東京への長距離輸送+初めての左回りは問題なくクリア。道中の行きっぷりは良くなかったですが、直線で追われるとジリジリ脚を使って奮闘。4着馬と併せ馬の形になったのも好都合でゴール間際でグイッと3着に上がる。昇級初戦でここまでやれるとは嬉しい誤算。☆ボンディマンシュ
ボンディマンシュ(セ・中内田)父ロードカナロア 母ビアンカシェボン
土曜東京12R 4歳上2勝クラス(ダ1400m)3着(3番人気) 坂井瑠J
五分のスタートを切り、促して好位から競馬を進めます。直線入口で鞍上の手が動くと、長く脚を使って昇級初戦を勝ち馬とコンマ1秒差の3着で終えています。
坂井瑠星騎手「これまで減量騎手でレースに臨んでいた中で、今回は昇級戦かつ57キロと条件的には厳しかったと思いますが、それでも最後までジリジリと脚を使って3着を確保出来ました。過去のレースを見ると、時折幼い面を見せるなと感じていましたので、その点に気をつけていましたが、ゲートで若干テンションが上がったところ以外は問題ありませんね。初の左回りでも難なく対応してくれていましたし、外から4着馬に並びかけられると盛り返す勝負根性を見せるなど、素質の高さを感じました。このクラスでも十分通用しますよ」
中内田調教師「ゲートの中でチャカチャカしていましたが、スタートはある程度出てくれました。最初は少しキックバックを気にしていましたが、慣れてくれば問題なかったようですし、直線もジリジリと差を詰めてくれましたから、休み明けで2勝クラス初戦と思えば、なかなかの内容だったと思います。特にエピックアンが外から併せにきてから、もう1度盛り返そうとしておりましたし、良い勝負根性を見せてくれましたね。今日でこのクラスにメドを立てられましたので、ますますこれからが楽しみです。関東までの輸送もありましたし、まずはトレセンに戻って状態を確認した上で、今後の予定を決めたいと思います」(レース結果)
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【次走へのメモ】
ゲート裏までメンコ。関東圏への輸送は初めてだったが、落ち着いていた。好位から。追われてスッとは反応しなかったが、ジリジリと最後まで粘り強く伸びる。モタれる面も気にならず、久々、昇級、外枠とすれば好内容。追い切りの好時計は伊達ではなかった。(B誌)
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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの運動
・次走予定:京都2月23日・ダ1400m
中内田師「東京からトレセンに戻って状態を確認しましたが、思いのほかダメージはなく、今の感じならこのまま続戦させられそうです。昇級戦としてはよく最後まで長く脚を使ってくれましたし、次走に期待が持てる内容だったと思います。今週いっぱい状態を確認させていただき、それでも問題なければ2月23日の京都・ダ1400mに向かいたいと考えています」(2/5近況)
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東京への長距離輸送+左回りと初モノづくしで期待よりも不安な気持ちが強かったボンディマンシュ。レースはライブで見ることは出来なかったのですが、パドックでは落ち着きを保っていた様子。馬体重も前走より増えているぐらいですから、長距離輸送に関しては問題なかったと思います。
今回、ゲート内で煩い面を覗かせていたようでゲート出と二の脚はもう1つでしたが、外枠が幸いして4番手ぐらいまで押し上げて追走とリカバーは出来ました。道中の手応えは外目を追走していたこともあるのでしょうが、良く見えず、終始軽く促しながらの追走。4角を回ってくる雰囲気はこのまま下がっても不思議ない感じでしたが、追われてから意外な粘り腰を発揮。追い出してモタモタしたのは57キロを背負っていたからだと思いますが、ジリジリと脚を使い、外から4着馬が交わしに掛かると勝負根性を発揮して内から抵抗。併せ馬になったことで闘志に火が付いた様子で最後の最後でグイッと伸びて3着を確保。時計が掛かったのも幸いだったと思いますが、昇級戦でここまでやれるとは想定外。キャリアは浅いですし、放牧を上手に挟むことで体質強化が進んでいるので伸びシロはまだまだ見込めそうです。
レース後のボンディマンシュはクタッするような素振りを見せず、元気一杯。優先権を確保することが出来たので、このまま状態に変わりがなければ中2週のローテで次走は京都・ダ1400mへ。在厩調整で使うのは初めてなので、1度使ったことで気持ちが悪い方へ向かなければ良いのですが…。そこだけが今から心配です。馬体のケアよりも精神面のケアを念入りに施して良い雰囲気のままレース当日を迎えて欲しいです。
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