芝替わりは勿論良かったと思うも、ひと叩きして気持ちが戻ってきたのが1番。勝ちにいく競馬ではなかったも、道中は内ピッタリをロスなく立ち回って、直線を向いてから追い出しを開始。スパッと切れる脚は使えなかったも、最後までじわじわ脚を繰り出す。約1年ぶりの掲示板(4着)入り。まだまだ頑張ってくれそう。☆ロードクエスト
ロードクエスト(牡・小島茂)父マツリダゴッホ 母マツリダワルツ
4月26日(日)京都11R・マイラーズC(G2)・国際・芝1600mに松若Jで出走。11頭立て8番人気で5枠6番からスローペースの道中を9、8、8番手と進み、直線では最内を通って0秒6差の4着でした。馬場は良。タイム1分33秒0、上がり33秒0。馬体重は6キロ減少の472キロでした。
○小島調教師 「もう少し前で運ぶ作戦だったものの、スタート後は反応せずに内へ入れて我慢する形。マイルが合っているイメージで、直線はしっかり脚を使ってくれた・・・と乗り役は話しています。勝ち馬はバリバリのG1ホースで別格ですが、重賞でもまだまだ通用することを証明できたはず。ちょっとホッとしました。この先については戻ってから検討。まずは反動を確かめましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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【次走へのメモ】
後方から。3~4角は内を突いてコーナーワークで距離を稼いで、直線はヴェルディゼールの内で渋太く伸びて4着へ。芝へ戻って変わり身あり。久しぶりの好走だった。これできっかけを掴めば。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。4月29日(水)に千葉・ケイアイファームへ移動して5月31日(日)京都・安土城S(L)・国際・芝1400mもしくは6月7日(日)東京・安田記念(GⅠ)・国際・芝1600mへ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○小島調教師 「レース後に見せるいつもの硬さが跨った際に窺えたぐらいで大丈夫。短期放牧を挟んで次のレースへ向かいましょう。安土城S(L)と安田記念(G1)が現段階の有力候補。前者に出走する場合にハンデをどの程度背負わされるかが1つのポイントです」
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久々の1戦となったコーラルSで初ダートとは言え、大凡走したロードクエスト。内容が悪過ぎたので再度じっくり立て直すべきだと思っていましたが、1週間足らずの短期放牧+帰厩して10日での競馬参戦とバタバタ。馬体が絞れて追い切りの動き&雰囲気は良くなっていたも、年齢や開幕週の馬場を踏まえるとさすがに苦戦は免れないと見ていました。
レース当日はマイナス6キロと引き締まった姿。それによって良い意味でピリッとしていたので目が覚めた感じ。気温の上昇+短期放牧でネックになる硬さは軽減。56キロで走れる優位さもあったので、さすがに前走のようなことはなさそうと思いました。ただ、後方から進めることになると思っていたので、上位へ差し込んでくるのは難しいだろうなあと見ていました。
レースは発走直前で有力馬の1頭・フィアーノロマーノが脚元の怪我で競走除外に。力通りに走れば、クエストよりも上位へ来るだろうと思っていた馬なので、少し上位へ来る可能性はアップ。あとは全くのテン乗りとなる松若Jがどう乗ってきてくれるのかを静かに見守ることにしまいた。
出遅れることのあるゲートはスタートの上手な松若Jがクエストとのタイミングをピタッと合わせてくれて互角以上の発進。作戦ではもう少しレースの流れに乗せていくことを考えていたようですが、クエスト自身が自分のスタイルを理解しているので、それ以上は前へ行こうとせず。松若Jも下手に動かそうとせずに出たなりの位置で折り合いに専念。徐々にポジションを内ラチ沿いへ持っていって、道中はロスを極力避ける形。勝手に手が合わないイメージを持っていましたが、全くそういうところはなく、考えて乗ってくれました。そして直線を向くまではじっと我慢の騎乗。4角を回ってきた時に出来た内のスペースへ飛び込んでいきました。道中で脚は溜まっているのは感じていましたが、あとは追われてどのくらいの脚を使えるかどうか。
凡走する際は道中でハミを噛んだりして微妙にスタミナロスを生じているため、上滑りする感じで伸びずバテずの末脚という感じですが、今回はスパッと切れなくても、ゴールへ向けてじわじわ加速。開幕週の時計の速い決着にもクエストとすれば対応できた方。直線半ばでは馬券圏内の3着は確保できたかなあと思ったのですが、クエストとは逆にロスの多い競馬となったヴァンドギャルドが地力で3番手に浮上。勝ちにいく競馬はしていませんが、約1年ぶりの掲示板入り(4着)となりました。
レース後のクエストですが、いつも通りの硬さが窺えた程度で全体的な疲労感はなし。今後は短期放牧を挟むのがパターン化しそうですが、29日に千葉・ケイアイファームへ放牧に出ています。そして次走に関しては2鞍を検討中。リステッド競走とG1と少し極端ですが、個人的には勝負になる可能性がある前者を希望。ハンデは背負わされるでしょうが、G2を勝った舞台。今回のような競馬を心掛ければ、確実に差し込んでくれるかなあと思います。後者だと今回もアッサリ捻られたインディチャンプが出てきますし、更なる強豪も加わってくるでしょうし。
7歳を迎えて、低迷が続くと進退問題へと波及していくので、ここで1つ結果を出せたのは良かったと思います。まだまだ息の長い頑張りを期待しています。
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- 前走の結果は額面通りに評価は出来ないも、ここへ向けての乗り込みは入念で動きも軽快。とにかく今は体調が良さそう。ただ、前有利の馬場でこの多頭数をどう捌いてくるかが大きなポイント。結果を意識し過ぎず、自分のリズムを守って走ることに専念して欲しい。☆ロードクエスト(2020.05.31)
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