大きなトラブルなく育成生活を送ってくるも、人に対する反応心の強さ+周囲に過敏な面は引き続き大きな課題に。追い切り時計もなかなか詰まってこず、厳しい結果が待っていそうなデビュー戦となりそう。鞍上の手腕には期待したいも…。★オーサムゲイル
オーサムゲイル(牝・高柳大)父キンシャサノキセキ 母シーズインクルーデッド
日曜阪神6R メイクデビュー阪神 2歳新馬・牝馬(ダ1400m)1枠1番 O.マーフィーJ
・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:11日にCWコースで追い切り
高柳大師「11日にCWコースで追い切りました。動きとしては追い切りを重ねつつ良くなってきているものの、同じ2歳新馬相手に遅れを取っているように、まだ動き切れないですね。前向きさはありますが、まだそれに体が付いてこない感じなので、レースに行ってどれだけ流れに乗って行けるかがカギになりそうです。初戦からというよりは使いつつの感じですが、一度レースを経験すればピリッとしてくると思うので、あとはマーフィー騎手がこの馬の良いところを上手く引き出してくれることを期待したいですね」(12/12近況)
助 手 8栗坂良 59.7- 43.1- 28.0- 12.9 馬なり余力 トウケイミラ(新馬)馬なりに0.1秒先行0.6秒遅れ
助 手 11CW良 86.0- 68.9- 53.1- 39.3- 13.2 稍一杯追う トウケイミラ(新馬)一杯の外1.1秒先行0.6秒遅れ
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
第5回阪神6日目(12月15日)
6R メイクデビュー阪神 2歳新馬
ダ1400メートル 指定 牝馬 馬齢 発走12:55
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 オーサムゲイル 牝2 54 O.マーフィー
2 2 クインズヴィヴィ 牝2 54 福永祐一
3 3 ケリーズアリュール 牝2 54 武豊
3 4 オーシャンズ 牝2 54 岩田康誠
4 5 スズカパイロット 牝2 54 幸英明
4 6 モズタンポポ 牝2 54 坂井瑠星
5 7 ミッシーコルザ 牝2 54 国分優作
5 8 サンシャインワン 牝2 54 和田竜二
6 9 クロリ 牝2 52 岩田望来
6 10 メタモルフォーゼ 牝2 54 C.ルメール
7 11 セルシアナ 牝2 54 岩崎翼
7 12 ゼットピアレス 牝2 54 川須栄彦
8 13 サウンドポポ 牝2 54 松岡正海
8 14 カレンリズ 牝2 54 松山弘平
○平助手 「小柄で現状はまだ少し非力な感じがあって…。」(競馬ブックより)
*~*~*~*~*~*~*~*~*~*
ヒーズインラブの半妹という血統背景、ツアー時の評判、芝の短いところが向いていそうということで出資を決めたオーサムゲイル。ピリッとした面が実戦へ行って良い方へ向いて欲しいなあと見ていましたが、育成当初は人の指示に対して反抗心の強さが非常に目立つことに。そして周囲にも過敏で集中して走ることが出来ませんでした。これらの課題は育成生活を送っていく中で幾らかは解消・緩和していますが、今も悩ましい材料に。気持ちの面で落ち着き・余裕が出てきてくれれば、馬体のボリュームアップも叶うのでしょうが、現状は線の細さを感じてパワー不足は否ません。大きなトラブルなくコツコツと乗り込むことは出来ていましたが、良化度・成長力を感じ取れません。
夏の札幌で一旦入厩してゲート試験に合格。その後は北海道+NFしがらきでの乗り込みを経て、11月20日に初めて栗東へ。早くからここをデビュー戦として追い切りを重ねてきましたが、追い切り時計は全体&上がり共に平凡。正直時計が詰まってきていません。そして併せ馬だとほとんど先行して遅れる形に。栗東トレセンでの画像がアップされていましたが、少しお腹が巻き上がり気味で集中力アップを狙ってチークピーシズを着用しています。実戦へ行って良いタイプの可能性はありますが、現状を見つめ直すと前途多難です。
今回の唯一の希望はO.マーフィーJが乗ってくれる点のみ。ポンとスタートを出ればハナへ行って欲しいですが、先々を見据えた騎乗なら馬群の中で進めて、キックバックや他馬からのプレッシャーを意識的に経験させるのもありでしょう。それに対してオーサムゲイルはどういう反応を示すのか。ズルズル後退してしまう可能性は高いと思いますが、それを踏まえて次走以降のレースでの組み立て・番組選びなどに反映させていってもらえればと思います。レース経験を積みながら、良い方へ進んでいけることを今から願うばかりです。
« 障害馬として競走生活の第2幕。飛越に関しては早い段階から上手にこなしてくれているも、他13頭と一緒に走る初実戦は戸惑いそう。まずは無事完走を目標に、その中で次走以降に期待を持たせる走りを見せて欲しい。☆ヴェルトゥアル | トップページ | 【シルク】【ロード】先週のレース結果(2歳馬) »
「競馬(1口馬主・シルク)」カテゴリの記事
- 4日に栗東・高野厩舎へ帰厩しています。☆クレッセントムーン(2020.06.10)
- 内目の奇数枠に入った時点で嫌な感じはしていたも、出遅れによって走りのリズムを乱す。勝負どころから積極的に仕掛けていった勝ち馬のスピードに捻じ伏せられ、2着を確保するのが精一杯。中2週のローテでも頑張ってくれたが…。★アーモンドアイ(2020.06.13)
- シルクなお馬さん(5歳上牡馬・父ディープインパクト)(2020.06.07)
- シルクなお馬さん(6歳馬)(2020.06.11)
- シルクなお馬さん(4歳・本州牧場組)(2020.06.11)
「オーサムゲイル」カテゴリの記事
- シルクなお馬さん(4歳上・北海道組)(2020.06.03)
- シルクなお馬さん(3歳・北海道組)(2020.05.31)
- シルクなお馬さん(3歳・北海道組)(2020.05.28)
- 1回函館開催での出走へ向け、17日にNF空港へ移動しています。☆オーサムゲイル(2020.05.20)
- シルクなお馬さん(3歳牝馬・牧場組)(2020.05.12)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント