29日の調教後に体温が上昇。翌朝、体温は下がりましたが、万全の状態で出走させるのは難しいことから香港遠征を取り止めることになりました。★アーモンドアイ
アーモンドアイ(牝・国枝)父ロードカナロア 母フサイチパンドラ
・在厩場所:美浦トレセン
29日は南Wコースで調教を行いましたが、午後から体温が上昇しました。今朝(30日)は平熱の範囲内まで体温は下がりましたが、血液検査の結果では白血球の数値がまだ若干高い状態にあります。今後、飛行機による輸送や現地へ到着してからレースまでの日数を考えると、万全の状態で出走させることは難しいことから、香港カップへの出走を見送らせていただく判断をいたしました。
国枝師「楽しみにされていた皆様には、本当に申し訳ございません。症状としては大したものではないのですが、これだけの馬ですから万全の状態で出走させてあげたいですし、まだ先のある馬でもありますので、ここは無理をさせない方がいいだろうと、馬のことを思って判断しました。今後については、もう少し様子を見てから判断させていただければと思います」(11/30近況)
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アーモンドアイ香港遠征を回避 29日から体温上昇(日刊スポーツより)
G1・6勝馬アーモンドアイ(牝4、国枝)が香港遠征を回避することが30日、分かった。同馬を所有する(有)シルクレーシングがクラブのHP上で発表した。
同馬は天皇賞・秋優勝後に香港C(G1、芝2000メートル、12月8日=シャティン)挑戦を発表。今春のドバイ遠征に続く、2度目の海外挑戦に向けて21日の帰厩後から調整を続けていた。27日の国内最終追い切りではルメール騎手を背にグローリーヴェイズと併せ馬を消化していたが、29日午後から体温上昇の兆候が見られていた。馬の平熱は38度とされており、29日夕方の段階でアーモンドアイは38・5度ほどと、わずかな熱発が確認された。30日朝に出た血液検査の結果では白血球の数値がわずかに高いことが判明し、万全の状態での出走が困難になったことから、大事を取って回避が発表された。順調なら、同馬は30日に香港へ輸送される予定だった。
国枝師は「今日の時点では38・2度で許容範囲といえば許容範囲だけど、リスクを背負って行くわけだからね。(発熱の原因で)考えられるのは調教の疲れとか、冷え込んでというのもある。それがどうかはわからないけど。これだけの馬だしね。残念だけど、いろんな情勢もあったし、向こうに飛んで競馬がないとか、向こうに行って熱発が長引いたとしてもよくないから。いい方に考えれば、輸送前でよかった。脚元とかシリアスなものではない」と無念さをにじませた。(有)シルクレーシングの米本昌史代表は「大事には至っていないのですが、念には念を入れて遠征を回避することになりました。残念ではありますが、次走については馬の状態をしっかり見極めてから決めたいと思います」と話した。同馬はすでに検疫厩舎から通常の厩舎に戻り、経過が観察されている。次走に関して国枝師は「そこらへんは軽々には言えない」と慎重なコメント。現在、有馬記念のファン投票では1位をキープしており、今度の動向には注目が集まる。
ルメール騎手 香港で彼女の能力を見せたかっただけに残念ですが、一番大事なのは彼女の体です。大きなけがをしたわけではなく軽い熱発ということなので、元気になってまた来年走ってくれたらいいですね。
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30日にアーモンドアイの近況メールが届いて、香港へ出発した旨を伝えるものかと思っていたら、一転、熱発の為、香港Cへの出走を断念するとのこと。ドキッとしましたが、脚元等の怪我ではなく、また空輸する前の出来事だったのが救い。現在は検疫厩舎から自厩舎へ戻り、経過を観察中です。
すぐに体温は下がっているので有馬記念へ向けて進めていける状態かと思いますが、ちょっとケチがつく形になってしまったので1度仕切り直す方が良いでしょう。体調・体力が回復次第、NF天栄へ戻してもらえればと思います。来年の始動戦は今年同様にドバイになるのかな?
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