最後は2着馬とのマッチレースとなるも、内から抵抗して最後まで抜かさず。4戦目で待望の初勝利を挙げる。☆ロードザナドゥ
ロードザナドゥ(牡・橋田)父ロードカナロア 母シンメイフジ
4月29日(日)新潟5R・3歳未勝利・芝1800mに北村友Jで出走。15頭立て1番人気で8枠14番からスローペースの道中を1、2、2番手と進み、直線では内を通ってタイム差無しで優勝。初勝利を飾りました。馬場は良。タイム1分47秒9、上がり33秒6。馬体重は4キロ減少の472キロでした。
○橋田調教師 「最後まで追い出しを我慢。ジョッキーが上手く乗ってくれたでしょう。この距離はギリギリな感じで、マイルの方がパフォーマンスが上がりそう・・・と言うのが北村騎手の感想。以降の番組選択に際し、参考にしたいと思います。まずは無事に勝利を飾れてホッと。一区切りが付いただけに、ここでリセットする予定です」
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【次走へのメモ】
落ち着いた流れの中を今日は早目に2番手。直線は馬場のいい中ほどに持ち出すと、しばし手綱を持ったままで追い出しを我慢。残り300mぐらいから鞭を入れて先頭へ。ゴール前で外から迫ってきた2着馬を何とか凌ぎ切る。この距離で良く、順当勝ち。(B誌)
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。今後は5月3日(木)に千葉・ケイアイファームへ移動して夏以降の戦列復帰へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○橋田調教師 「栗東へ戻ってからも特には変わらぬ感じ。脚元等も大丈夫そうです。レース後にも伝えていた通り、リフレッシュの時間を設ける方針。5月3日(木)に放牧へ出そうと思います。帰厩プランに関しては育成場での様子を見ながら考えましょう」
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デビュー2戦、3着→2着と力のあるところを見せてくれていたロードザナドゥ。前走に関しては、距離への不安を大いに感じて臨みましたが、最後の直線でいざ追い出すと、伸びは案外。パタッと止まらず5着を確保できたのは単純に馬の力だけであって、2000mという距離は明らかに長かったです。
その前走を受けての今回。嫌な負け方だったので悪い影響が出なければと思って、レースを見守っていました。
レースでは好発を決めてハナへ行きそうなぐらいの勢い。道中、何とかなだめて2番手ながら脚を溜めての追走。折り合いは付いていた方だと思います。そして余裕十分に最後の直線へ。残り300mぐらいまでは手綱を持ったままで追い出しを我慢。ただ、いざ追い出すも、後続をグッと突き放すことは出来ず。外からオルフェーヴル産駒のバイオスパークに追撃を受け、交わされそうな勢いでしたが、そこから良い勝負根性を発揮。内から渋太く抵抗して最後まで抜かせることはありませんでした。ゴールを迎えるまでヒヤヒヤしましたが、まずはこの時期に1勝出来たのが何よりです。
今回、芝1800mで勝つことが出来ましたが、1戦ごとに前向きさが出て、行きたがる面も。また、ゲートに進歩を感じるので距離を縮めていった方がベターでしょう。マイル以下の距離で中団で脚を溜める競馬が出来れば、切れ味自体も出てくるのかなと想像します。
レース後のザナドゥですが、特に異常は見当たらず。ただ、昨年10月19日に入厩してからずっと厩舎にいたので、一区切りがついたことでリフレッシュへ。3日に千葉ケイアイファームへ放牧に出ています。
目に見えない疲れが蓄積していると思うので、まずはしっかり楽をさせて欲しいと思います。そしてゆっくり再始動することで心身の成長を促すことを大事にして欲しいです。
背腰に甘さがあり、パンとしていない現状ですが、それでもこれだけのパフォーマンスが出来るロードザナドゥ。完成されていけば、まだまだ良い走りを見せてくれると思います。ケイアイファーム産・ロードカナロア産駒の出世頭へと成長を遂げていって欲しいです。
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