平成30年度の顕彰馬にロードカナロアが選定されました。
ロードカナロア(牡・安田隆)父キングカメハメハ 母レディブラッサム
JRAは今日、平成30年度の顕彰馬にロードカナロアが選定されたと発表した。
ロードカナロアは父キングカメハメハ、母レディブラッサムという血統。通算成績は19戦13勝(うち海外2戦2勝)、スプリンターズステークスと香港スプリントの連覇、高松宮記念、安田記念とGI競走は国内・海外合わせて6勝している。
選定の対象は、平成9年4月1日から平成29年3月31日の間に競走馬登録を抹消した馬(現役馬および競走馬登録抹消1年未満の馬は選考対象外)。選出には記者190名の投票者数の4分の3以上(143票)が必要で、ロードカナロアは156票(得票率82.1パーセント)を獲得して選出された。なお、顕彰馬選定に伴う記念競走や各種イベント等については、後日改めて発表される。
<参考:得票数上位5頭> ※カッコ内は得票率
ロードカナロア 156(82.1%)
ブエナビスタ 95(50.0%)
スペシャルウィーク 89(46.8%)
モーリス 87(45.8%)
ゴールドシップ 44(23.2%)
★株式会社ロードホースクラブ代表・中村伊三美氏のコメント
「この度は、ロードカナロアが顕彰馬に選出され、大変嬉しく思っております。会員様、安田隆行調教師はじめ、本馬に携わっていただいた全ての関係者の皆様、応援していただいたファンの皆様と共に喜びを分かち合いたいと思います。ロードカナロアは、種牡馬としてもファーストシーズンリーディングサイアーを獲得し、産駒の活躍にも益々期待が高まっています。近い将来、今度は、ロードカナロアの産駒が栄誉ある顕彰馬に選ばれることを願っております。引き続き、産駒へのご声援を賜りますよう宜しくお願いいたします。この度はありがとうございました」
★現役時代に管理した安田隆行調教師のコメント
「この度は、ロードカナロアを顕彰馬に選出していただき、とても名誉なことで大変光栄に存じます。記憶に残るレースは色々有りますが、特に印象深いのは香港スプリントの連覇です。日本馬にとって凱旋門賞を勝つよりも難しいと言われていたレースで、表記された馬名「龍王」に恥じない圧倒的な強さを見せてくれました。調教師生活を通してオーナーからご信頼を頂き、厩舎スタッフが一つの目標に向かっていった結果、このような成績が残せたものと考えています。また、種牡馬になってからもG1勝ち馬を出していますし、これからも元気で活躍してくれることを願っています」
※ラジオNIKKEI・競馬実況ウェブより
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昨年は4票足りず、選定漏れしていた顕彰馬ですが、今年は産駒の活躍が後押しとなって得票率をクリア。33頭目の顕彰馬に元出資馬・ロードカナロアが選ばれました。
日本馬が全く通用してこなかった香港スプリントを連覇したのはホント偉業ですが、個人的にはやはり最初のG1勝ちとなった中山・スプリンターズSが1番鮮明です。カレンチャンに並び掛け、最後にグイッと伸びた時は鳥肌が立ちました。
そして今年は産駒のアーモンドアイで牝馬クラシックを制覇。1つの巡り合わせがまたこういう縁をもたらせてくれたのはただただ感謝です。今後もまずは長生きしてもらい、その中で後継種牡馬を1頭でも多く残してもらえればと思います。
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コメント
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焼魚定食様、こんにちは!
ロードカナロア号が顕彰馬選出おめでとうございます。
昨年は僅かに届かなかったんですね。
偉大な馬ですから、選ばれて当然です。
またアーモンドアイも出資されていたんですね。
昔から素晴らしい相馬眼をお持ちですね.。
以前はご無沙汰気味でしたが、私もロードに入りましたし、益々ご参考にさせて頂きます。
ちょっと下衆な質問ですが、1口の馬が種牡馬になると配当とかあるんですか?
差支えなければお教え下さいませ。
投稿: ロイス | 2018年6月13日 (水) 10時09分
こんばんは☆
ロードカナロアついに顕彰馬に選ばれましたね♬
4度目の正直ですか。。
去年は4票差に泣いたんでしたね。
きっとアーモンドアイ始め産駒の活躍もあって広く認められたんでしょうね。
過去を見てもタイキシャトル以外どうも短距離馬は甘く見られる傾向があるので。。。。
これで少しホッとしました。
逆にモーリスはちょっと割りを食いましたね。
こちらも選ばれるまで年数かかるかもしれません。
カナロアが認められ子が活躍するのはいいのですが、ますます出資できそうになくてちょっと複雑です。
焼魚定食さんとは、カナロアっ子2歳も含めると6頭もご一緒みたいです。
フォーエバーローズも出資されていたとは知りませんでした。
でもシルクのご一緒馬はまだ未勝利のアンナベルガイトのみ。
右の出資一覧が確かなら、現役馬でご一緒が21頭、引退馬が何と30頭同じ馬がいます(驚)
私が落選したり、出資を悩んだ馬を入れるとあと10頭はいます(笑)
たった2クラブでこんなに似ている人は多分他にいないかも?
安馬選びは特に似てますね。
でも重賞勝ちのご一緒は残念ながらカナロアだけなんですよね。。。
この辺私は活躍馬だけ毎度きっちり逃している気がします(苦笑)
投稿: ぼんちゃん | 2018年6月14日 (木) 00時08分
ロイスさん、おはようございます。
ロードカナロアへのお祝いのお言葉ありがとうございます。
ようやく選出されてホッとしました。
アーモンドアイの場合は父ロードカナロアを出資していたのが大きな要因ですし、ここまで走るとはデビュー前は想像もしていませんでした。運に恵まれているのかなと思います。
種牡馬になると配当(売却金)はもらえます。カナロアの場合は5年に分ける形で振り込まれ、今年が最後になります。
投稿: 焼魚定食 | 2018年6月14日 (木) 07時57分
ぼんちゃんさん、おはようございます。
ご一緒のロードカナロアですが、ようやく顕彰馬の仲間入りが出来ましたね。競走成績からもっと早く選ばれていても当然でしょうが、産駒の活躍が後押しになってくれましたね。
ただ、懸念されているように産駒への出資は難しくなるでしょうねえ。価格は上がるでしょうし、出資への競争も激しくなるでしょうし。それを掻い潜り、今後も良い仔と巡り合えれば良いのですが。
右のズラッと並んでいる募集中止も含めて全て出資馬です。抜けはないと思います(笑)。フォーエバーローズは締め切り前に駆け込み出資しています。
出資しているのが2クラブでその中で多く出資してきているので、重なる分が多いかと思いますが、運に恵まれてきたのかなと思います。あとは繋ぎが立っているなど脚元にリスクがある馬は出来るだけ避けるようにはしています。
投稿: 焼魚定食 | 2018年6月14日 (木) 08時16分
またまたこんばんは☆
運に恵まれて。。。いいですね。。。正直羨ましいです(笑)
私は一口馬主も失敗だらけです。
一つの失敗で反省して出資方針を変えたら、さらにそれが失敗に繋がる感じです。
フサイチパンドラは現役時代応援していたのに、キャロットで上で大失敗。
アーモンドアイはどう転んでも出資できませんでした。
ハービンジャー産とかも好きで狙っていたのに、新年度から行って失敗を繰り返していて肝心な世代には見向きもせず。
根本的に馬を見る目がからっきし無いんだと思いますけど、失敗した馬選びがずっと悪い方向に転がっているようで。。。
170頭近く出資してもカナロア以外まだ活躍馬を引けていない現状です。
すっかり走る馬は諦めていましたが、シルクの繁栄ぶりを見ていたらまた良からぬ欲が出てきました(笑)
もう一口馬主もあと数年でやめようと思っているので、一頭でもいいから活躍馬が出て欲しいです。
関係ない話しですいません。
投稿: ぼんちゃん | 2018年6月15日 (金) 04時37分
ぼんちゃんさん、おはようございます。
誰が見ても良さそうな馬は実績や抽選で縁がない状態なので、人気の盲点を突いていかないとダメなので、その中で走ってきそうな馬を見つけるのは限界があるかなとも思います。
実際、シルクの馬で実績ダメで抽選で通ったのはダイアトニックのみ。それ以外の抽選は全くダメですし、通ったダイアトニックはその後、すぐ骨折するという試練に合いました(笑)
フサイチパンドラの仔は気難しさを抱えている馬が多い印象で、育成時のアーモンドアイも怪しい雰囲気はありましたが、父の賢さが良い具合にブレンドされたんでしょうねえ。それでもここまで化けるとは想像しがたいです。
好きな馬に出資し辛いシルクですが、以前よりも当たりが入っているのは確かなので、何とか良い縁に恵まれたいですね。
投稿: 焼魚定食 | 2018年6月15日 (金) 06時33分
こんにちは☆
ダイアトニックもいい馬ですよね。
最初と再募集と何度も出資を迷いましたが、最終8万円だったかな?値段で踏み切れませんでした。
こういう迷う馬は大抵よく走ります(笑)
そのくせいいと思わない馬でも安かったらすぐ出資しています(・_・;
この世代は私としては珍しく抽選がかなり通りました。
キャロットではトゥザフロンティア、シルクではルーカスにマグナレガーロ、ルナステラとか。
かなり予算オーバーでした。
安い馬選びは得意な方でしたが、回収率はいいものの準オープンラインで皆壁があって結果が出ず。
それならと思い切って高額馬に路線変更した年でした。
母高齢や体質は不安視していたんですが案の定の現状です。
ここまで走らないとは思いませんでしたが。。。
落選したプリモシーンだけが重賞を勝つという皮肉な結果に。
フサイチパンドラの子のピュクシスは走らなかったのもあるんですけど、体質も凄く弱かったんですよね。
それでずっと悩まされていました。
キャロットとか上の世代の失敗で下にいけないことが多いです。
シルクは選ぶ時点では活躍馬は結構選べているものの、キャロットとの兼ね合いで予算不足や巡り合わせで最終出資出来ていない事が多いです。
この2歳ではやっぱり相当落選しました。
カナロア産は全頭落選。
アンプレヴーは追加募集で見て歩いている動画で一発で気に入ったのに、他の人のレヴューとか見てしまい、血統的に奥行きがないのかなあと判断してしまいました。
で、全く馬体はいいと思わなかったもう一頭のブラックタイドに出資申し込みしてやっぱり落選。
という事でアンプレヴーはそこそこ走ってくると思います!
負の連鎖がどこかで切れる事を願っているんですが、現状難しいです。
ご一緒馬でカナロア以来の活躍馬が出てくれると嬉しいのですが。
それがカナロアっ子であったらさらに。。。
長々と失礼しました。ここはこれで終わります(謝)
投稿: ぼんちゃん | 2018年6月16日 (土) 17時00分
ぼんちゃんさん、おはようございます。
ダイアトニックとご一緒のロードザナドゥはカナロア産の牡馬では先々まで期待しているお馬さんです。良いスピード・能力を秘めていると感じているので、素質を開花させてもらいたいです。
現段階で苦労している血統馬は成長力とポテンシャルは秘めているので、1つキッカケを掴むと快進撃が始まると思います。クラブの掛け持ちが多くなると、資金配分が難しくなって、お馬さん選びが余計難しくなるのかなとも感じています。
シルクは実績制で欲しい馬に出資し辛いですが、80点ぐらいは与えられる馬を押さえて行って、上手に化けてくれることを願うスタンスで行こうかなとは考えています。
投稿: 焼魚定食 | 2018年6月17日 (日) 06時02分