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2019年10月22日 (火)

人気を集めた上位3頭との現状での力差は歴然も、自慢のスタミナを生かして最後まで頑張り通した4着はひとまず褒めてあげたい。ただ、上位に食い込んでいくには飛越の更なるレベルアップが必要。☆ブライトクォーツ

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Photo_3 ブライトクォーツ(牡・荒川)父ワークフォース 母レースドール

火曜東京8R 東京ハイジャンプ(G2・障3140m)4着(6番人気) 西谷J

スタートは出るものの、二の脚付かずに後方からの競馬になります。2周目の向こう正面から少しずつポシションを上げていき、直線でもしぶとく脚を使うと、4着でゴールしています。

西谷誠騎手「気が良いタイプのように感じましたが、ゲートは出てはいるものの、テンは進んでいきませんでした。出していくことも考えましたが、無理に押して行ってチグハグな競馬になりそうでしたので、後ろで構えて2周目に入ったくらいから、徐々に上がっていく形を取りました。直線手前で、前にいたハルキストンに騎乗していた難波騎手の鐙が外れており、馬もフラフラしていたことから、そこで抜け出す時にスムーズさを欠く場面はあったものの、その点以外は問題なかったと思います。直線に入ってからもじわじわとしっかり伸びてくれて、ゴール板を過ぎた後もまだまだ余力があり、なかなか止まってくれなかったくらいですから、この馬のスタミナは本当に凄いですね。まだ遊びながら飛越をするなど幼い面を見せていたため、所々雑な部分はありましたが、良いセンスを持っていますし、もっと距離が延びて持ち味を発揮出来るタイプだと思います」(レース結果)

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【次走へのメモ】

後方からの競馬に。飛越が高い方で、前半はスピードについていけない感じだった。2周目の向正面からジワジワとポジションを押し上げ、最後まで粘り強い走りで差を詰める。今回は上位3頭が強力だったが、スタミナ強化を示した1戦。(B誌)

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・在厩場所:栗東トレセン/17日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:中山11月30日・イルミネーションジャンプS

荒川師「東京競馬場からトレセンに戻って状態を確認しましたが、大きなダメージはなく体調も変わりありませんでした。障害飛越に関しては大きなミスがなかったものの、遠くから飛越するところがあったりして、スピードを上げて行きづらいところがありましたね。それにこの距離でも追走に余裕がないぐらいですから、距離はもっとある方が競馬はし易いと思います。重賞レースでも堅実に走ってくれますし、賞金が足りれば暮れの中山大障害を最大の目標にしたいですね。まずはこれまでの疲れを取る為に一旦牧場へお戻しさせていただき、その後も変わりないようであれば、11月30日の中山・イルミネーションジャンプSを目標にトレセンへ帰厩させたいと考えています」(10/16近況)

⇒⇒17日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。(17日・最新情報より)

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順回りの馬場の広い東京コースで追走に余裕が出ればと思っていたのですが、ゲートこそ普通に出たブライトクォーツですが、二の脚は一息でしたし、最初の障害飛越がモッサリ。少頭数のレースだったのでそこまでロスになったとは言えないも、最後方から徐々に前との差を詰めていく競馬に。飛越に関しては若干雑なところもありましたが、この辺りはテン乗りの西谷Jと意思疎通が取れてなかったからでしょうが、落馬しそうなほどの乱れはありませんでした。

戦前から上位人気3頭が強いのは重々承知していましたが、レースは2周目の向正面から3頭でのガチンコ対決。屈腱炎明けで追い不足の中、強気な競馬で立ち回ったトラストはさすがの力を見せましたし、メイショウダッサイも安定したレースの取り口。その中で勝ったシングンマイケルは自分からトラストを捕まえに行って競り落とし、メイショウダッサイの追撃をクビ差以上の余裕を持って封じ込めていました。おそらくこの後はシングンマイケルが障害界を引っ張ることになるでしょうが、その前に暮れの大一番で障害王・オジュウチョウサンとの対決を見てみたいです。

ブライトクォーツにとっては、上位勢との力差を改めて見せつけられる1戦になりましたが、最後まで諦めることなく4着に食い込んだ内容は十分合格点を上げることが出来るレースだったと思います。あとはホント、もう少し前目でレースの流れに乗れれば。スタミナに関しては、障害レースで数々の活躍馬に跨ってきた西谷Jも絶賛しているので、底知れないものがあるのでしょう。ただ、距離延長で余裕が出た分、遊ぶ面も見られるので、そこは修正していってもらいたいです。

レース後のブライトクォーツですが、脚元等に異常はなし。17日にNFしがらきへ放牧に出ています。今後は11月末の中山・イルミネーションジャンプSへ向かう予定で、その先の中山大障害も視野に。まずはシングンマイケルも出てくる予定のイルミネーションジャンプSに全力投球してもらい、その結果&内容を踏まえて、判断してもらえればと思います。個人的には上位との差は歴然なので、J・G1に挑戦するのは来年になってからでも良いのかなと思います。

OPに上がって、重賞で5着→4着とそれなりの格好をつけたブライトクォーツ。ただ、飛越のスキルアップ&レースでの立ち回りなどまだまだ良くなって欲しい点があるので、まずは無事に走り終えることを優先し、長い目で成長を追いかけて行きたいです。

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