好走した前走と同じように渋った馬場での競馬は大歓迎だったも、勝負どころから窮屈な位置取りに嵌り、直線でも前が壁。進路を見い出すのに時間が掛かって脚を余す。何とか優先権を確保出来たのが唯一の救い。★ロードフェローズ
ロードフェローズ(牡・藤岡)父エイシンフラッシュ 母ティアーモ
5月16日(土)京都5R・3歳未勝利・芝2200mに秋山真Jで出走。9頭立て3番人気で8枠9番からスローペースの道中を7、6、6、7番手と進み、直線では中央を通って0秒5差の5着でした。スタートで出遅れて1馬身の不利を受けました。馬場は稍重。タイム2分19秒2、上がり35秒1。馬体重は2キロ増加の466キロでした。
○藤岡調教師「勝負処で外から来られた際に、少なくともブロックしないと。更に後方の1頭にも先を越され、完全に後手に回ってしまいました。その分だけ直線で進路が詰まり、半ばでは切り返すような場面も。それでも最後まで伸びていただけに・・・。スムーズだったら勝ち負けに持ち込めたでしょう。残念な結果に。大きな問題が無ければ今後も続戦の予定です」
☆★画像と情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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【次走へのメモ】
発馬ひと息。慌てずに前半は後方から。折り合いをつけて脚をためていたが、直線に向いてしばらくの間、前が壁。ラスト300メートルで進路ができたものの、先行有利の流れでジリジリとしか前との差を詰められず。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、6月14日(日)阪神・3歳未勝利・芝2600mに予定しています。
○藤岡調教師 「無事に栗東へ。続けて使っているだけに多少の疲労感こそ窺えるものの、適度に間隔を空けながら行けば大丈夫かな・・・と思います。このまま厩舎で調整を続ける予定。中3週で芝の長丁場が組まれており、ここを狙うのが妥当かも知れません」
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舞台は阪神から京都へ替わるも、前走同様に渋った馬場での競馬となったロードフェローズ。時計が速くなるとちょっと辛いかもと思っていたので、まさに恵みの雨。相手関係も幾らか楽だったので、ここで決めたいなあと正直思っていました。
パドックでのフェローズは幾らか幼い面を覗かせていましたが活気は十分。追い切りはビシビシやっていましたし、前走時の状態をキープして勝負できるデキにはあったと思います。
レース内容に関してですが、今回もゲートが開く音に反応してしまった為、スタートでやや立ち遅れましたが、二の脚はマズマズ。もう少しポジションを押し上げていくのかなと見ていましたが、折り合いに専念して中団からやや後方からの競馬に。行きっぷりが悪いという感じではなかったので、徐々に押し上げていってくれるだろうと見ていました。レースは淡々と流れ、3角の坂の下りあたりからジワッとペースは上がっていきましたが、フェローズは中団あたりで構えたまま。そうしていると外からヤンヤノカッサイが押し上げていき、フェローズは蓋をされる格好に。ここで突っ張って仕掛けて欲しかったのですが、内で我慢してヤンヤノカッサイを先に行かすと、今度はもう1列後ろで脚を溜めていたヴィクトリーレーンが外から進出してきて、フェローズは内へ押し込められて直線へ。
直線を向いても進路がなかったフェローズと秋山Jは追い出しを待たされることになり、ヴィクトリーレーンが内へササってきたことで更に内へ進路を切り替えることに。何とか進路を見出して追いすがるも、今度はビーマイオーシャンが前でフラフラしていた為、進路をちょっと外へ切り替えることに。結局、ゴール前でちょろっと脚を使っただけで5着まで。消極的な競馬にとどまらず、ちょっと酷い騎乗だったと思います。これで優先権を逃していたら最悪でした。
レース後のフェローズですが、相応の疲れはあるようですが、今後も在厩調整を続けて中3週のローテで阪神・芝2600mへ。更なる距離延長は疑問ですが、特殊な条件なのでそこまで頭数は揃わないでしょうし、今回同様に相手関係に幾らか恵まれるかなと思います。
力を発揮しての敗戦なら納得は行くのですが、今回は乗り方次第で好勝負になったと思うだけに悔いが残りますが、優先権は確保できたので、目標のレースに再度良い状態で臨めるように尽力してもらえればと思います。
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