冴えない内容・結果が続いていたも、今回はゼストなりに最後まで脚を伸ばして8着。ただ、これ以上の走りを求めるとなると…。★ロードゼスト
ロードゼスト(牡・千田)父ヒルノダムール 母エミネンスグリーズ
5月20日(日)東京7R・4歳上500万下・混合・芝2000mに三浦Jで出走。12頭立て8番人気で8枠12番からスローペースの道中を3、3、5、6番手と進み、直線では中央を通って0秒7差の8着でした。馬場は良。タイム2分00秒9、上がり35秒1。馬体重は2キロ増加の448キロでした。
○三浦騎手 「極端な競馬を考えていたものの、今日は大外枠からのスタート。ハナへ行き切るまでのスピード感は無かったですね。ここ数戦のVTRを確認すると、自分から走るのを止めている印象。確かに気まぐれな部分がレース中に窺えました。それでも今回は直線で一踏ん張り。その点は評価できるかも知れません。条件云々よりも気持ちの問題が大きいタイプでは・・・」
○千田調教師 「近走を考えれば最後まで頑張ったと思います。ただ、上位3頭に更に迫れるかと言うと・・・。これ以上を求めるのは難しかったかも知れません。ひとまずトレセンへ戻して具合をチェック。ダメージ等を確かめた上で新たなプランを検討しましょう」
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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
○千田調教師 「脚元等は大丈夫そう。このまま厩舎で調整を続けようと思います。ただ、今週から2場開催に。どのぐらいの間隔でゲートインが叶うか・・・ですね。また、連戦で来ており相応の疲れも感じられる印象。回復具合も見ながら目標を決めましょう」
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各競馬場の番組から使えるところを見つけ出し、短期間での出走を繰り返しているロードゼスト。今回のレースで既に今年5走目には頭が下がります。
ただ、近走は冴えない内容・結果続き。決め手が足りない馬なので東京コースは更に苦戦するものと見ていました。あとは色々研究して乗ってくれている三浦Jとのコンビで何か変化が見られればと…。
実際のところ、思い切った競馬は出来ませんでしたが、大外枠から出たなりで追走し、ポジションを徐々に内へ。馬群の中で競馬を進めることを選択したゼスト&三浦Jはフワッとする感じはあったもレースの流れに乗って、最後の直線へ。いざ追われると、前との差はじわじわ広げられましたが、ここ数走のようにパタッと止まることなく最後までジリジリと。チークピーシズを外したのが逆に良かったのかな?ゼストなりに真面目によく頑張ってくれましたが、これ以上の競馬を求めるのは…。
レース後のゼストですが、ひとまず大丈夫そう。ただ、今週から3週間ほど2場開催が続きます。優先権を持っていないだけにこの期間内に使うとなると正直難しいでしょう。状態も下がりつつあることを踏まえれば、早目に一息入れた方がベターかも。まあ、そこは千田師の判断に委ねるしかありませんが。
正直、5着以内に入ること自体、難しくなっている現状。いつ厳しいジャッジが下されても不思議ではありませんが、1戦でも長く現役を続けられるように出来る限りの手を尽くしてもらえればと思います。
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