勝負どころから外めをスッと動いていって欲しかったも、馬群で我慢して4角を回る時の手応えは上々。反応良く、直線で伸びかけるも、密集したインでごちゃごちゃ。何度も馬体をぶつけ合って伸びを欠いてしまう。★ポレンティア
ポレンティア(牝・田中博)父ハーツクライ 母ポーレン
金曜中山11R フラワーC(G3・芝1800m)7着(6番人気) 池添J
五分のスタートから、道中は先団グループで競馬をします。そのままの位置で直線へ向くと、他馬との接触があるなど力を出し切れず、2度目の重賞挑戦は7着で終えています。
田中博康調教師「まずまずスタートは切れましたし、道中は良いところに付けてくれたと思います。しかし、3コーナーあたりから内にモタれてしまった上に、直線ではショウナンハレルヤとの接触がありました。かなり激しく何度も当てられましたし、あの不利さえ無ければ掲示板まではあったと思うだけに、スムーズな競馬が出来なかったことが悔やまれます。騎乗した池添騎手は『道中はリズム良く運べたと思いますが、1コーナーあたりからタイトな競馬になっていたので、少しストレスを感じながら走っていたのかもしれません。その影響で、3コーナー付近では苦しくてモタれていたのかなと思います。何より直線に入ったところで何度もぶつけられる不利があり、ジリジリと脚を使うこの馬にとって、加速するところで1度ブレーキを掛ける形になるとさすがに厳しいですね。不完全燃焼な競馬になってしまい、申し訳ございませんでした』と話していました。消耗戦に加えて接触がありましたので、レース後の馬体が心配でしたが、今のところ目立った外傷等はありません。しかし、筋肉系に疲労が溜まっていると思いますし、トレセンに戻ってからよく確認しておきます」(レース結果)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
【次走へのメモ】
すっきり仕上がる。出たなりに中団から。4角は内めで手応え十分。直線はインが密集。狭いスペースを取り合う形になり、ショウナンハレルヤと何度も接触。スムーズな競馬ができず参考外。(B誌)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
・在厩場所:美浦トレセン/近日中に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整
田中博師「こちらに戻ってきて状態を確認しましたが、右トモの球節から繋ぎにかけて少し腫れが見られました。歩様には見せていませんし、おそらく打撲の症状だと考えられます。軽めの乗り運動を行えていますし、大きな心配は要りませんが、タフな競馬になってしまいましたから、一旦ノーザンファーム天栄へ放牧に出して、心身ともにリフレッシュさせたいと考えています」(3/25近況)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
前走より粒の揃ったメンバー構成というのは理解していたも、今回は牧場での乗り込みから厩舎での追い切りまで頗る順調に来ていたので、動きやすい位置で追走し、早め早めに仕掛けていけば、渋太く2着に粘る可能性は十分あると見ていました。
レースはライブで見れていないので、パドックの雰囲気等は分かりませんが、マイナス4キロと絞れて出走できたのは良かったのかなと思います。
スタートに関しては、五分に出ましたが二の脚は普通。全体的にゲートが速かったので4頭雁行状態の後ろに付ける形に。楽にレースの流れに乗れると思っていたので、想像より1・2列ほど後ろからの競馬になりましたが、外からのプレッシャーはなく、自分から仕掛けていける位置ではありました。そして3角あたりから徐々に外めを進出していくのかなと見ていましたが、池添Jは勝負どころで外々を回らされるのを嫌い、仕掛けを我慢する形。4角手前で少しズブさを覗かせていましたが、手応えは悪くなかったと思います。
そして最後の直線、鞍上の指示にスッと反応してくれたのですが、ポレンティアからするとクリスティが中途半端な位置にいて、ジリジリ内へモタれる感じに。それに伴い、ポレンティアも内へ切り替えるのですが、次にその空いたスペースをショウナンハレルヤと奪い合うことに。結局4回ほど馬体をぶつけあって、ショウナンハレルヤは一足先にブレーキ。ポレンティアもパタッと止まってしまっても不思議ではないのですが、最後までジリジリと脚を伸ばしていました。まあ、結果論ですが、抜けてくる進路があれば、勝ち馬にも迫ることが出来たかもしれません。
レース後のポレンティアですが、右トモの球節から繋ぎにかけて少し腫れが見られるとのこと。ごちゃごちゃしたところに入り、馬体をぶつけ合っていただけに仕方ないところ。今のところは軽症そうですが。また、タフなレースにもなってしまったので、気持ちが悪い方へ向かないように心身のリフレッシュをより入念にお願いします。
今回の結果に関しては、残念ではありますが、直線で一瞬伸びてくる雰囲気はありましたし、内のゴチャゴチャしたところへ入ってしまったのが命取りに。これが実力ではありません。今後は放牧に出てからの回復具合でしょうが、自己条件(1勝クラス)から地道に出直してもらえればと思います。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
【追記】
⇒⇒28日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(28日・最新情報より)
« この度、満口になりました。☆ロードギガース | トップページ | マイルへ一気に距離を縮めるも、流れに戸惑うことなく良い雰囲気で追走。直線を向いた時は手応え十分だったので、一瞬力は入るも、いざ追われてからギアは1段上がらず。勝ち馬が強過ぎましたが、速い脚に欠ける印象。★ロードフェローズ »
「競馬(1口馬主・シルク)」カテゴリの記事
- 4日に栗東・高野厩舎へ帰厩しています。☆クレッセントムーン(2020.06.10)
- 内目の奇数枠に入った時点で嫌な感じはしていたも、出遅れによって走りのリズムを乱す。勝負どころから積極的に仕掛けていった勝ち馬のスピードに捻じ伏せられ、2着を確保するのが精一杯。中2週のローテでも頑張ってくれたが…。★アーモンドアイ(2020.06.13)
- シルクなお馬さん(5歳上牡馬・父ディープインパクト)(2020.06.07)
- シルクなお馬さん(6歳馬)(2020.06.11)
- シルクなお馬さん(4歳・本州牧場組)(2020.06.11)
「ポレンティア」カテゴリの記事
- シルクなお馬さん(3歳・入厩組)(2020.05.31)
- 次走は来月13日の函館・遊楽部特別に決まりました。☆ポレンティア(2020.05.26)
- 15日に美浦・田中博厩舎へ帰厩しています。☆ポレンティア(2020.05.20)
- シルクなお馬さん(3歳牝馬・牧場組)(2020.05.12)
- シルクなお馬さん(3歳牝馬・牧場組)(2020.05.02)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント