【シルク】今週の出走馬(14日・土曜版)
ロイヤルアフェア
土曜中京9R 3歳上1勝クラス(芝2200m)4枠8番 藤井勘J
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:11日に南Wコースで時計
加藤士師「11日に南Wコースで併せて追い切りを行いました。道中はロイヤルアフェアが2番手を追走して、直線では真ん中から抜け出しを図るも、最後は内から脚を伸ばした馬と同入で終えています。今週はパシュファイヤーとブリンカーを使用させていただきました。その効果からか周りに気を取られることなく非常に前向きで、今まで以上に良い動きをしてくれましたね。脚先が少し重たいので、新馬戦以来の芝がどうでるかですが、ここで何とか変わり身を見せて欲しいですね。当初は12月15日の中山・芝2200mを考えていましたが、想定の段階で除外の可能性があったことから、12月14日の中京・芝2200mに藤井勘一郎騎手で向かうこととなりました」(12/12近況)
助 手 8南W稍 72.9- 56.9- 42.8- 12.8 馬なり余力
助 手 11南W稍 67.1- 52.3- 38.3- 12.5 強めに追う リモテソーロ(二未勝)直一杯の外を1.1秒先行3F付同入
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
前走後は最後に残された道・障害入りを目指そうとしたロイヤルアフェア。オジュウチョウサンのパートナー石神Jが稽古を付けてくれたのですが、練習を重ねても上達の兆しが窺えず、このままだと人馬共に怪我をする恐れがあるとの判断で断念することに。これによって、いよいよ競走馬として崖っぷちに追い込まれたロイヤルアフェアは、今度はデビュー戦以来の芝で活路を見い出そうと…。正直、脚先が重く、スピード感に乏しいので厳しそうに思いますが、何とか新味を引き出そうと厩舎スタッフは懸命です。追い切りの動き・雰囲気自体は悪くありません。
あとは人間の想いにロイヤルアフェアが奮起して応えて欲しいところ。その一方で今回も惨敗してしまうなら、さすがに策は尽きてしまったと言えるでしょう。そうなると進退問題へと発展してしまうでしょうねえ。
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
インヘリットデール
土曜中京12R 中京日経賞(芝1400m)5枠10番 北村友J
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:11日にポリトラックコースで追い切り
高野師「11日にポリトラックコースで追い切りました。間隔が詰まっていますので、馬なりでサッと時計を出した程度でしたが、反応・動きともに前走と変わらず良かったですよ。馬の雰囲気も気が逸れているようなところもなく、調教では前向きに取り組むことが出来ました。前走は地下馬道を出てからジョッキーに跨ってもらい、馬番通りに馬場入場を行いましたが、スムーズに返し馬が行えなかったので、今回は何かしら対策を考えています。その点をクリア出来れば、レースでも後ろ向きになることはないと思いますし、力を発揮してくれるはずですから、発走直前まで良い形で持っていけるように努めていきたいと思います」(12/12近況)
助 手 11栗P良 78.5- 63.9- 50.0- 37.2- 11.8 一杯に追う
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
2勝クラスならアッサリ勝っても不思議ではないインヘリットデール。ただ、ここ最近のレースでは後向きな気持ちが目立ち、人間を困らせようとする姿が目立っています。リフレッシュを挟めば、前向きな面が戻ってきてくれると思った前走ではスムーズに返し馬が行えず、レースではゲート内でバタバタして痛恨の出遅れ。そんなロスがあっても3着に来るのは立派なのですがねえ。
その3着で次走への優先権を確保。ホントは1戦ごとに放牧を挟んだ方が良いタイプだと思いますが、引退の期日が迫っているので中1週のローテでも出走することに。追い切りの動きはひと叩きされて着実に良化。良い状態でレースへ臨めると思いますが、あとはインヘリットデールの気分次第。こればっかりはレースへ行ってみないと分かりませんが、気難しさは根が深いものになり、簡単には解消できないと言わざるを得ません。
相手関係に目をやると、実力をフルに発揮すれば太刀打ちできるメンバーだと思いますが、今回は17頭立て。多頭数がネックになってくるかもしれません。
諸々の条件等を踏まえると、前走の3着以上の好成績を今回残すことはかなり可能性が低くなっていると思います。
« 【ロード】今週の出走馬(12/14-15) | トップページ | 障害馬として競走生活の第2幕。飛越に関しては早い段階から上手にこなしてくれているも、他13頭と一緒に走る初実戦は戸惑いそう。まずは無事完走を目標に、その中で次走以降に期待を持たせる走りを見せて欲しい。☆ヴェルトゥアル »
「競馬(1口馬主・シルク)」カテゴリの記事
- 4日に栗東・高野厩舎へ帰厩しています。☆クレッセントムーン(2020.06.10)
- 内目の奇数枠に入った時点で嫌な感じはしていたも、出遅れによって走りのリズムを乱す。勝負どころから積極的に仕掛けていった勝ち馬のスピードに捻じ伏せられ、2着を確保するのが精一杯。中2週のローテでも頑張ってくれたが…。★アーモンドアイ(2020.06.13)
- シルクなお馬さん(5歳上牡馬・父ディープインパクト)(2020.06.07)
- シルクなお馬さん(6歳馬)(2020.06.11)
- シルクなお馬さん(4歳・本州牧場組)(2020.06.11)
「(引退)インヘリットデール」カテゴリの記事
- 良い頃の活気が窺えないということで、今週も出走を見送り、このタイミングで繁殖入りすることとなりました。★インヘリットデール(2020.03.07)
- 19日の追い切りの翌日に右トモにフレグモーネの症状。少し楽をさせると症状は落ち着くも、直前の動きが物足りないということで今週の出走は見合わせることに。★インヘリットデール(2020.02.29)
- シルクなお馬さん(牝馬・入厩組)(2020.02.23)
- 8日に帰厩。次走は29日の阪神・芝1600mを予定しています。鞍上は引き続きA.シュタルケJ。☆インヘリットデール(2020.02.13)
- 返し馬を工夫したことで落ち着きを保ってレースへ臨めるも、大外枠で前に壁を作ることが出来なかったことで道中は力んだ走りに。直線は大外からジリジリと伸びてはきましたが、もう1段ギアは上がらず6着に敗れる。★インヘリットデール(2020.01.31)
「(引退)ロイヤルアフェア」カテゴリの記事
- デビュー戦以来の芝で変わり身を期待するも、追ってからギアを上げることが出来ず、最後は伸びを欠いて16着。JRAへ復帰して4戦連続のブービー負け。残された道がなくなり、競走馬登録を抹消することとなりました。★ロイヤルアフェア(2019.12.19)
- 【シルク】今週の出走馬(14日・土曜版)(2019.12.14)
- 障害練習を続けるも上達の兆しが窺えず。これ以上続けると人馬共に怪我をする恐れが出てくるので障害転向を諦めることに。来週の中山・芝2200mへの出走を予定。★ロイヤルアフェア(2019.12.07)
- シルクなお馬さん(3歳上・入厩組)(2019.12.01)
- この馬なりに落ち着いて出走することが出来、改善に努めてきたゲートは五分に出る。レースでは早目に捲っていく競馬を試みるも、2周目の3角で早くもアラアラの手応え。最後は今回も集中力を欠いてしまって14着に終わる。今後は転向を視野に入れ、障害練習を進めていくことになりました。★ロイヤルアフェア(2019.11.22)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント