マカリカ(牝・久保田)父ロードカナロア 母フィラデルフィア
8月31日(土)札幌4R・3歳未勝利・芝1200mに岩田康Jで出走。16頭立て3番人気で4枠7番からハイペースの道中を11、11、12番手と進み、直線では中央を通って0秒6差の7着でした。馬場は稍重。タイム1分11秒8、上がり36秒3。馬体重は6キロ増加の438岐路でした。
○久保田調教師 「序盤からもう少しはスッと行きたかったものの、後手を踏んでイメージよりも大分厳しい位置取りでした。道悪の影響かな・・・と思った通り、ノメってしまっていた模様。ラストは地力で伸びて来たとは言え、大勢がほぼ決している段階ですからね。素質は上のクラスでも足りるはず。ようやくしっかりしつつある点も踏まえ、この先について協議を交えましょう」
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【次走へのメモ】
後方に控える。気合をつけつつ、勝ち馬の後ろを回ったが、直線伸びず。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。3歳未勝利戦の終了に伴なって今後について調教師と意見を交えた結果、一旦、地方競馬に転籍した上で中央競馬への再登録を目指す方針が決まりました。地方競馬での出走及び結果は分かり次第お伝えします。
○久保田調教師 「雨の影響を受け、思うような結果を得られずに残念。レース後も脚元に異常は認められず、9月3日(火)に門別競馬場へ向かいました。3歳時に地方2勝の条件でJRAへ戻って来ることが可能なルール。機会に恵まれれば、再び携わりたいです」
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ロードアブソルート(牡・藤原英)父キングカメハメハ 母パーフェクトトリビュート
9月1日(日)札幌4R・3歳未勝利・混合・芝2000mに池添Jで出走。16頭立て12番人気で8枠16番からハイペースの道中を5、5、6、2番手と進み、直線では外を通って0秒7差の6着でした。馬場は良。タイム2分03秒9、上がり38秒0。馬体重は8キロ減少の426キロでした。
○田中調教助手 「一旦は先頭に立つ場面。ちょっと仕掛けが早かったかも・・・とジョッキーは振り返ったものの、ラストチャンスで2着以下は同じですからね。勝負を賭けての結果だけに、そのあたりは納得できる部分。距離も幾らか長かったでしょう。あと一歩が及ばずに申し訳ない気持ち。一通りの馬体確認を済ませた上で、登録抹消の手続きを行ないます」
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【次走へのメモ】
連闘。大外枠から好位。スムーズな競馬で直線、一旦先頭に立ったが、そこからもうひと伸びがなく甘くなる。初距離を大外枠から勝ちにいった分もある。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。3歳未勝利戦の終了に伴なって今後について調教師と意見を交えた結果、一旦、地方競馬に転籍した上で中央競馬への再登録を目指す方針が決まりました。地方競馬での出走及び結果は分かり次第お伝えします。
○田中調教助手 「トモに外傷こそ認められるものの、膝に大きな悪化は無さそうですね。三石のケイファームで立て直し、その後に地方競馬へ向かう・・・との話。しっかり治せば中央復帰できる能力の持ち主で、恐らくダートも走れるのでは・・・と思っています」
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☆★情報と画像は(株)ロードサラブレッドオーナーズのHPより☆★
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札幌で初勝利を目指してラストチャンスに挑んだマカリカとロードアブソルート。レース前から勝ち切るところまではどうかと見ていましたが、レースぶりは大きく変わることなく掲示板を外してしまうことに。まあ、相手が揃っていたので仕方ないところではあります。
マカリカは馬体をフックラ見せて雰囲気は良くなっていたと思います。道悪は福島で経験済でしたが、洋芝の道悪は非力な同馬には厳しかった様子。岩田康Jも2度目の競馬で今回はもう1列・2列前で競馬をしてくれるかなと見ていましたが、道中はかなりノメッて走っていました。それでも最後はマズマズの伸びを見せて3着馬とは同タイムの6着へ。一応の力は示してくれたと思います。
アブソルートは連闘で臨むことになりましたが、滞在競馬なのにマイナス8キロ。パドックでも煩い面が目立ったのでレース前から精神的に苦しくなっていた感じ。それでもレースでは大外枠からほぼ正攻法と言える競馬。4角手前でグンと伸びてきた時は一瞬勝ちを意識したのですが、直線で先頭に立ってからがひと伸び・辛抱が足りず。やはりこの距離は長かったですし、自ら前を捕まえにいったので甘くなったのは致し方ないところ。レースはアブソルートが逃げ・先行馬を掃除してくれたことで、差し・追い込み馬にかなり展開は向いたと思います。
レース後の両馬ですが、相応の疲れは見受けられるも、脚元等に異常はなし。今後について検討された結果、地方競馬に転籍し、JRAへの再登録を目指すことになりました。マカリカは早速門別競馬場へ移動したようで年内2勝を目指すことに。アブソルートはひとまずケイアイファームへ戻し、膝等の馬体のメンテナンスを優先するようです。
JRAへの復帰が叶ったとしても1勝クラスで勝てるかとなると正直簡単ではありませんが、ロード3歳馬はプレミアムギフトが1勝してくれましたが2度の鼻出血で既に繁殖入り。その他も故障や成績不振で引退となっています。このままでは3歳世代0頭になってしまうので、両馬共に再ファンドに応じて、今後の活躍を見守りたいと思います。アブソルートはダートで新味が出て欲しいです。
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