デビュー戦後に右前脚球節がモヤっとすると回復が早くて大事には至らず。少数精鋭の1戦ですが、決め手勝負になればこの馬の出番。昨年、このレースを勝った厩舎の先輩はスター街道へ。それに続きたい。☆ヴィースバーデン
ヴィースバーデン(牝・角居)父ディープインパクト 母ワイルドココ
10月26日(土)京都9R・萩S(L)・国際・芝1800mに和田竜Jで出走します。10月23日(水)良の栗東・Cウッドチップコースで6ハロン82.6-67.0-52.2-38.5-12.3 8分所を馬なりに乗っています。併せ馬では末強目の相手の内を0秒6追走して0秒1先着。追い切りの短評は「動き軽快」でした。発走は14時25分です。
○辻野調教助手 「10月23日(水)もジョッキーの手綱で。反応を確かめるような内容です。変わりなく状態は良さそう・・・との話。多少テンションは高いものの、実戦では大丈夫だと思います。天気が気掛かり。素軽いタイプだけに乾いた馬場が理想でしょう」
≪調教時計≫
19.10.23 和田竜 栗CW良 82.6 67.0 52.2 38.5 12.3 馬なり余力 ラビットラン(古馬オープン)末強目の内0秒6追走0秒1先着
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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第4回京都8日目(10月26日)
9R 萩S(L)
芝1800メートル 2歳OP 特指 国際 別定 発走14:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 エカテリンブルク 牡2 55 武豊
2 2 リトルシャイン 牡2 55 服部寿希
3 3 ギルデッドミラー 牝2 54 A.シュタルケ
4 4 ヴェルトライゼンデ 牡2 55 C.スミヨン
5 5 セツメンノトビウオ 牡2 55 幸英明
6 6 ヴィースバーデン 牝2 54 和田竜二
7 7 シリアスフール 牡2 55 松山弘平
○辻野助手 「使った後は少し楽をさせて、体を戻してからピッチを上げてきました。追い日の動きは良かったですよ。あとは、軽い走りをするタイプ。道悪がどうかでしょう」(競馬ブックより)
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デビュー戦は1枠1番が当たり、小柄な牝馬なので馬群で揉まれて凡走というシーンが頭を過ぎりましたが、ヴィースバーデンは体力的な不利を跳ね除け、馬群の中を悠々と追走。直線は進路を選びながらの追い出しとなりましたが、外へ持ち出してから追われると反応鋭く、非凡な決め手を披露。ラスト1ハロンだけで2着馬に2馬身差を付けたのは正直ビックリしました。そしてその2着馬アリストテレスが先週の京都・芝1600m戦を着差以上の完勝。ヴィースバーデンの評価を更に高めることとなりました。
ただ、デビュー戦快勝後に右前脚球節がモヤっとする場面も。休養を強いられるのかとドキッとしましたが、懸命なケアと軽めの調教・プール調教等で思いのほか軽症に済んだ感じです。それを受け、デビュー戦から中3週のローテでここへ駒を進めてきました。中間の追い切りに関しては引き続きソフトに止められていますが、最終追いでは格上相手に先着。重心の低い独特な走法ですが、脚の可動域の広さは素晴らしいです。そしてしなやかな動きから非凡な瞬発力を生み出しています。
課題はシグナライズの半妹なので、1度使ったことによってテンションの高さがどうなのか。小柄な牝馬なので馬場の回復が遅れた場合に力を出せるかどうかです。これらの点は実際にレースへ行ってみないと分かりません。個人的な見解ですが、母系はドイツ血統なので、滑る馬場じゃなければ、それなりに対応してくれるんじゃないかなとは思っています。ライバルは軒並み馬場が絞っても苦にしませんし、むしろプラスかもしれません。
相手関係ですが、少頭数ながら手強い馬が揃っていますが、自分の競馬が出来れば、まずは恥ずかしい競馬にはならないと思いますし、この頭数ならスパッと抜けてきて欲しいところ。前走の走りっぷりならどんなレースでも出来そう。それくらいヴィースバーデンの競馬センスは現時点でもかなりの高い得点を与えられるレベルにあると思います。
昨年、厩舎の先輩はこのレースを勝って、スター街道を歩み出しました。ヴィースバーデンもこのレースを勝って全国区となり、ゆくゆくは牝馬の大きいレースを狙えるようになってもらいたいです。
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