五分のスタートからじっくり競馬を進めるも、直線で目立った脚は使えず。勝ち馬からは1秒差も16着に敗れてしまう。近走の成績+気難しくて調整が難しいということを踏まえ、今回のレースで現役引退。今後はケイアイファームで繁殖入りすることになりました。★シグナライズ
シグナライズ(牝・西浦)父Frankel 母ワイルドココ
5月3日(日)京都9R・鷹ケ峰特別・混合・芝1200mに坂井瑠Jで出走。18頭立て15番人気で8枠16番からハイペースの道中を16、17番手と進み、直線では外を通って1秒0差の16着でした。馬場は良。タイム1分09秒3、上がり33秒4。馬体重は6キロ減少の490キロでした。
○西浦調教師 「展開が向きそうな感じだっただけに、最後に伸びて来るかな・・・と思いました。ただ、どうも気持ちが乗らなかった様子。なかなか上手く行きませんね。出走の見通しが立て辛いのに加え、気性的な部分で調整も難しいタイプ。そのあたりも踏まえて今後の対応を相談しましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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レース後も特に異常は認められません。ここ最近の競走成績等を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
○西浦調教師 「トレセンへ戻って一通りチェック。脚元を含めて大きな問題は無さそうです。協議の結果、登録を抹消する方針に。思うような成果を残せず申し訳ありません。ケイアイファームで繁殖牝馬に・・・との話。良い仔を産んでくれたら・・・と思います」
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着順ほど負けていないのですが、芝の短距離で優先権を逃してしまうと、かなりの節が必要となってくる現状。今回も1月以来の実戦となったシグナライズですが、馬体のメンテナンスはしっかり出来ているのですが、精神面のリフレッシュが叶わずじまい。プール調教を取り入れるなど工夫してくれているのですが、追い切りを重ねていくとピリピリしてきてしまいます。
そんなシグナライズにとって、現在の無観客競馬はプラスに働くでしょうし、53キロというハンデは正直恵まれた印象。そろそろ上位へ食い込んできても不思議ではないと見ていました。
五分のスタートを切ったシグナライズと坂井瑠Jは変に動かずに出たなりで追走。折り合いがついているか心配でしたが、それは問題なかったです。また、レースは縦長の展開+淀みない流れ。差し・追い込み馬には展開は向いた方だと思います。ただ、ここに来て自分から走ろうという気持ちが薄れてきているようで勝負どころからポジションを押し上げて行くことは出来ず。直線はそれなりに伸びてはいるのですが、前へ行ってる馬たちもひと伸び・バテずに辛抱と頑張っているので、シグナライズはなかなか画面に映ってこず。終わってみれば、勝ち馬との時計差は1秒ながら、18頭中16着に終わってしまいました。
レース後の西浦師のコメントを見ると、お手上げに近い感じだったので、進退問題が出てきてしまうのかなとある程度覚悟していたのですが、6日の更新で協議の結果、登録を抹消することに決定。1度ダートに使って欲しかったですが、ケイアイファームで繁殖入りする予定です。バタバタしてしまいますが、今なら今年の種付けに間に合います。
3戦目に未勝利を脱出すると、次の旧500万下の特別戦を連勝。2歳時に2勝を挙げ、桜花賞を目指して行ける素材と期待するも、ワンパンチ足りない競馬で叶わずじまい。3歳夏以降も距離を延ばして逃げたりと色々手を尽くしてくれたですが、成績は残せませんでした。
ただ、血統は父Frankel 母ワイルドココは超一流。配合に苦労することはないでしょう。シグナライズの世代から母馬優先制度が適用されるので、子供たちが大きなレースで活躍してくれるのを早くも期待したいです。また、繁殖生活ではピリピリすることなく穏やかに過ごしてもらい、気難しさが遺伝しないように宜しくお願いします。
« 初めての実戦で心身の幼さを露呈。スタートで後手を踏み、戸惑いながらの追走。勝負どころからのペースアップに対応し切れず4角手前で早々に圏外へと姿を消してしまう。良いところなく14着に終わる。★パーフェクトルール | トップページ | 今週の出走馬(5/9・10) »
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