着順ほど大きく負けてはいないも、クラス2戦目でレース内容に前進が見られなかったのは寂しい限り。失速を恐れず、早目に外へ持ち出して自分から仕掛けていって欲しかった。★ピボットポイント
ピボットポイント(牡・友道)父ディープインパクト 母ペンカナプリンセス
日曜中京9R 4歳上500万下(芝2000m)14着(5番人気) 武豊J
今回はチークピーシズ着用。スタートして少し促していきますが、中団よりやや後ろのポジションに収まります。直線に入っても大きく脚を伸ばすことは無く、後方でゴールしています。
武豊騎手「友道先生から『行けたら行って欲しい』と言われていましたので、スタートしてから出して行ったのですが、他馬の方が速かったので前に行けず、チグハグな競馬になってしまいました。道中で動けていたらまた結果は変わっていたと思いますが、内枠からあのポジションで収まったことで、なかなか動くことが出来ませんでしたね。ただ、中京コースは特に問題無さそうでしたし、坂で止まったりすることも無くジリジリと脚は使っていました。また、集中力を欠くようで初めてチークピーシズを着用したみたいですが、あまり効果は感じられませんでしたので、外しても良いのかなと思います。それでも、乗り味はかなり良いですし、このクラスでも十分通用する力を持っている馬だと感じましたよ」
友道調教師「ジョッキーの話では、先行していこうとしていたようですが、二の脚が遅く、その割にはムキになって走っていた為、競馬にならなかったようです。さすがに瞬発力勝負になると分が悪いですし、全くこの馬の持ち味を活かすことが出来なかったですね。現状持ち味を活かすのであれば、前半はリズムよく追走し、ペースが落ち着いたところで捲っていく競馬がこの馬には合っているのかもしれません。良い結果を出せず申し訳ありません。気持ちと走りが伴っていないことで、馬自身もイライラするところが窺えますし、このまま続戦させるより、短期放牧を挟んであげる方が良いと思いますので、トレセンに戻って状態を確認した後は牧場へ戻す予定です」(レース結果)
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【次走へのメモ】
チークピーシズ。後方で運んでいたが、直線は内へモタれ気味で加速しなかった。(B誌)
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・在厩場所:23日に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧
友道師「トレセンに戻って馬の状態を確認させていただきましたが、レースの疲れは少し見られますね。ただ、それ以外は脚元等大きな問題はなかったので、ひと息入れればすぐ疲れも取れてくるでしょう。次走の予定は馬の状態が上がるまでこことは決めず、鍛える意味も込めてじっくり乗り込んでもらおうと思います。23日にNFしがらきへ放牧に出させていただきました」(1/23近況)
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クラス2戦目+ひと叩きして今回は着実な前進を期待したピボットポイントでしたが、結果はまさかの14着。着順ほど大きく負けてはいませんが、レース内容はあまり見どころなかったと思います。父ディープインパクトの主戦+父の産駒を数多く乗っている鞍上の手腕に期待したのですが…。うーん、寂しい限りです。
五分のスタートを切って主張すれば前へ行ける感じでしたが、ほぼ出たなりの追走。脚を溜めながら追走してくれましたが、ポジションは徐々に後ろへ。4着のタンタフエルサは向正面の途中から外へ切り替えて動いていきましたが、直線を向くまでは動けずじまいではなく動かずに…。結果、直線は進路を見い出せず、また内へモタれるのを修正しつつで大した脚を繰り出せませんでした。
乗り味の良さ等の素材の良さ+成長の遅さから伸びシロはある筈なのですが、追い切りの動きは引き続き地味なもの。追い切りで見た目にパワーアップを感じるようにならないと結果が付いてこないと思います。また、直線の長いコースよりも、未勝利を勝った小倉のような平坦・小回りの舞台が意外に合うのでしょう。勝負どころで捲っていって、ジリジリ最後まで脚を繰り出す競馬が現状のベストです。
レース後のピボットポイントですが、見た目のダメージは心配する程ではないと思うも、心身を鍛え直す意味もあって23日にNFしがらきへ放牧に出ています。牧場では速い調教をビシビシやるというよりも、距離をしっかり乗ることを意識して欲しいです。そしてこれまでよりもカイバ量を増やし、鍛えて食べてを繰り返してもらえればと思います。次走では確実にパワーアップが叶った姿を見せてくれるようにお願いします。
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