終わってみれば勝ち馬が強過ぎましたが、持ち前のレースセンスの良さを生かして古馬相手にも堂々たるレース運びで2着。まだまだ上を目指して行けそう。☆ドレーク
ドレーク(牡・藤岡)父ルーラーシップ 母ディアアドマイヤ
土曜中山9R 九十九里特別(芝2500m)2着(2番人気) 藤岡康J
まずまずのスタートを切ると、道中は先頭から大きく離れた5番手あたりを追走、2周目の3,4コーナー中間あたりから徐々に前との差を詰めに掛かり、勝ち馬には届かなかったものの、直線はジワジワと脚を伸ばして、昇級初戦で2着に入っています。
藤岡康騎手「虫が多かった影響で、返し馬では怒って走っていたので心配していたのですが、レースでは落ち着いて走れていました。ヨーイドンの競馬になると分が悪いので、勝負どころでペースが上がる展開になったのは良かったと思います。ただスパッと切れる脚を使えるタイプではないものの、直線でもう一つギアが上がり切らなかったですし、その辺はおそらく休み明けの影響が大きかったのだと思います。本当に良くなってくるのはこれからだと思いますし、この条件だと安定して走ってくれますね」
藤岡調教師「馬群がかなり縦長になって、少し特殊な展開になってしまいましたね。最後はジリジリと差を詰めているのですが、少しモタついていましたし、そこは休み明けの分だと思います。勝てなかったのは残念ですが、昇級初戦でこれだけ走れるのですから、やはり力はありますね。まだ子供ですし本当に良くなってくるのはこれからですから、今後も大事に育てていきたいです」(レース結果)
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【次走へのメモ】
仕上がり良好。好馬体。枠なりで縦長の4番手を追走。インでピタッと折り合ってスムーズな追走。4角手前から満を持して差を詰め、直線入り口では射程内。最後もしっかりと伸びて2着確保。一言、相手が強すぎた。(B誌)
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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの運動
藤岡師「トレセンに戻って状態を確認しましたが、レースの疲れはあるものの、それ以外は特に問題ありません。敗れはしたものの内容としては悪くなかったですし、ひと叩きしたことで上積みが十分見込めるだけに、次走はしっかり決めたいところですね。具体的な予定はまだ決まっていませんが、東京・京都に適鞍が組まれているので、今週いっぱい状態をしっかり確認したうえで検討したいと思います」(9/26近況)
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勝って菊花賞へ駒を進めたかったので2着という結果に残念な思いはありますが、初めての古馬相手に臆することなく、ドレークは正攻法の立ち回り。五分のスタートから無理にポジションを取りに行かずにスッと折り合いに専念。内枠を生かして手応え良く追走することが出来ていました。
ただ、休み明けの分なのか勝負どころでの反応は一息。少し促されるとポジションアップは出来ましたが、もう少し差を詰めて直線を向きたかったかなと思います。そして最後の直線でも1つギアが上がらなかった様子で鞍上のアクションの大きさとは裏腹にジリジリとした伸び。それでも最後2着に押し上げてきたのは地力上位の証です。
冷静に振り返ると、2番手追走から抜け出したプライムセラーが強すぎましたが、春と変わらないレースセンスの良さを見せ、まだまだ上を目指せることが分かって一安心。馬体重はもう少し増えていて欲しかったですが。
レース後のドレークですが、目立った疲れもなく、変わりない雰囲気。今回、若干攻め量が少なかったので叩いた次走はより走れる状態にあると思います。引き続き厩舎での調整を続け、次開催の京都or東京の適鞍を使っていく予定です。
Sペースからの瞬発力勝負だと信頼度は下がりますが、勝負どころで自分から仕掛けていく形になれば大崩れはまずないと思います。目先の目標として年内にこのクラスを卒業してもらいたいです。
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