前走から中5週のレース間隔を在厩で調整。コツコツ乗り込んできているも、追い切りは3本のみでどれも控え目な内容。レースでエネルギーを爆発出来るように調整方法を変えてきたことが結果にどう結び付くのか注目。★シベール
シベール(牝・久保田)父ルーラーシップ 母ヴィーヴル
5月23日(土)東京9R・カーネーションC・牝馬限定・芝1800mに三浦J出走します。5月20日(水)重の美浦・坂路コースで1本目に54.3-39.4-25.6-12.6 馬なりに乗っています。追い切りの短評は「徐々に良化見せる」でした。発走は14時35分です。
○久保田調教師 「5月20日(水)もサラッと。走りに関する課題は浮かびません。これまでは稽古で目立つ時計を連発していたものの、敢えてセーブする追い切りに。レースで派手なパフォーマンスを見せられるように・・・とのアレンジが結果に繋がって欲しいです」
≪調教時計≫
20.05.20 助手 美南坂重1回 54.3 39.4 25.6 12.6 馬なり余力
☆★画像と情報は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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第2回東京9日目(05月23日)
9R カーネーションC
芝1800メートル 3歳1勝クラス 牝馬 馬齢 発走14:35
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 シベール 牝3 54 三浦皇成
2 2 パラスアテナ 牝3 54 武豊
3 3 スパングルドスター 牝3 54 M.デムーロ
4 4 カインドリー 牝3 54 和田竜二
5 5 オムニプレゼンス 牝3 54 浜中俊
6 6 セイウンヴィーナス 牝3 54 田辺裕信
7 7 ヤマニンプレシオサ 牝3 54 柴田大知
8 8 カトゥルスフェリス 牝3 54 C.ルメール
○池内師 「座り込んで遅れましたが、却って折り合いがついて、距離対応を含めて収穫がありました。囲まれると臆病な面を出すので、落ち着いて走れるかが鍵です」(競馬ブックより)
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ポテンシャルは高いものを持ち合わせているシベールですが、繊細過ぎるので調整に一苦労。ビシビシ鍛えることが出来れば、素質は花開くと思うのですが、思うような方向に成長してきていないというのが実状です。
前走の中山戦は隣の馬がゲート内でガチャガチャしていたのに反応し出し、三浦Jは枠内で立ち上がろうとするのを懸命に阻止しようとしてくれたのですが、ゲートが開くタイミングで前脚を上げてしまい、見事に煽ったスタートとなりました。すぐに三浦Jは腹をくくって後方からの競馬に切り替えましたが、少頭数の競馬だったので流れはスロー。序盤は力んで走っていましたが、向正面あたりからスッと息が入って伸びやかな走りに。勝負どころから内々を押し上げていきましたが、上がり最速の34秒0の脚を使って、2着馬と差のない5着に滑り込むのが精一杯でした。終わってみれば出遅れが痛すぎましたが、直線でしっかり脚を伸ばせたことは今後に繋がってくれるでしょう。
その後は一旦放牧に出すか在厩調整を続けるかで少し悩んでいましたが、後者を選択。ここは前走から中5週での出走となりますが、この中間は普通キャンターを入念に乗っていますが、時計を出し始めたのが先週からで追い切りは3本のみ。また、追い切りの中身も意識的にセーブすることに。陣営の狙いはエネルギーを溜め込んで、それをレースで爆発させるイメージなんでしょう。気持ちで走るところがあるので、追い切りでビシビシやる必要はないとは思います。この調整法が吉と出れば。
今回は東京へ舞台を移しますが、再度牝馬限定の芝1800m戦。最初にゲートへ入ることになる最内枠を引き当てたので、今回も出遅れることはある程度覚悟しておかないとダメでしょう。逆にポンと出るようなことがあれば、逃げても面白いかもしれません。そこはゲート次第+三浦Jのレースプランにおまかせします。
ただ、まだまだ心身の幼さが目立つ現状ですし、直線の長いコースへ替わることで脚の使いどころ・集中力の維持が難しいかもしれません。同世代の牝馬同士の1戦ならそう恥ずかしい競馬にはならないと思うも、勝ち切るまでの姿はちょっと想像できません。ですので、個人的には過度の期待は控え、今は先々に繋がるように色々工夫したり、挑戦したりすることを重視したいです。あとは馬体重を減らすことなく、パドックに出てきて欲しいです。
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