サリオス
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:13日に南Wコースで時計
・次走予定:5月31日の東京・日本ダービー(G1)・D.レーンJ
堀師「先週はレーンさん(D.レーン騎手)に跨ってもらい3週前追い切りを行いましたが、身のこなしに硬さがなく感触は良かったということでしたので、13日の追い切りはより負荷を強めています。筋肉量の多い馬ですし、あまり暑い時に負担を掛けてしまうのは避けたかったので、まだ涼しい朝一番の時間帯で時計を出しました。霧の影響で全体の動きは確認できませんでしたが、道中はサリオスが追走して、終いは脚を伸ばしてほぼ同入といった形で、厩舎独自に着用しているGPSを参考にすると、5ハロンから64秒台の時計を消化しています。2週前としてはこれまでよりも早めにピッチを上げていますが、おそらくダービーの週は今よりも暑さが厳しくなるでしょうし、レース当該週は微調整でも済むよう、それまでに心肺機能はしっかりと整えておきたいという考えがあります。時期的なこともあり、馬体重は540キロと皐月賞前の調整過程と比べても絞れていますが、飼い葉は食べていますし体調面に問題はありません」(5/14近況)
レーン 13南W良 キリ 13.4 馬なり余力 ルーカス(古馬3勝)馬なりの内0.2秒遅れ
助 手 17美坂重 55.6- 40.6- 26.3- 13.4 馬なり余力
ヴィッセン
・在厩場所:美浦トレセン
・次走予定:京都5月24日 烏丸S
・調教内容:13日にCWコースで追い切り
斉藤崇師「13日にCWコースで追い切りました。レースが来週に控えているので、終い重点でしっかり伸ばしておきました。前走時と比べても動きは良いですし、運動後も脚元に疲れが見られることはなく、調子としては高いレベルを維持していますよ。前回減った馬体重は回復していますし、今度は近場の京都ですから輸送は問題ないでしょう」(5/13近況)
助 手 10CW良 88.7- 71.8- 56.4- 41.6- 13.2 馬なり余力 ミレニアムクロス(三歳1勝)馬なりの外1.4秒先行同入
団 野 13CW良 85.6- 68.9- 53.5- 39.2- 11.9 強めに追う ミレニアムクロス(三歳1勝)一杯の外0.8秒先行クビ遅れ
助 手 17栗P良 58.7- 41.7- 12.8 馬なり余力
ボンディマンシュ
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:14日にポリトラックコースで追い切り
・次走予定:京都5月30日・ダ1400m(藤岡佑J)
中内田師「14日にポリトラックコースで時計を出しました。レースまでまだ少し時間があるので、馬なりでサッと息を整える程度に控えましたが、最後まで軽快な走りで動きはとても良かったですよ。左前の蹄が落ち着くまでポリトラックコースでなるべく乗るようにしていますが、運動後も歩様が乱れることはないですし、触っても気にすることはないので、もう心配はないと思います。来週は併せてしっかり負荷を掛けるつもりなので、今の状態を維持しながら進めて行きたいと思います」(5/14近況)
助 手 10栗P良 56.6- 40.6- 12.3 馬なり余力
調教師 14栗P良 69.4- 54.0- 39.5- 12.5 馬なり余力
調教師 17栗P良 73.6- 56.5- 40.5- 12.6 馬なり余力
ディランズソング
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:13日に南Wコースで時計
・次走予定:5月23日の東京・ダ1400m(C.ルメールJ)
萩原師「13日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はディランズソングが先行し、直線で外に進路を取って脚を伸ばすと、最後は1馬身ほど先着しています。相手は3勝クラスの格上でしたが、そのパートナーを煽るくらいの良い動きを見せてくれましたね。時計的にも5ハロンが66秒2秒で、最後の1ハロンを12秒1でまとめられているように、申し分なかったと思います。右トモ球節に関しては相変わらず油断は出来ませんし、その影響から歩様も独特なところがあるタイプですが、ここまで良い過程を踏んで来られていますから、今後もしっかりとケアしながら進めていきたいと思います。なお、鞍上はルメール騎手に依頼しています」(5/14近況)
助 手 10南W良 56.5- 41.4- 14.4 馬なり余力
助 手 13南W良 66.2- 52.2- 39.0- 12.1 馬なり余力 ブレイブメジャー(古馬3勝)一杯の外先行0.2秒先着
助 手 16南W良 57.8- 43.3- 14.5 馬なり余力
助 手 17南W重 71.0- 54.9- 40.6- 12.2 馬なり余力
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サリオスは引き続き英才教育中。レースの結果に結び付くかどうかは分かりませんが、堀師が色々考えながら、追い切りを行ってくれているのは頼もしい限り。コントレイルは強いですが、前走で馬体を接して外へ逃げ加減にさせたので、外から被せることが出来る展開ならちょっと面白いと思うのですが。あとは暑くなってきた気候へ何とか対応させていって欲しいものです。
前走のヴィッセンは輸送に泣きましたが、上がりが速くなったのも応えた様子。同期のグランドサッシュは引退となりましたが、こちらはまだまだ老いて盛ん。定量戦になりますが、実績のある京都・芝2400mで巻き返して欲しい。ただ、時計が速くなると辛いかもしれません。
落鉄で釘を踏んでしまったボンディマンシュですが、予定を延ばしてからは特にその影響は感じさせず。ビシビシとはやられていないも、動きは非常に軽快です。大事に使ってきたことで心身のバランスが取れてきたボンディマンシュ。そろそろ2勝クラスを卒業したいです。
ディランズソングの鞍上はデビュー戦に引き続きC.ルメールJに決定。右トモの球節は常にケアが必要な状態ですが、追い切りの動きは上々。その後も意欲的に時計を出しているので、馬体重が絞れて来てくれればと思います。関東馬同士なら今の状態でも未勝利は勝ってくれると思います。
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