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2019年3月24日 (日)

先週のレース結果

<土曜日>

Photo_2 ブロードアリュール

中京8R 4歳上500万下(ダ1400m) 10着(3番人気) 田辺J

シャドーロール着用。五分のスタートを切ったものの、ズルズルと後退していき、後方からの競馬になります。直線で外目に出しましたが伸び脚は今一つで、10着でゴールしています。

田辺騎手「去勢明けということでしたが、返し馬からゲート裏までのメンタルで気になることはなかったですよ。スタートは良かったのですが、芝の部分が長いことやストライドが伸びずスピードの乗りが悪くて、位置取りが下がってしまいました。道中も体を上手く使えず前にノメっていましたし、勝った時のように外へ出してスムーズな競馬をしたかったところなのですが、手応えに全く余裕がありませんでした。2勝目を挙げた時は上のクラスへ行けそうな手応えを感じていた馬ですが、その頃と比較すると雲泥の差ですし、本来の姿に戻るには少し時間が必要かもしれません」

尾関調教師「スタートはまずまずだったものの、そこから体をしっかり使って走れなかったので、ズルズルと遅れてしまいましたね。砂を被ってしまったことで余計に進んで行きませんでしたが、外を回していくほど手応えにも余裕はなかったようです。去勢して初の実戦でしたが、馬体重には大きな変化はなかったものの、しっかりとフィットするまでには少し時間が必要なのかもしれません。この後はトレセンに戻ってからの状態を見て、どうするか判断させていただきたいと思います」(レース結果)

Photo_2 インヘリットデール

中山9R 鎌ヶ谷特別(芝1600m)4着(4番人気) 石橋脩J

パドック先出し。まずまずのスタートから、道中は中団で構えます。そのままの位置で、直線は外に持ち出されるとジワジワと伸びて、人気通りの4着でゴールしています。

石橋脩騎手「以前に乗せていただいた時よりも、返し馬で力が入っていました。ただ、その部分がレースでも引きずっていた感じはありませんでしたし、レースで難しさを出すようになるまではあまり気を使わなくても良いと思います。今日は3コーナーから急激にペースが上がって、内で競馬を進めていた馬が上位を独占するような展開でしたから、この馬のように外目で競馬をさせられた馬たちにとっては少し厳しかったですね。ただ、距離短縮でも良いスピードを見せてくれましたし、今ならもっと距離を詰めても対応できると思いますよ」

高野調教師「今日は前半のペースが緩かったものの、急激にペースが上がって長く良い脚を使える馬でないと勝負にならない特殊なレースでした。それに、上位の3頭は最終的に内目を通ってきた馬たちですし、それを考えると外枠から終始外目を回されたこの馬は内容のある競馬をしてくれたと思います。今回は距離を詰めてみましたが、スピードは通用しそうですし、1400mくらいまでなら問題なさそうですね。今後についてですが、まずはトレセンでの状態を確認して、予定を決めたいと思います」(レース結果)

Photo ロードエース

阪神10R・なにわS・ダ1200mに川田Jとのコンビで出走。15頭立て2番人気で6枠10番から平均ペースの道中を2、2、2番手と進み、直線では内を通って0秒6差の4着でした。馬場は稍重。タイム1分11秒0、上がり36秒2。馬体重は増減無しの504キロでした。

○川田騎手「人気馬を楽に逃がさぬように。軽くプレッシャーを掛けながらの追走でした。ただ、結果的に最後は自分自身が苦しい感じに。今回は相手が悪かったと思います。それでも堅実なレースぶり。1200mもピッタリ合っているでしょう」

○松下調教師「ジョッキーには特徴だけ伝達。乗り方は任せました。勝ちに行った分の4着。ラストに交わされたのは仕方ないでしょう。あまり使い込んで大きく落ち込むと、立て直すのに時間を要してしまいそう。ここで小休止を挟むのがベターかも知れません」

Photo_2 シングルアップ

土曜中京11R ファルコンS(G3・芝1400m)10着(10番人気) 中谷J

まずまずのスタートを切ると、道中は好位グループのすぐ後ろ7番手あたりを追走、直線では進路を探しながらもジリジリと脚を使って、10着でゴールしています。

中谷雄太騎手「スタート後は積極的に出して行きましたが、他の馬も速くてあの位置からの競馬になりました。スタートしてすぐにぶつけられた時と3コーナーで、少しハミを取っていましたが、全体的に良いリズムで運ぶことが出来たと思います。直線では切れる脚がないので、スペースが空いてもスッと反応できませんでしたが、最後までよく頑張ってくれました。外枠スタートから前目に付けて、直線でそのまま押し切るような競馬が出来れば理想ですね」

寺島良調教師「今回もパシュファイヤーと口籠を装着して、パドックと返し馬を行いましたが、この馬なりにまずまず落ち着いてレースに向かえましたね。スタート後に他の馬に入られてしまったものの、これまでに比べると良いスタートを切れたと思いますし、全体的に流れに乗って進められたと思います。本来は前に付けて押し切る競馬が理想ですが、このクラスだと他馬も速いですし、そう上手くはいかなかったものの、最後まで止まらずによく頑張ってくれていると思います。この後は続けて使ってきましたので、いったん牧場に戻して疲れを取ってもらう方向です」(レース結果)

<日曜日>

Photo_2 クレッセントムーン

阪神6R・3歳上500万下(ダ1800m)A.シュタルケJ

まずまずのスタートから出鞭を入れて、好位2番手をキープします。直線で先頭に並び掛け、そのまま抜け出しを図りますが、ゴール手前で力尽き3着に敗れています。

A.シュタルケ騎手「少し幼いところがあり、ゲートの中で落ち着きのないところを見せていましたが、ゲートのやり直しでリラックス出来たのか、2度目は大人しく駐立していました。厩舎サイドから『良いポジションで競馬をして欲しいけど、ズブいところがある』と聞いていたので、ゲートを出て気合いを入れていくとスッと二の脚が付いて好位でレースを運ぶことが出来ました。最初はハミを噛んで行きたがる素振りを見せていましたが、すぐ収まってくれましたし、それからはリズムよく競馬が出来ました。ゴーサインを出すとしっかり反応してくれましたが、最後は久しぶりの影響から伸び切れませんでした。とても乗りやすく良い馬でしたし、次はもっと良いパフォーマンスを見せてくれると思いますよ」

高野調教師「シュタルケ騎手には気を抜かせないように競馬をして欲しいとリクエストしていたのですが、それが頭にあってか出鞭をいれていったことで、少し力んで走っていましたね。それ以外は良い位置で運べましたし、最後まで頑張って走ってくれて、久々だったことを考えれば悪くない競馬だったと思います。この後はトレセンに戻ってからどうするか検討したいと思います」(レース結果)

Photo_2 ヴェルトゥアル

中京8R 4歳上500万下・若手(ダ1800m)5着(10番人気) 伴J

まずまずのスタートから無理せず、道中は後方3番手からレースを進めます。4コーナーから徐々に促して行き、直線では外からジワジワと脚を伸ばして、5着まで追い上げたところでゴールしています。

伴啓太騎手「湿った馬場になったことで追走に苦労しないか心配でしたが、無理なく追走できましたね。馬群の中でも落ち着いて走れていましたよ。脚抜きが良い馬場でしたし、途中で上がって行くことも考えましたが、前走はそれで最後脚が上がってしまっていましたし、直線まで我慢しました。この形だと最後まで頑張ってくれますし、乗り味は良い馬ですから、展開が嵌ればチャンスはあると思います」

加藤征弘調教師「前走は少し動いていくのが速すぎましたが、今回はしっかり脚を溜めて終いの脚を活かすような競馬が出来ました。勝ち馬とは離されましたが、2着馬とはそこまで差がなかったですし、良い内容だったと思います。また、右回りより左回りの方がスムーズな印象を受けましたね。この後は連闘したこともあって、疲れも出てくると思いますので、いったん牧場へお戻ししたいと考えています」(レース結果)

Photo ロードダヴィンチ

中京8R・4歳上500万下・若手・ダ1800mに岩田望Jとのコンビで出走。12頭立て2番人気で5枠5番から平均ペースの道中を3、3、3、5番手と進み、直線では中央を通って1秒8差の9着でした。馬場は良。タイム1分55秒2、上がり40秒2。馬体重は増減無しの526キロでした。

○田代調教助手「窮屈なポジションに入っていただけに、プレッシャーがキツかったかな・・・と。まだ脆い面も持ち合わせていますからね。また、遠征の疲れも微妙に残っていたのかも。いずれにせよ残念な結果でした。ひとまず今後に関しては厩舎へ戻ってから。ダメージ等の確認が必要でしょう」

Photo ロードヴァンドール

阪神11R・阪神大賞典(G2)・芝3000mに横山典Jとのコンビで出走。11頭立て10番人気で1枠1番からハイペースの道中を2、1、1、1番手と進み、直線では最内を通って1秒2差の3着でした。馬場は稍重。タイム3分07秒7、上がり39秒2。馬体重は2キロ減少の498キロでした。

○横山典騎手「先生から聞いていた通り、だいぶ良化して来た感じ。今回は返し馬の雰囲気が違いましたからね。スタートも決まり、ようやく競馬の形に。更に上向きそうな印象だけに、これから先が楽しみでしょう。結構タフなレースだった分、反動が出ないか・・・が心配。厩舎サイドに上手くケアして欲しいです」

○昆調教助手「入れ替わり先手を奪い合う形に加え、勝ち馬に早目に来られるキツい展開。そんな中でもラストまで辛抱してくれたでしょう。どちらかと言うと叩き上げタイプ。ここ2戦は全く走っていませんからね。これでピリッとするのでは・・・。ジョッキーも話しているように、まずはレース後の確認が必要。その上で新たなプランを相談したいと思います」

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*

今回、去勢明けの1戦となったブロードアリュール。レースまでの調整過程を見ると、その効果が出ているのかハッキリ分かりませんでした。ただ、500万下を1度勝っているように地力は上の存在。速い時計の決着になると分が悪いとは思っていましたが、ある程度格好をつけてくれると見ていました。しかし、レースを見て、最初に感じたのが以前のようなフットワークではないということ。こじんまりした走りで推進力がありません。走ることへの意欲が失われているというのが現状のブロードアリュールです。復調してくるには相当時間が掛かりそう。

デビュー戦以来のマイル戦となったインヘリットデール。スムーズにレースの流れに乗れたとは思いますが、外枠が災いし、終始外々を回される形。道中、脚を溜めつつ進めることが出来ていたと思いましたが、追ってからひと伸び出来なかったのはそういう面の影響があったと思います。4着と一応の形は残しましたが、収穫はそれほどなかったかなというのが率直なところ。芝ではちょっと限界が見えてきたようにも思うので、1度ダートを試すのもありかと。追い切りは動きますし、前脚を叩きつけるフットワーク。案外、適性があるかもしれません。

ロードエースは準OPでの3戦目。ここまで着実に成績を上げてきていましたが、今回は強い逃げ馬と強い差し馬がいて、エースのレース運びは難しくなるというのは想定済ではありました。ポンとスタートを切って、逃げ馬に少しプレッシャーを掛けてからの追走。この辺りの手綱捌きはさすが川田J。ただ、今回は相手が1枚上という感じで最後はこちらが苦しくなって失速。時計が少し速くなったのも分が悪かった印象です。この経験が次に繋がってくれれば。

シングルアップは同世代とはいえ1400mの重賞では荷が重かったということ。この馬なりに失速せずに最後まで頑張っていたのは評価したいところではありますが。切れ不足なので、もう1度ダートを試すことを考えても良いのかなと思います。

クレッセントムーンは久々の1戦が昇級戦と楽ではありませんでしたが、休ませて馬が良くなっていたので秘かに楽しみにしていた1戦。積極的にポジションを取りにいったのは予想外でしたが、まずまず良い雰囲気で走ることが出来ていたと思います。課題は追ってからの伸び。最後の直線で手前を替え切れていなかったのがひと押し欠いた要因だと見ています。若さが抜けて行けば、自然と上達するのかなと思いますが、牧場では改めて基礎(スムーズな手前の替え方)を反復して欲しいです。

ヴェルトゥアルとロードダヴィンチは同じレースに出走。ヴェルトゥアルは前半ちょっと力んだ走りになりましたが、末脚を生かす競馬に終始。最後の直線を向くまで我慢することが出来ました。まあ、追ってからそれほど目立つ脚を使うことはなかったですが、最後まで頑張り通せたのは○。全体時計&上がりが掛かってくれればもう少しやれそう。ロードダヴィンチはスタートで挟まれる形になったのが痛かったですし、道中は馬の間で追走することになってしまいました。コロッと凡走するように脆さがあるダヴィンチには酷な感じに。4角を回ってくる時点で追っ付け通しだったので『これはダメだと・・』。追い切りの動きは良く、前走から更なる前進が叶うかと見ていたら、弱いダヴィンチが顔を出してしまいました。

ロードヴァンドールは3000mに対応できるかどうか正直不安でしたが、ここ2走と違い、追い切りの雰囲気・動きが良化。この馬らしくビシッとやって好時計が出るようになってきていました。この1戦で何とか復調の兆しを見せてくれればと願っていましたが、レースはまさかの展開。サイモンラムセスが行くのは分かっていましたが、ヴァンドールも逃げを主張するとは。2番手で折り合いをつけるのかなと見ていたら、途中からハナを奪いかえることに。また、これまで気性面の幼さから離して逃げることが出来なかったのですが、今回は初めて大逃げの形が出来ました。こういうレースが出来れば、今後面白そう。早目にシャケトラに交わされ、パタッと止まってしまうかなと見ていましたが、3着に踏み止まったのは素晴らしかったです。天皇賞・春でもこういう競馬を見せて欲しいです。

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