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2019年10月 3日 (木)

距離短縮+ブリンカー装着の効果は大。勝負どころから直線にかけて数回の不利は痛すぎたも、進路が出来た残り1ハロンからグイグイ加速して3着へ。待望のキッカケを掴んだので、引退までにもう一花咲かせて欲しい。☆インヘリットデール

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Photo インヘリットデール(牝・高野)父ルーラーシップ 母フサイチエアデール

土曜阪神9R 戎橋特別(芝1400m)3着(7番人気) 北村友J

今回はブリンカーを着用しての出走。中団やや後方を追走、勝負どころから追い上げに掛かり、直線で窮屈になる不利があるも、体勢を立て直して再び追い出されると、勝ち馬と同タイムの上がり34秒1で差を詰め、僅差の3着でゴールしています。

北村友一騎手「初めての距離でも流れに乗っていくことが出来ましたし、勝負どころまで良いリズムで追走出来ました。ただ、3~4コーナーでイノバティブと併せる形になり、そのプレッシャーから躊躇するところがあったのと、直線に差し掛かった時に外からぶつけられて体勢を立て直す不利がありました。その影響で勝ち馬に先に前ヘ出られてしまい、ポケットに入って抜け出すのに時間が掛かってしまいましたが、スピードが乗ると最後まで良い脚を使って伸びてくれました。勝負どころがスムーズなら良い勝負になっていただけに上手く騎乗出来ず申し訳ありませんでした。7月の中京以来の競馬とあって少しモタモタしていましたが、次はもっと反応が良くなってくると思います。1400mの距離とブリンカーは良かったと思います」

高野調教師「良い頃の雰囲気とはいかないものの、インヘリットデールなりに良いコンディションでレースに向かうことが出来ました。レースでは1400mの距離でも流れに乗っていくことが出来ましたし、勝負どころがスムーズなら勝っていたかもしれませんね。最後の直線も追い出しを待たされてしまいましたし、馬にとっては厳しい競馬で、普通ならあそこで気持ちを失くして止めてしまっていると思います。でも、もう一度走ろうとする気持ちを見せてくれましたし、その点はブリンカーの効果もあったのかもしれませんね。優先出走権を獲りましたが、この後の予定につきましてはトレセンで馬の状態をしっかり確認したうえで相談させていただきたいと思います」(レース結果)

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【次走へのメモ】

ほぼ仕上がる。テンに無理はせず後方から。脚を温存して追走していたが、4角で外から蓋をしてい馬と接触してバランスを崩し、その後もしばらく前は壁。ラスト1ハロンで進路ができるとよく伸びた。スムーズならもっとやれていたか。1400mは合う。(B誌)

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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの運動
・次走予定:京都10月19日・久多特別

高野師「トレセンに戻って状態を確認したところ、コンディションも問題なくこの馬なりに飼い葉をよく食べています。今週いっぱい状態をよく見させていただき、それでも問題ないようでしたら、10月19日の京都・久多特別に向かいたいと考えています。もし疲れが少しでもあるようでしたら、無理をする必要はないと考えていますが、ひと叩きして更に動けるようになってくると思うので、上積みが期待できると思いますよ」(10/2近況)

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ここ最近は追ってから甘い面が目立ち、前走では走ることに少し嫌気を差していたインヘリットデール。走ることへの前向きさ・集中力が薄れている中でも掲示板を確保したりと地力はこのクラスでも上位級。何かキッカケを掴めば変わってきてくれるのかなと見ていましたが、初めての1400m+ブリンカー装着が良い方へ働いてくれればと。何となく良さげな感じはしていました。

スタートは五分に出るも、前へ行きたい馬がソコソコいたので、深追いすることなく出たなりの位置で折り合いに専念。初めての1400mで少し置かれる感じはありましたが、概ねスムーズに追走出来ていました。そして勝負どころからジワッと押し上げて行き、4角手前での手応えは抜群。あとは進路を見い出すだけでしたが、外から蓋をされる形になり、窮屈な位置に押しやられることに。直線入り口では内外から軽く挟まれてバランスを崩し、ここ最近の競馬なら自分から止めてしまうケースでしたが、ブリンカー装着の効果で今回はそこから再ファイト。しばらく壁になって追い出しを待たされましたが、残り1ハロンで進路が出来ると、ひと追い毎に前との差を詰めていって3着に食い込むことが出来ました。これだけ良い脚を繰り出せたのは今回が初めてです。末脚を生かす競馬も合っているようですね。

レース後のインヘリットデールですが、相応の疲れはあるでしょうが、カイ食いが良く、体調は高レベルで安定しています。最終ジャッジは週明けになってくるかと思いますが、問題ないようなら19日の京都・久多特別へ。コース替わりは問題ありませんし、阪神の内回りから京都の外回りに替わるのは末脚を生かしたいこの馬には好都合でしょう。

今回のレースは結構メンバーが揃っていたと思いますし、走破時計も優秀な部類。それ故、この3着はフロックではなくインヘリットデールの力の証明です。引退まであまり時間は残されていませんが、待望のキッカケを掴んだので何とかもうひと花咲かせて欲しいです。

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