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2020年2月20日 (木)

激しい先行争いにはならず外目の2番手を揉まれず追走。3角で外からプレッシャーを受ける形になると徐々に手応えに余裕がなくなり、4角で逃げ馬が膨らんできた煽りを受けてしまう。さすがに直線で巻き返す脚はなく、手前を替えぬまま失速してしまう。★ベルラガッツォ

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Photo_3 ベルラガッツォ(セ・中内田)父オルフェーヴル 母ベッラレイア

日曜小倉2R 3歳未勝利(ダ1700m)10着(2番人気) 藤岡佑J

まずまずスタートから、2番手を追走します。3コーナー手前で早めに先頭に並びかけていきますが、直線半ばで脚が上がってしまい、後方でゴールしています。

藤岡佑介騎手「直線手前で外に振られる不利はありましたが、3コーナーの時点ですでに手応えが良くなかったですし、最後は止まっていましたね。それに、あの競馬でも手前を替えてくれませんでしたし、その分ひと伸びもありませんでした。今回乗せてもらった印象ですと、前半は頑張ってくれるタイプですが、後半にかけて気持ちが切れてしまうタイプのように感じましたし、外から馬が来ると嫌がるような面もありましたから、馬具の工夫と距離を短縮させた方が良いでしょう。幸いゲートは速い方ですので、すんなり先手を取れればこの馬の力を出し切れますから、ハナを叩いてどこまで粘れるかが鍵となりますかね。また、今日のように時計の速い馬場よりは、パワーの要する乾いたダートの方が合っていると思います」

中内田調教師「小倉までの輸送は問題なかったですし、良い状態でレースに向かうことが出来ました。上手く流れに乗っていけて、勝負どころではスッと反応してくれたので、これなら良い競馬をしてくれると思っていました。ただ、最後の直線では早々に脚が上がってしまいましたね。勝負どころで早めに動いて行ったとはいえ、あそこまで負ける馬ではないですから、気持ちの問題が大きいように思います。ジョッキーも馬具を試してみるのも手だと言っていましたから、次走は何かしら対策を練りたいと思います。ただ、続戦させてレースを止めてしまう癖がついてしまうと厄介なので、その辺りを踏まえてこの後の予定を検討させていただきたいと思います」(レース結果)

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【次走へのメモ】

相変わらずフットワークが一息。先行したが、直線は止まり過ぎ。(B誌)

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・在厩場所:栗東トレセン/20日に滋賀県・NFしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの運動

中内田師「小倉からトレセンに戻って状態を確認したところ、脚元などにダメージは見られないものの、疲れた様子を見せているので、さすがにこのまま続戦という訳にはいかないですね。心身ともにリフレッシュさせる方が良いと思いますので、一旦牧場へ戻して立て直してもらおうと思います」(2/19近況)

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当日の馬体重は前走から増減なしということで、ひとまず輸送は無難にこなしてくれたベルラガッツォ。ただ、パドックの映像を見ると、耳を頻繁に動かし、初めての環境にソワソワしている感じ。ひと叩きして状態アップを見込んでいましたが、何となく嫌な予感が…。

レースは五分のスタートからやはり先行策を選択。思っていたよりも激しい先行争いにはならず、外目の2番手で揉まれることなく追走。悪くない感じで走れていたと思いますが、3角あたりで後続が外から並びかけてくると、被せられるように抵抗するのがやっと。だんだん手応えに余裕がなくなってきて、4角を回る時には逃げ馬が外へ膨らんだ煽りを受けてしまいました。そこから立て直して追い出すも、挽回できるような脚はなく、今回も直線で手前を替え切れぬまま失速してしまいました。

レース後のベルラガッツォですが、脚元等に異常は見受けられないも、小倉への遠征+精神的負担が大きかったのか疲れた素振り。気持ちも萎えていると思うので、ここは心身のリフレッシュを図るしかありません。また、脆さを覗かせている現状では『出走したら即放牧』というパターンの方が良いのかなと思います。

前走で未勝利にメドを立てたかなと思ったのですが、その一方で去勢手術をした効果があまり感じられなかったこと+逃げるという単調な競馬での3着だったので信頼し切れていなかったのですが、嫌な予感が的中してしまいました。今後は距離を短縮して粘り込みを図りたいとのことですが、個人的には序盤から忙しい競馬はやはり合っていないと思うので、序盤はじっくり進めて、勝負どころから大外を捲っていく形の方がベターに思うのですが…。スパッと切れなくても、プレッシャーが少なければ長く脚を使ってくれそうですから、こういう形を慣らしていって欲しいです。逃げて運よく1勝できたとしても、その後が続かないと思います。

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