最後の直線でもう1段ギアを上げて伸びてきて欲しかったも、フルゲート18頭立ての中、揉まれない位置からの末脚勝負で5着と一定のメドを立てる。こういう競馬が板に付いてきて、ひと押しが利くようになって欲しい。☆ロードイヒラニ
ロードイヒラニ(牡・千田)父ロードカナロア 母レディカーニバル
9月29日(日)阪神7R・3歳上1勝クラス・混合・芝1400mに川須Jで出走。18頭立て10番人気で7枠14番から平均ペースの道中を11、11、10番手と進み、直線では外を通って0秒5差の5着でした。馬場は良。タイム1分21秒0、上がり34秒3。馬体重は8キロ増加の476キロでした。
○川須騎手 「概ね描いていた通りの形。この距離でも思ったよりは付いて回れました。相応のメンバーに交じっても掲示板を確保。あとは安定して走れれば・・・でしょう。マイルの方が道中に脚は溜まりそうな感じながら、まだトモが緩くて手応えの割にビュンとは切れないので・・・。そのあたりが難しい部分ですね」
○千田調教師 「最後まで伸びたように悪くない競馬。外枠が当たってスムーズに運べたのが良かったですね。上位とはコース取りの差かな・・・と。でも、5着を得られたのは大きいでしょう。特別な問題が無ければ続戦の予定。直線でバラける新潟へ行くのがベターかも知れません」
☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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【次走へのメモ】
テンション高め。外枠を引き、中団の揉まれない位置を取れた。前にした2着馬にはスッと引き離されたが、自身の脚は使って確かな脚取り。外のトウカイオラージュに競り勝って掲示板へ。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、10月20日(日)新潟・十日町特別・混合・芝1400mもしくは10月27日(日)新潟・寺泊特別・芝1600mに予定しています。
○千田調教師 「無事にトレセンへ。特に変わらぬ様子で過ごしており、この感じならば大丈夫でしょう。レース後にも触れた通り、新潟へ向けてスタンバイ。番組的に2鞍が候補ですね。川須騎手が続けて乗れればベター。回復具合も踏まえつつ絞り込みます」
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デビュー戦以来の芝1400m(1200mも1度出走あり)へ臨んだロードイヒラニ。パドックとレースは生で見れていないのですが、競馬ブックの次走へのメモを参考にすると、幾らかピリピリしていた様子。プラス8キロに関しては、そこまで太め残りではなかったかなと思います。
ゲートは五分に出て、二の脚もそれなりに付いていたイヒラニでしたが、内の方で主張していく馬がいた為、その後はスッと控える形へ。もう少し後ろからの脚を溜める競馬をイメージしていましたが、中団で外から被せられない位置で上手に折り合っていたと思います。そして仕掛けを我慢しつつ、4角手前からドナウデルタ・ミッキースピリットを目標にジワッと進出開始。直線では迷うことなく大外へ持ち出しましたが、そこからもう1段ギアが上がり切らず。外からトウカイオラージュに迫られましたが、ジワジワと脚を使って抵抗し、何とか凌ぎ切っての5着に食い込みました。この頭差は1勝クラスの身とすれば大きく、次走への優先権を確保できたのは何気に大きいです。
レース後のイヒラニですが、目立った疲れは感じさせず。今後は在厩調整を続け、次走はローカル場所の新潟を目指すことに。今のところは特別戦となる2鞍を予定しています。個人的には外回りの芝1600mの方が末脚は生かしやすいかなと思いますが、ひとまずは川須Jの都合を聞いてみて、どちらもOKなら想定等を見ながら、相手関係を吟味してもらえればと思います。
勝ち切るにはやはりワンパンチ足りませんが、今回は18頭立てでレースレベルは低くないと思います。その中で5着とは言え、今後にメドの立つ走りで食い込むことが出来たのは一定の評価は出来る筈。ひとまず堅実駆けを繰り返し、相手関係や展開次第を味方にしながら2勝目のチャンスを窺ってもらいたいです。
« 距離短縮+ブリンカー装着の効果は大。勝負どころから直線にかけて数回の不利は痛すぎたも、進路が出来た残り1ハロンからグイグイ加速して3着へ。待望のキッカケを掴んだので、引退までにもう一花咲かせて欲しい。☆インヘリットデール | トップページ | 馬体重を維持して良い感じでデビュー戦を迎えることが出来たと思うも、ゲートで立ち遅れてパニックに。ついていくのがやっとの状況になり、最後の直線もちょろっと脚を伸ばして程度で9着に敗れる。調教の良さをレースで見せることが出来なかった。★エルスネル »
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