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2019年12月 9日 (月)

美浦トレセンでじっくり乗り込めたことで状態アップ。スッと好位を確保して折り合いはバッチリ。展開が嵌った面はあるも、3角手前から後続を待つことなく早目に仕掛け、最後まで脚を持たせた鞍上の好騎乗が光る。レース後に判明した怪我は心配も、ここで悲願の初重賞制覇を遂げる。☆モンドインテロ

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Photo_3 モンドインテロ(牡・手塚)父ディープインパクト 母シルクユニバーサル

土曜中山11R ステイヤーズS(芝3600m)優勝(6番人気) W.ビュイックJ

まずまずのスタートを決めて、好位から競馬を進めます。2周目3コーナーから鞍上が追い出しを開始すると、ラスト150mで前を捕らえて悲願の初重賞制覇を成し遂げています。

W.ビュイック騎手「昨年も乗せていただいて、長距離適性は感じていましたが、ベストな競馬を出来ずに3着と敗れていたので、今年はこの馬のスタミナを活かした競馬をしたいと考えていました。スタートは出てくれたので、ある程度の位置を取りにいき、その後はレースの流れを見ながら良い形で進められましたね。モンドインテロは非常にひたむきな馬で、乗り手のアクションにしっかり応えてくれますし、素直に頑張ってくれますから、早めに仕掛けても最後まで良い脚を使ってくれました。そして何より大好きなこの馬に、初めての重賞を獲らせてあげることが出来て、とても嬉しく思います」

手塚調教師「おめでとうございました。最終追い切りで遅れはしたものの、本数はある程度やっていましたし、夏場よりグンと動きが良くなっていましたから、状態面では自信を持って臨めました。道中はビュイック騎手が理想的な位置で運んでしっかり脚も溜まっており、その分最後まで持続して良い脚を使ってくれましたね。ここまでオープンを3勝していましたが、なかなか重賞制覇に手が届きませんでした。しかし、7歳にして初めて勲章を獲ることが出来て本当に嬉しく思いますし、頑張って走ってくれたモンドインテロに感謝したいですね。なお、レース後に右前を跛行しましたが、レントゲン検査では骨には異常が見られませんでした。ただ、球節付近に張りがあり、触診で痛がる素振りを見せています。今年に入って右前の膝裏に張りが出て、多少なりともそこを庇って走っていたのかもしれません。まずはトレセンに戻って再度状態を確認させていただき、オーナーや牧場サイドと今後について話をしたいと思います」 (レース結果)

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【次走へのメモ】

好仕上がり。レース中盤に13秒台のラップが4回。中だるみのスローペース。好位の直後。馬群の外で折り合いはピタリ。3角から押してスパート。ズブい面はいつもほどなかった。坂上でグイット伸びて先頭。鮮やかに抜け出した。当レース3回目の挑戦で勝利。(B誌)

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【ステイヤーズS】インテロ重賞初制覇!好位で折り合い重賞15度目で念願(スポニチより)

名物マラソン重賞「第53回スポニチ賞ステイヤーズS」が11月30日、中山競馬場で行われた。道中4~5番手から伸びた6番人気モンドインテロが、同レース4勝目を狙った1番人気アルバートの強襲を3/4馬身差で抑えてV。昨年3着の雪辱を果たし、重賞挑戦15度目で念願の重賞初制覇を飾った。なお、レース後は馬運車で引き揚げ、右前肢ハ行の診断を受けた。

重賞挑戦15度目、ステイヤーズS挑戦3度目でつかんだ念願の重賞初タイトル。ただ、モンドインテロ関係者に笑顔はなかった。口取り写真に納まるべき表彰式に優勝馬の姿はなく、レース後は中山競馬場内の診療所に向かった。表彰式を終えた手塚師は「右前脚の歩様が悪くて…。気になります」と沈痛な面持ちで切り出した。

先導馬が激しく入れ替わる消耗戦。横山典レイホーロマンスが絶妙スローに落としたが、2周目正面スタンド前でネイチャーレットが先頭を奪い、さらにエイシンクリックがハナへ。そんな先行争いをよそに、昨年(3着)も騎乗した名手ビュイックとインテロは4~5番手で折り合った。残り1Fで前を行くエイシンクリック、オジュウチョウサンを抜き去り、4勝目を狙うアルバートの強襲を退けてゴール。昨秋マイルCS(ステルヴィオ)以来のJRA重賞6勝目を飾ったビュイックは「昨年も乗せてもらって“ストロングステイヤー”ということは分かっていたが、昨年は僕自身がうまく乗れなかった。スタミナを生かして、今年は好位にいった。ひたむきな馬で頑張ってくれ!!と伝えながら2周、3周と走った」と愛馬を称賛する一方、神妙に続けた。「レース後、右前脚の歩様が乱れたので心配です…」

手塚師は「ビュイック騎手には昨年も乗ってもらって、馬の個性を把握してもらっていたのが良かった。3コーナーから手は動いたけど、よく頑張ってくれました。一つ勲章が獲れて良かったです」と全精力を振り絞った愛馬を称えつつ、体調を気遣った。レース後の診断は右前脚ハ行。7歳冬でついに勲章をつかんだ“遅咲きステイヤー”との元気な再会を、ファンも待っている。

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・在厩場所:美浦トレセン/6日に福島県・NF天栄へ放牧予定
・調教内容:軽めの調整

手塚師「先週は改めてありがとうございました。レース直後は結構歩様には見せていましたが、日が経つに連れて症状の方は段々と治まってきています。トレセンの診療所で右前の詳しい検査を行いましたが、骨・屈腱ともに異常は見られず、おそらく捻挫というのが獣医の診断です。ただ、繋側靭帯に傷みがありますし、依然として腫れ・熱感はありますから、この後はノーザンファーム天栄へ放牧に出させていただきます。牧場でも改めて検査してもらい、その結果を見て今後についてご相談させていただきたいと考えています」(12/5近況)

⇒⇒6日に福島県・ノーザンファーム天栄へ放牧に出ています。(6日・最新情報より)

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夏の札幌2戦は案外な結果に終わり、年齢的な衰えもあるのかなと思っていたモンドインテロ。ただ、美浦トレセンへ戻り、坂路とWコースで丹念に乗り込むことで状態はジワッとアップ。当日版の競馬ブックを見ても、直前の気配が良かったようですし、昨年ゴール前で詰め寄る好騎乗を見せてくれたW.ビュイックJが今年も乗ってくれることで密かに期待は持っていました。

当日のパドックを見れていないのでレース前の状態・雰囲気は分かりませんが、マイナス4キロでの出走と絞れてきたのは良かった筈。レースでは好発からスッと前目に付けることが出来ていました。道中は3~4番手でしっかり折り合いを付けて我慢の追走。そして2周目の3角手前から後続を待つことなくグイグイ進出。ズブさを覗かせて早くも鞭が入るシーンはありましたが、腕力を生かしてモンドインテロをよく動かしてくれました。ただ、4角の時点では何とも言えない手応え。もうひと押しが利くのかなと見ていましたが、少し苦しくなって外へモタれる素振りがありつつ、鞍上の叱咤激励に応えて先頭へ躍り出て、これまで目の上のたんこぶ的存在だったアルバートの追撃を封じてのゴール。諦めていた重賞制覇にここで手が届くこととなりました。

正直、レースレベルに疑問はありますし、展開が嵌ったと思いますが、それでも結果を出してくれたことが素直に嬉しいです。W.ビュイックJは昨年少し脚を余したことを踏まえて、積極的に仕掛けていってくれましたし、ゴールまで辛抱させたのはさすがです。

ただ、レース後すぐに歩様を乱して、右前脚の跛行を確認。幸い、骨には異常はなかった様子。診断では捻挫ということですが、繋側靭帯に傷みがあるというのは心配。まずは治療に専念し、1日でも早く症状が落ち着いてくれるのを願うのみです。今年の前半、休養を余儀なくされましたが、同じくらいの休養期間は必要なのかなと何となく思います。また、この怪我によって右前の膝裏の張りに悪影響を及ぼさないようにお願いします。

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