スタートを決めてソツなく立ち回るも、勝負どころでズブさを覗かせて反応が鈍くなって…。残り200m手前まで何とか辛抱するも、そこから伸びを欠いて7着に終わる。★ピボットポイント
ピボットポイント(牡・友道)父ディープインパクト 母ペンカナプリンセス
土曜中京9R 3歳上500万下(芝2000m)7着(6番人気) 荻野極J
まずまずのスタートから促しながら先団に取り付け、向こう正面では6番手を追走、勝負どころで置かれ気味になり、最後の直線ではジリジリ脚を伸ばすも7着に上がったところでゴールしています。
荻野極騎手「スッと先行することが出来ましたし、ペースが上がるところまで良い感じに追走出来ました。ただ、流れが速くなったあたりから徐々に置かれ気味になり、最後の直線もバテることはなかったですが、ジリジリとしか伸びてくれませんでした。結果的にポジションを取りに行ったことが良くなかったのかもしれませんが、8月以来の競馬でもありますし、久々が堪えてしまったのかもしれません。馬自身は一回り大きくなり、放牧期間に成長したなと感じましたし、ひと叩きしたことで次走は変わってくれると思います」(レース結果)
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【次走へのメモ】
リングハミ。中団の少し前。内を運んだものの、3~4角で手応え劣勢。その割にはバテなかったが、伸びもなく流れ込み。(B誌)
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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの運動
友道師「トレセンに戻って状態を確認いたしましたが、馬体にダメージはなく体調も安定しています。今週いっぱいは軽めの運動でレースの疲れを取り、このまま変わりなければ在厩させて次走に備えたいと思います。年明け早々は節が足りないかもしれないので、3場開催が始まるまで待つことを考えています」(12/12近況)
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8月の小倉戦でようやく未勝利を脱出することが出来たピボットポイント。その後はNFしがらきで英気を養い、帰厩後も予定を延ばして丹念な乗り込み。相手なりに走れるタイプ+未勝利で競り落とした2着馬が500万下を先に突破していたことから、昇級戦でもいきなり格好を付けてくれるかなと期待していました。
まずまずのスタートを切ったピボットポイントはスッと5~6番手を確保。未勝利勝ちした時と良く見た感じで進めることは出来ました。ただ、3角過ぎからの勝負どころでズブい面を覗かせ、前とは少しじつ離されることに。荻野極Jは気合をつけて食い下がろうとしてくれるも、余裕がない感じで最後の直線へ。最内からジリジリ脚は使ってくれましたが、残り200m手前から脚色が鈍り出して7着入線。良い感じに成長してくれていると思ったのですが、ワンパンチ足りないレースに終わってしまいました。
勝負どころで楽に追走、ポジションを押し上げて行くことが出来れば、結果は違ってくるのでしょうが、性格的にズルいというか真面目さが足りません。反応を良くするためにメンコを外すか、集中力を高める為にチークピーシズを着用するかひと工夫が必要かなと思います。距離も1800mぐらいまでが良いかもしれません。
レース後のピボットポイントですが、大きなダメージは見当たらず。今後は厩舎での調整を続け、年明けの出走を目指すこととなりました。休養明けを1度使った上積みはあると思うので、ガラリ一変まではなくても、次走では必ず今回の7着よりも上の着順には来てもらわないと。500万下でくすぶってもらっては困る血統馬です。
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