1番人気とはビックリ。出遅れは確かに痛かったも、挽回する為に馬群の中に入れてしまったのが大失敗。フワフワして前へ行かず、終始鞍上が促しながらの追走。ただ、手応えの割に最後までジリジリと脚を使って7着に踏ん張る。★ロードイヒラニ
ロードイヒラニ(牡・千田)父ロードカナロア 母レディカーニバル
2月16日(日)小倉8R・4歳上1勝クラス・芝1200mに藤岡康Jで出走。14頭立て1番人気で5枠8番からハイペースの道中を9、6、7番手と進み、直線では中央を通って0秒4差の7着でした。馬場は重。タイム1分12秒2、上がり36秒7。馬体重は増減無しの476キロでした。
○千田調教師 「外へ持ち出せなかったのに加え、今回は極端に馬場状態が悪くて・・・。手応えの割には最後までジリジリ来ているのですけどね。もう少しコース状態が良ければ、この距離でも全く問題なし・・・と言うのがジョッキーの感想。スプリント戦を走るのは久々だっただけに、使いつつ慣れも見込めるかも知れません。1400mやマイルよりは可能性を秘めそう。次は中京を考えましょう」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
【次走へのメモ】
仕上がる。出遅れて後方から。ずっと鞍上に追われていて追走に余裕なし。直線では微妙に内にモタれていて、チョロチョロと伸びた程度だった。距離に慣れていけば。(B誌)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、1回中京に組まれた芝の短距離戦を視野に体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
○千田調教師 「脚元を含めて大きな問題は無さそう。レース後にも触れていたプラン通り、中京開催へ向けて調整を続けましょう。5着以内を外したのに加え、スプリント戦は2鞍のみ。ゲートインの機会を広がる為にも、1400mも含めて考えたいと思います」
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
低調なメンバー構成+芝1200mでの新味を見込まれ、まさかの1番人気での出走となったロードイヒラニ。予定を1週繰り上げたので、仕上がり具合を少し心配しましたが、馬体重の増減なしでの出走でしたし、走れる態勢でレースへ臨むことは出来たかと思います。
キャリア2戦目に芝1200mは1度経験済みでしたが、その頃は競馬をよく理解できてない中での出走だったので、大した経験値にはならず、実質初めての距離と言っても差し支えはないと思います。それ故、距離短縮でレースの流れに乗れるかどうかを注目していましたが、スタートで1馬身ほどの出遅れ。二の脚も一息で後方からの競馬を余儀なくされてしまいましたが、藤岡康Jはポジションを挽回しようと馬群に入れて押し上げていくことを選択。それを見た時に『あぁ…』と声が漏れてしまいました。
揉まれるとフワフワして集中力を欠いてしまうイヒラニ。馬場が悪かったのも影響はあったでしょうが、案の定、あまり進んでいかなくなり、鞍上が終始促しながらの追走。ペースアップした3角あたりからは鞍上の手が一段と激しく動き、右から鞭が数発入る有り様。一瞬、下がってしまうかなと思ったのですが、反応の悪さが目立つ中で鞍上の叱咤激励にイヒラニはジリジリ脚を繰り出して7着に。タラレバですが、出遅れた時点で腹を括り、勝負どころから大外をぶん回していれば、突き抜けたとは言わないも、5着以内は確保出来たように思います。テン乗りだったので仕方ない部分はありますが、事前に癖をしっかり伝えておいて欲しかったです。
レース後のイヒラニですが、相応の疲れは感じるも、脚元等に異常はなし。このまま在厩で調整を続け、中京開催での出走を目指すことに。本線は芝1200mも、登録状況によっては芝1400mにも視野を広げるとのことです。
今回、1200mへの距離短縮で良い結果を残せませんでしたが、手応えが一息で直線内へモタれる面を見せながら、最後までジリジリ伸びたロードイヒラニ。1400mやマイルで見せた詰めの甘さは見受けられなかったので、この距離に慣れていってくれればと思います。また、フワフワした面があるので、チークピーシズやブリンカーなど馬具の工夫も検討していくべきかと思います。
« 14日に帰厩。次走は来月8日の中山・芝1600mを予定しています。☆ロードプレミアム | トップページ | 18日に栗東・須貝厩舎へ帰厩しています。☆ヴァンタブラック »
「競馬(1口馬主・ロード)」カテゴリの記事
- ゲートを出てすぐ前が狭くなったことで二の脚が付かず。後方2番手から競馬を進めるも3角から内へ入れて差を詰めていく。直線でじわじわ加速して前との差を詰めていくも、ゴール前でも前が狭くなって5着まで。57キロを背負って上がり3ハロン最速と力は示す。★ロードクエスト(2020.06.05)
- ロードなお馬さん(5歳上・牧場組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・入厩組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・牧場組)(2020.05.29)
- 前走の結果は額面通りに評価は出来ないも、ここへ向けての乗り込みは入念で動きも軽快。とにかく今は体調が良さそう。ただ、前有利の馬場でこの多頭数をどう捌いてくるかが大きなポイント。結果を意識し過ぎず、自分のリズムを守って走ることに専念して欲しい。☆ロードクエスト(2020.05.31)
「ロードイヒラニ」カテゴリの記事
- ロードなお馬さん(5歳上・牧場組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(5歳馬)(2020.05.25)
- ロードなお馬さん(牡馬・牧場組)(2020.05.19)
- ロードなお馬さん(牡馬・栗東近郊組)(2020.05.09)
- ロードなお馬さん(牡馬・栗東近郊組)(2020.05.01)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント