スタートで出脚が付かなかった時点で内ピッタリの追い込み策に転じて欲しかったも、前走の残像が焼き付いていて気合を付けてポジションを取りに行ったのが裏目。直線では早々に伸びあぐねて最後は力尽きてしまう。★ロードプレミアム
ロードプレミアム(牡・斎藤誠)父ディープインパクト 母インディアナギャル
5月17日(日)東京8R・4歳上2勝クラス・混合・芝1600mに石川Jで出走。10頭立て7番人気で8枠9番からスローペースの道中を4、4、4番手と進み、直線では外を通って1秒1差の8着でした。スタートでダッシュ付かず1馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム1分34秒5、上がり34秒5。馬体重は2キロ増加の506キロでした。
○斎藤調教師 「スタートで付いて行けなかったものの、気合いを入れて相応の位置を確保。上手く流れには乗っており、最後までバテずに走り切りました。ただ、馬場が回復して極端に時計の速い決着。前日のコース状態のままであればまた違ったのかも知れませんが、こうなるとなかなか厳しいです。立て続けに3戦を消化。休養を与えようと思います」
☆★画像と情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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レース後に全体的な疲労感が認められます。5月19日(火)に千葉・ケイアイファームへ移動。夏以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○斎藤調教師 「右後脚に軽い跛行が認められたものの、5月19日(火)の時点で改善。そのまま近郊牧場へ移しました。自ブロック制度が適用される特別な条件下だったとは言え、今クールは苦手の東京でも4着に来るなど健闘。十分にリフレッシュを図りましょう」
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再度中1週のローテでの参戦で、今度こそ馬体重が絞れてくると思っていたらプラス2キロでの出走となったロードプレミアム。良い意味では活気があると言えるのでしょうが、ピリッとさせるにはもう少し絞り込んで欲しいというのが個人的な願いなのですが…。
前走は同舞台で4着と頑張りましたが、逃げという奇襲に出たので、今回はどういうレースをするんだろうなあと見ていました。まず、前走でポンと出たゲートですが、今回はダッシュが付かず。それなら出たなりの位置で脚を溜めることに専念してくれれば良かったのですが、前走の残像が残っているだけに気合をつけて好位を確保へ。前が止まらない馬場状態を考えるとこれは正解だと思いますが、正攻法の競馬ではワンパンチ足りず、最後甘くなる傾向のプレミアムには裏目に。前々で競馬をするのなら、内へ何とか潜り込んでもらいたかったですが、2着馬の外を回されることになって追走に脚を使うことになったと思います。
外の4番手で直線を向いたプレミアムですが、石川Jの指示に反応はしてくれましたが、追い出してからの伸びはジリジリ。石川Jは鞭を入れて懸命に動かそうとしてくれたのですが、グイグイ伸びてくることはなく、最後はやや失速気味。馬場が回復し過ぎたのは誤算だったでしょうが、『こういう競馬をするから東京コースはダメ』というプレミアムの悪い見本のような競馬になってしまいました。まあ、今回も少頭数の競馬でしたが、相手のレベルが1段・2段と強化されていたと思います。
レース後のプレミアムですが、直線で石川Jの鞭が右トモに何発も入っていた影響があったのか、右トモに軽いハ行の症状。幸いすぐに回復したようですが、短期間に3回使ったことも有り、一旦放牧に出ることとなりました。19日に千葉・ケイアイファームへ移動済です。
今後の予定として夏以降の競馬での復帰とざっくりと示されていますが、継続して使ってきたマイルにこだわるのなら夏の新潟まで待つのかも。ただ、今回の敗戦のように時計の速い決着は分が悪いので、小回りの芝1800mの方がまだ可能性があるのかなと。昨年、結果は伴いませんでしたが、個人的には夏の北海道シリーズに参戦を希望します。あとはこれまで2度ダートに使っていますが、結果が出なかったのは正攻法の競馬に徹したこともあると思うので、末脚を生かす競馬でダート参戦も検討の余地があるのかなと思います。小回りのダ1700mなら展開に恵まれる可能性も。マイルだと馬券圏内に絡んでくるのは難しいと見ています。
« 馬群の中で競馬を進めることになったので揉まれ弱さを懸念するも、直線では少し窮屈な場面がありながらも進路を内へ切り替えて追い出しを開始。手応えはさほど良くなかったも、直線は馬群を割って脚を伸ばしてくる。ただ、今回は早めに抜け出した勝ち馬のスピードが1枚上。残念ながら2着に終わるも、前走の好走がフロックではなかったことを証明する。次走で未勝利突破を決めたい。☆クァンタムリープ | トップページ | 派手な競馬で2連勝してここへ挑戦するも、同世代のトップレベルとは現状の力量差を痛感する結果に。ただ、ポテンシャルはそうヒケは取らない筈なので、シビアな競馬を経験した財産を今後にしっかり役立ててもらいたい。★シェダル »
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- 前走の結果は額面通りに評価は出来ないも、ここへ向けての乗り込みは入念で動きも軽快。とにかく今は体調が良さそう。ただ、前有利の馬場でこの多頭数をどう捌いてくるかが大きなポイント。結果を意識し過ぎず、自分のリズムを守って走ることに専念して欲しい。☆ロードクエスト(2020.05.31)
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