結果的に人気を裏切る3着に終わるも、馬群で揉まれる競馬でもそれなりに辛抱出来ましたし、速い時計の決着の中で最後は目立つ伸びを披露。良い経験を積むことが出来たと思うので、もっともっと上を目指していって欲しい。☆ブロードアリュール
ブロードアリュール(セ・尾関)父ゴールドアリュール 母ブロードアピール
土曜東京12R 3歳上2勝馬クラス(ダ1400m)3着(1番人気) 内田J
引き続きブリンカーとシャドーロール着用。スタートはそこまで速くないものの、二の脚利かせて中団での競馬になります。4コーナー辺りから追い出しに掛かり、2着馬とコンマ1秒差の3着で終えています。
内田騎手「スタートしてから、少しモタモタしたところがありましたね。気合をつけてはいますが、つけ過ぎると難しさを出す予感がしたことから、ある程度の位置が取れたところで、この馬のリズムに徹しました。ただ、若干周りに気を使うような走りで、手応えもそこまで良くなかったです。そんな中でも直線では良い脚を使ってくれていますし、前半流れていれば勝ち切るところまであったと思いますから、このクラスでも十分戦えると見て良いでしょう」
尾関調教師「今日の走破時計を見たら、この馬なりに頑張ってくれていますね。しぶとく脚は使っており、流れ次第では届きそうな感じでしたが、やや周りに気を使ったような走りに見えました。それが原因で、道中はあまり収まりが良くなかったように思いますし、手応えも今一つだったのではないでしょうか。優先出走権を手にしましたので、トレセンでの状態を見て続戦するか決めたいと思います」(レース結果)
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【次走へのメモ】
ブリンカー。シャドーロール。テンションは高いが、丸みのある体つきで好仕上がり。中団から。手応えがもうひとつで、4角手前ではステッキが入っていた。エンジンがかかったのは残り200メートル。終始、渋かった。(B誌)
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・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:10月27日の東京・河口湖特別もしくは11月3日の東京・ダ1400m
尾関師「レース後はこちらに戻り、馬体を確認させていただきました。脚元を含めて特に問題は無く、疲れもそれほど感じませんね。また、優先出走権も獲れましたから、このまま馬の状態に変わり無ければ、続戦させたいと考えています。前走の競馬からも距離に関してはこれくらいで合っていると思いますので、10月27日の河口湖特別、ないしは11月3日のダ1400m戦を検討しています」(10/9近況)
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5日のダートは重からのスタート。旧1000万下で3着という実績はあるも、これまでの戦いっぷりから、速い時計への対応に課題を残しているブロードアリュールには逆風。当日のお昼には稍重まで回復しましたが、走破時計は軒並み速かったと思います。そしてその傾向はブロードアリュールが出走した最終Rまで続くことに。
結果を知ってから、レース映像を見ることになりましたが、まずまずのスタートから中団よりやや前目での追走となったブロードアリュール。本当は馬群の切れたところで気分良く追走して欲しかったのですが、他馬のキックバックを浴びたり、周りを囲まれることで追走に余裕がなく、自分から止めてしまっても不思議ではない雰囲気。最後の直線は前に壁が出来、追い出しを待たされてフワフワ走っていましたが、じわじわ外へと切り替えていって、残り200mで馬場の広いところへ出ると、ひと追い毎にグングン上昇。最後の最後でようやく脚を使ってくれると、2着馬にクビ差迫ったところがゴールでした。
3着という結果はちょっと残念ですが、馬群で揉まれることになってもまずまず辛抱が利いていましたし、最後は目立つ脚を繰り出しての結果なので、レース内容の濃い1戦だったと言えるでしょう。この経験が今後に役立ってくれれば、もっともっと上を目指していけるでしょう。高い経験値を与えてもらいました。
レース後のブロードアリュールですが、相応の疲れは残っているでしょうが、見た目は元気一杯。歩容の硬さも許容範囲なんでしょう。今後は放牧を挟まずに在厩調整で次走へ。番組は東京・ダ1400mにこだわっていく様子。ひと叩きしたことで良い意味でピリッとしてくると思うので、次走でクラス突破を決めることが出来るように、今からコツコツ準備を進めてもらいたいです。
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