シルクなお馬さん(2歳・関東馬)
サリオス(牡・堀)父ハーツクライ 母サロミナ
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~17秒のキャンター1~2本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2250m
担当者「この中間は登坂回数を週3回に戻して、精力的に乗り込みを行っています。先月上旬にリフレッシュのため、ダートコースのみの調整に止めました。その分、少し馬体に余裕が出ていましたが、それも乗り込むに連れて段々と締まってきています。しっかりと心身ともにリフレッシュ出来たからか、元々前向きな走りを見せていましたが、より力強いフットワークで登坂してくれています。堀調教師とは早期に入厩させる方向で話していますので、引き続きそれを目指して調整していきたいと思います。馬体重は554キロです」(4/1近況)
クァンタムリープ(牡・鹿戸)父ロードカナロア 母プルーフオブラヴ
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回トレッドミルで軽めのキャンター、週1回トレッドミルでダク、残りの日はウォーキングマシン
担当者「この中間もトレッドミルとウォーキングマシンでの運動を続けています。引き続き左飛節の状態を確認しながらの調整ですが、良い意味で状態に変わりはなかったので、それまでは常歩だったトレッドミルのペースをダクと軽めのキャンターへ、徐々に上げています。無理に進めて悪化してしまってもいけませんから、しばらくはこれくらいのところで様子を見ていくことになると思いますが、乗り込みを休んでいるこの時期を、後で思い返すと成長を促す良い機会だったと前向きに捉えられるようにしていきたいですね。馬体重は468キロです」(4/1近況)
ポレンティア(牝・田中博)父ハーツクライ 母ポーレン
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム早来
・調教内容:週2回屋内坂路コースでハロン15秒のキャンター1本と周回コースで軽めのキャンター1200m、週1回屋内坂路コースでハロン16~17秒のキャンター1本、残りの日は周回コースで軽めのキャンター2400m
担当者「この中間も坂路コースでの乗り込みに加え、引き続き周回コースでも長めの運動を取り入れて、基礎体力強化に努めています。坂路でも周回でも、スピードに乗れば集中して走れていますが、厩舎から調教場へ移動する際など、色々な物を見て少し怖がるようなところがあるので、そのあたりは気掛かりですし修正していきたいポイントです。ただ、普段は大人しくてこちらの手を煩わせるようなところはありませんし、ここまで順調に進められていますから、夏頃のデビューをイメージしながら今後のトレーニングに励んでいきたいと思います。馬体重は492キロです」(4/1近況)
ルコントブルー(牝・勢司)父キズナ 母シェアザストーリー
・在厩場所:北海道・ノーザンファーム空港
・調教内容:週3回屋内坂路コースでハロン15~16秒のキャンター2本、週1回周回コースで軽めのキャンター2500m、残りの日は軽めの調整
担当者「3月上旬にリフレッシュを挟みましたが、現在は週3回の坂路調教を行い、それに加えて周回コースでの乗り運動も開始し、休養前から運動量を増やしました。坂路では週2回は15-15の調教を行っており、何とか対応していますが、スタートは少しモタモタするので、その辺りはまだ改善の余地がありますね。ストライドの大きいダイナミックな走りをするので、それを更に伸ばしつつ、同時に力を付けていければと思います。馬体重は534キロです」(4/1近況)
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サリオスは3月上旬に一旦軽めの調整を挟んだようですが、その後は週3回の登坂に戻して意欲的に乗られています。550キロ台の馬体重ですが、皮膚の薄さ+馬体の張りは上々。早期デビューへ向けて進めて欲しいですが、脚元に疲れ・反動が出ないようにケアも入念にお願いします。
クァンタムリープは再発した左飛節の腫れの影響で乗り運動を行っていませんが、トレッドミルでじわじわ負荷を高めています。ただ、再発を繰り返すばかりではダメですし、新たな症状へ繋がる恐れもあるので、もうしばらくの間は我慢強く行きましょう。
ポレンティアは物見をして少し怖がる面があるとのこと。このあたりは繊細な牝馬という感じなのでレースへ行っての脆さにならなければ良いのですが。乗り込み自体は周回コースでの距離を延ばしたり、順調に進めることは出来ています。
ルコントブルーはサリオス同様に3月上旬に一旦リフレッシュさせ、週3回の坂路に加え、周回コースでの乗り込みを開始。運動量を増やしたことで今後馬体にメリハリが出てきてくれるでしょう。そうなれば力強さも増してくれる筈。現状はメニューについていくのがやっとでモタモタしていますが、丹念に繰り返していくことで少しずつ余裕が出てきてくればと思います。
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