調教後に跛行が判明。完治まで半年以上を要することから現役続行を断念。25日に競走馬登録を抹消することになりました。★ジューヴルエール
ジューヴルエール(牡・池添学)父ディープインパクト 母マチカネタマカズラ
・在厩場所:滋賀県・ノーザンファームしがらき
牧場スタッフ「引き続き右トモ飛節の状態を見ながら乗り込みを行ってまいりましたが、19日の調教後に跛行し、再び腫れも大きくなった為に20日にレントゲンを撮って状態を確認しました。獣医師の話では『レントゲンを見る限り、骨折は見当たらないものの、関節液の増大があり、その為に腫れが大きくなったのでしょう。当初はフレグモーネの診断でしたが、少し乗っただけで腫れるところを見ると、おそらく関節内を痛めてしまっているのかもしれません。今の感じだと完治するまで半年以上はかかりそうです』とのことです。何とか復帰に向けて最善を尽くしていましたが、復帰させることが出来ず申し訳ありませんでした」(1/20近況)
これを受け今後について協議した結果、復帰するまでには最低でも半年以上は掛かかり、このような状況では、ご出資会員の皆様のご負担が増えるばかりとなってしまう可能性が高いことから、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。25日(水)に競走馬登録を抹消する予定です。
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・在厩場所:25日に競走馬登録を抹消
池添学師「転厩してから少しでも輝きを取り戻せるように調整してまいりましたが、期待に応えることが出来ず申し訳ありませんでした。一昨年に札幌で転厩後初勝利を挙げることが出来たのは今でも思い出深いものになりました。25日に競走馬登録を抹消させていただきました」(1/25近況)
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フレグモーネの腫れが残り、患部に熱感が残ることから、無理はしないで欲しかったのですが、キャンター調整を続けていたジューヴルエール。嫌な予感が的中する形で19日の調教後に跛行が判明。飛節の腫れが再度大きくなってきたことから獣医師の診断を受けたところ、関節内を痛めている可能性が示され、完治するまで半年以上は要するとのこと。その状態からレース復帰となると、さらに2~3ヶ月かかるでしょうから、協議の結果、引退することに。ちょっとアッサリ引退になってしまった感はありますが、戦績的にも妥当なところなんでしょうか。
募集時は目玉候補だったジューヴルエール。池江寿厩舎に預けられ、牧場&クラブの期待は高かったです。ただ、春先に無理をしてクラシックを目指したので、ソエに悩まされることに。また、気持ちの強い馬ではなかったので、脚が痛い中で走らされたことは精神的に辛い思い出になってしまったのでしょう。正直、2勝で引退することになったのは誤算ですが、色んな事を学ばさせてくれた1頭でした。今後の馬生が良いモノとなることを今は願っています。
2017年になって早くも3頭目の引退。悪い流れをそろそろ断ち切りたいものです。
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