秒ペースで乗っています。週末からさらにペースを上げていく予定ですので、その動きを見て今後について相談していきたいと考えています。馬体重は481キロです」(4/17近況)

Photo_3 アンブロジオ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週3回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「今週から坂路入りする日を週3回に増やし、ペースもハロン14秒まで上げています。全体的な負荷を強めましたが、これまでと良い意味で動きに変わりはありませんし、この調子で適度に動かしていければと思います。馬体重は458キロです」(4/17近況)

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アーモンドアイは着地検疫中でしょうが、週4回坂路でハロン14秒以上のところを乗り出すように。他馬から見ればハードワークですが、アーモンドアイは悠々とこなし、それでいて馬体重増。ホント牝馬離れしています。また、ドバイでモヤっとした右前脚も大丈夫みたいですし、次走の有力候補に挙がっている安田記念へ向けて確実に状態を上げていってもらえればと思います。

ジーナアイリスはもう少し馬体を絞る必要はありそうですが、この中間は更に負荷を高めていますが、疲れ・反動が出ることなく対応できているのは○。そして今週から始まる東京開催での復帰を視野に入れて行くとのこと。番組表を見ると、未勝利勝ちした条件(ダ1400m・牝馬限定)が5月17日に組まれているので、ここでの復帰が有力でしょう。

グランドサッシュは改めて前走の中山戦がちょっと無駄だったかなと思いますが、適鞍の東京戦へ向けて急ピッチ。状態に関しては可もなく不可もなくといったところでしょうが、故障さえなければ使う方向だと思います。そしてその結果・内容次第では進退問題になってくるでしょう。早ければ今週中に帰厩の声が届くかも。

アンブロジオは次の予定が決まっていませんが、調教は早くも意欲的に消化。このまま芝1200mにこだわっていくのか、東京で実績を残している芝1400mまで視野を広げるのか。菊沢師の判断が待たれます。また、ここ数走は二桁着順での負けが続いていますが、3勝クラスまで勝ち上がってきた脚力は認めるところなので、障害入りというのも選択肢に加えても良いのかなと個人的には思います。

2020年4月 9日 (木)

思いのほかレースの流れに乗って競馬が出来ましたが、道中で少し力むようなところがあって最後の直線では馬群から抜け出してくるようなピリッとした脚は使えず。何とか食らい付こうともがいてくれましたが14着に終わる。★グランドサッシュ

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Photo グランドサッシュ(牡・武市)父ハーツクライ 母レイサッシュ

土曜中山10R 湾岸S(芝2200m)14着(17番人気) 津村J

まずまずのスタートから、内へ潜り込みつつ中団辺りで競馬を進めます。3コーナー辺りから盛んに鞍上の手が動きますが、直線では目立った脚は使えずに後方でゴールしています。

武市調教師「牧場から戻ってきた時の雰囲気が良かったですし、普段の調教からも硬さが無くて具合の良さを感じていました。ただ、状態が良すぎたのか、いつものレース時より気持ちが入り過ぎていて、前半に少しハミを噛んでいましたね。騎乗していただいた津村騎手も『前走よりも状態が良かったのですが、それが裏目に出てやや行きたがっていました。ただ、いつものような右回りで見せるモタれは無かったです。今日は前半に力んだ分、終いの脚が続かなかったものの、年齢的な衰えは感じませんでしたし、メンバーや条件次第ではもっとやれると思います』と話していました。この後については、トレセンで馬体を確認した上で短期放牧を挟ませていただき、牧場でも問題が無ければ第2回東京開催へ向かいたいと考えています」(レース結果)

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・在厩場所:7日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧

武市師「レース後はトレセンに戻って馬体を確認しましたが、歩様等に異常は無いものの、走ったなりの疲れはありました。ですから無理をさせず、7日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきました。ただ、大きな問題ではありませんから、牧場での回復次第では短期でお戻しさせていただき、第2回東京開催での出走を視野に入れたいと考えています」(4/8近況)

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53キロのハンデを生かして少しでも上位を目指して欲しかったグランドサッシュ。9歳になって現状頭打ち状態ということで単勝万馬券の最下位人気での出走となりました。

前回、この条件を走った時は終始最後方で直線でも差を詰めてくることが出来ずに大敗を喫していますが、今回はまずまずのスタートから少し促していくと中団の位置で追走。少し力んでハミを噛むところがあったようですが、レースの流れに乗れていたのはビックリ。3角あたりでのペースアップにも対応できていましたが、そこから更に1段ペースアップすると鞍上の手が激しく動くことに。何とか食らい付こうという姿勢は感じたのですが、手応えはだんだんなくなっていく感じ。最後の直線は馬群の中から抜け出す力はなく、もがき続けながら14着へのと沈んでしまいました。この結果は妥当と言えばそうなのですが…。

レース後のグランドサッシュは馬体をひとまず確認して7日にNF天栄へ放牧済。次の東京開催での出走を視野に入れているので、1日でも早く牧場へ戻したかったのかなと思います。おそらく視野に入れているのは来月10日の東京・緑風S。順調に回復を果たして今月末には帰厩してもらわないと。次走もハンデ戦なので更に1キロ減の52キロで出走できれば嬉しいのですが…。まあ、1番合っている舞台なので、今回の上向き加減だった状態をキープして出走へこぎ着けて欲しいところ。そして再浮上を感じさせる結果を残して欲しい。次走後は左回りの長丁場は当分ないですし、近走のような低迷した結果に終われば、進退に繋がってくる可能性は相当高いと見ています。

2020年4月 4日 (土)

暖かくなってきた脚捌きの硬さは軽減。53キロで出走できるのも魅力。ただ、以前この舞台で見せ場なく大敗を喫していますし、近走の成績を見ても苦戦は免れません。★グランドサッシュ

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Photo グランドサッシュ(牡・武市)父ハーツクライ 母レイサッシュ

土曜中山10R 湾岸S(芝2200m)6枠11番 津村J

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:1日に坂路コースで時計

武市師「1日に坂路コースで追い切りを行いました。単走でしたが、52秒台の時計を出せているように、年齢を感じさせない良い動きをしていますね。依然として硬さが出ることはありませんし、しっかり体を使って走ることが出来ています。息遣いもひと追い毎に良化してきた感じですから、今週の湾岸Sに向けて態勢は整ったと思います。あとは右回りですとモタれる部分はありますが、そこは乗り慣れている津村騎手が上手くカバーしてくれると思います」(4/1近況)

助 手 29美坂不 56.7- 41.8- 27.6- 13.7 馬なり余力
調教師 1美坂稍 52.8- 38.5- 25.4- 12.7 馬なり余力

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第3回中山3日目(04月04日)
10R 湾岸S
芝2200メートル 4歳上3勝クラス 指定 混合 ハンデ 発走15:10
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ステイパーシスト せ7 53 吉田豊
1 2 ヴィッセン 牡9 55 坂井瑠星
2 3 ナイママ 牡4 55 柴田大知
2 4 バイオレントブロー せ5 55 中谷雄太
3 5 キングオブコージ 牡4 55 横山典弘
3 6 ウィナーポイント 牝5 51 江田照男
4 7 レッドアステル 牝4 53 L.ヒューイットソン
4 8 パルクデラモール 牝5 52 武藤雅
5 9 ネイビーブルー 牡7 53 藤田菜七子
5 10 ゴールドギア 牡5 55 三浦皇成
6 11 グランドサッシュ 牡9 53 津村明秀
6 12 アーデントリー 牡4 54 石川裕紀人
7 13 フィールインラヴ 牡5 55 松山弘平
7 14 ヴァンケドミンゴ 牡4 55 田辺裕信
8 15 バリングラ せ6 56 石橋脩
8 16 エアジーン 牝4 53 大野拓弥
8 17 イェッツト 牡5 56 M.デムーロ

○武市師 「暖かい気候になったことで、硬さが取れてきたのはいい傾向。あとは右回りだと勝負どころでモタついて、置かれ気味になる傾向がある。その点がどうか」(競馬ブックより)

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9歳を迎えた今が絶頂期というヴィッセンに対して、グランドサッシュは3勝クラス(旧1600万下)に使い続けて今回が24戦目。大きな怪我なくここまで現役を続けてきたのは素晴らしいと思うも、なかなか硬さが解消できなかったり、年齢的な衰えは正直隠せません。

前走の東京・早春Sはグランドサッシュのベスト条件。ゲートを出たなりにマイペースで追走し、ラスト3ハロンは34秒4の末脚を繰り出して頑張ってくれたのですが、11頭立ての7着まで。ただ、右回りだと内へモタれたり、勝負どころでモタモタするのですが、左回りの走りはホントスムーズです。

前走後はNF天栄へリフレッシュ。結果がもう1つの中山戦はパスして、春の東京開催にじっくり照準を合わせてくるものと思っていたら、状態が思いのほか良かったこともあってハンデ戦のここへ切り替えてきました。以前、この条件(中山・芝2200m)を使ったことがありますが、その時は道中で押し上げるところなく、見せ場すら作れぬまま大敗。9歳になった今、到底巻き返せるとは思えません。

引き続き、津村Jが跨ってくれるのは有難いですが、近走の成績・内容から苦戦は免れません。ただ、今回はハンデ戦で53キロでの出走が可能に。微々たるものですが、ようやく54キロ続きから脱してくれました。これで舞台が東京・芝2400mなら密かにに力が入るのですが…。デキに関しては、大きな変動はないでしょうが、寒さが和らいできたことで脚捌きの硬さは軽減されてきた様子。追い切りの感触は悪くありません。

今回も凡走ならそろそろ引退という文字がちらつき始めるでしょうが、ひとまずは目の前のレースに全力投球していってもらえればと思います。

2020年3月27日 (金)

シルクなお馬さん(中山・湾岸S出走予定馬)

Photo ヴィッセン

・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:25日にCWコースで追い切り
・次走予定:中山4月4日・湾岸S(坂井瑠J)

斉藤崇師「24日の普通キャンターが自然と速くなってしまいましたが、それだけ状態が良いということだと思います。25日にクロノジェネシスと併せて時計を出しましたが、最後まで楽な手応えでしたし、この馬なりにしっかり動いていましたよ。調教後はやや脚元に浮腫みが見られますが、これは以前からあるものですし、その日のうちに治まるので、気にしなくて良いと思います。レース1週前としてはしっかり動けていますし、今の状態を維持しながら来週のレースに備えて行きたいと思います」(3/25近況)

助 手 24栗坂良 57.7- 42.7- 27.8- 13.6 馬なり余力
助 手 25CW良 82.2- 66.7- 51.7- 38.5- 12.2 馬なり余力 クロノジェネシス(古オープン)末強めの外先行0.2秒遅れ

Photo グランドサッシュ

・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:25日に坂路コースで時計
・次走予定:4月4日の中山・湾岸S(津村J)

武市師「19日に予定通り坂路コースで軽く追い切ったのですが、硬さがなくて良い走りでしたし、とても落ち着きがありました。その後も問題なく進められたことから、今週は25日に坂路コースで単走で追い切りを行いました。ハッキング時から良い雰囲気で、実際に速めのところを行っても、非常に良いキャンターをしてくれています。暖かくなってきたことで引き続き硬さは見られず、来週の湾岸Sにこのまま良い状態で向かいたいですね。なお、鞍上は津村騎手に依頼しています」(3/25近況)

調教師 22美坂良 56.7- 41.6- 27.5- 13.7 馬なり余力
調教師 25美坂良 52.8- 38.1- 24.7- 12.4 強めに追う

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来週の中山・湾岸Sへ出走を予定している2頭の近況をまとめて。

ヴィッセンは24日のキャンター調教も時計になるぐらい元気一杯。そして25日は来週の大阪杯への出走を予定しているクロノジェネシスとの併せ馬。映像を確認しましたが、かなり大きく先行する形になりましたが、馬場の大外を馬なりでサラッと。遅れる形になりましたが、これは気にする必要はありません。状態に関しては引き続き高いレベルで安定していると言えるでしょう。

帰厩後の初時計が良かったグランドサッシュは引き続き良好な動きを披露。暖かくなってきたことで硬さがマシになってきたんでしょう。25日の坂路では強めの脚色で負荷を掛けることが出来ているのは好感です。鞍上は引き続き津村Jを予定しています。状態の良さを生かして、右回りの芝2200mでも頑張ってもらいたいです。また、同世代のヴィッセンにライバル心を持って欲しいです。

2020年3月22日 (日)

17日に美浦・武市厩舎へ帰厩しています。☆グランドサッシュ

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Photo グランドサッシュ(牡・武市)父ハーツクライ 母レイサッシュ

・在厩場所:17日に美浦トレセンへ帰厩
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:4月4日の中山・湾岸S

武市師「17日の検疫でこちらへ帰厩させていただきました。馬体をチェックさせていただきましたが、特に問題はありませんでしたので、翌日から乗り運動を開始しています。硬さが無くて、年齢を感じさせないほど元気がありますし、良い状態で戻ってきたと思います。このまま状態に問題無ければ、19日に坂路コースで少し時計を出してみます」(3/18近況)

助 手 19美坂良 52.7- 38.5- 25.2- 12.6 馬なり余力

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次の東京開催まで充電して欲しかったグランドサッシュですが、来月5日の中山・湾岸S出走へ向けて17日に美浦へ。早速、翌日から運動を開始して、19日には坂路で時計をマーク。時計で一喜一憂する必要はありませんが、馬なりでこの時計なら上々の部類。暖かくなってきたことで脚捌きの硬さは幾らかでもマシになっているのかもしれません。年齢を感じさせない活気ある状態で臨めるのは確かでしょう。

ただ、以前に中山・芝2200mへ出走した時(昨年1月・迎春S)は追走に手一杯になって見せ場なく敗れているので、近走成績+年齢を加味すると、好結果を期待するのはさすがに酷でしょう。同世代のヴィッセンと一緒に競馬が出来るのは感慨深いのですがねえ。

2020年3月14日 (土)

シルクなお馬さん(5歳上牡馬・NF天栄組)

Photo グランドサッシュ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・次走予定:4月4日の中山・湾岸S
・調教内容:週3回坂路コースで14-13、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「今週は坂路コースのペースを終いハロン13秒まで上げていますが、動きはしっかりとしていますね。武市調教師とは第3回中山開催2週目の湾岸Sに向けて進めていく方向で話しています。馬体重は490キロです」(3/13近況)

Photo_3 アンブロジオ

・在厩場所:福島県・ノーザンファーム天栄
・調教内容:週2回坂路コースで14-14、残りの日は軽めの調整

天栄担当者「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、脚元を含めて大きなダメージは見られませんでした。今週から坂路コースでの調教を開始しており、ハロン14秒ペースで乗っていますが、動きはまずまずですね。短期で戻すことも検討していると菊沢調教師から聞いていますので、馬体を緩めないように乗り進めていきたいと思います。馬体重は448キロです」(3/13近況)

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グランドサッシュは終い13秒まで伸びして登坂中。左前球節に傷を作りましたが、その影響が少なかったのは何よりでした。ただ、左回りの長距離戦となると5月10日の東京・緑風Sまでないので、方向転換して来月4日の中山・湾岸Sへ向かうことに。おそらく来週中に帰厩することになるでしょうが、正直レースでの期待は…。また、ここを使ったことで東京の緑風Sが使えないということにならないようにお願いします。

NF天栄へ戻ってきたアンブロジオですが、回復が順調に進み、坂路で週2日ハロン14秒の調教を開始。まずまず動けているようですし、早めに次走への態勢は整えることが出来そう。来週半ばまでに帰厩すれば10日競馬で29日の中山・船橋Sへは間に合います。声が掛かるまでしっかり乗り込み、状態を上げておいて欲しいです。

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