道中の走りに幼さを多分に残すも、エンジンが掛かってからはそれなりの脚を披露。ソエの不安さえ解消できれば…。★ロードヴォラーレ
ロードヴォラーレ(牡・中内田)父オルフェーヴル 母アンビータブル
4月21日(土)京都5R・3歳未勝利・芝1800mに小崎Jで出走。18頭立て5番人気で5枠10番から平均ペースの道中を5、6、4番手と進み、直線では外を通って0秒5差の4着でした。馬場は良。タイム1分48秒5、上がり35秒7。馬体重は6キロ減少の432キロでした。
○小崎騎手 「中団よりも前のポジションで・・・との指示。あまりゲートは速くないかも・・・と聞いていたものの、軽く促すとスッと好位へ付けられました。ただ、馬群に入れたらフワッと。また、ハミも取ったり取らなかったりで・・・。まだ幾らか精神的に幼いのかも知れません。そのあたりが解消すれば更に走れそう。最後も脚を使っているように、チャンスは訪れるはずですよ」
○中内田調教師 「追っ付けながらの道中。その割には直線でバラけてからも踏ん張っています。もしかすると気性的な難しさを出したのかな・・・と。ジョッキーの話を聞くと、思っていた通りでしたね。この感じだと今日と同じ1800mの方が運び易そう。脚元等の状態を確認した上で新たなプランを検討しましょう」
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レース後の左前脚に幾らかソエの症状が認められます。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。もう少しの間は慎重に様子を見守り、馬自身の状態に応じて今後の方針を決めます。
○中内田調教師「やはりソエっぽい感じ。左前脚に症状が表れています。馬自身も幾らか気に掛ける素振り。早々に治まれば続戦を考えられるものの、数日で落ち着かない場合は厳しいかも・・・。今しばらくは観察が必要。経過に応じて対応を検討しましょう」
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12月のデビュー戦2着以来の競馬となったロードヴォラーレ。マイナス6キロでの出走ときっちり出来ていたと思います。また、1度実戦を経験したことで煩い面が出てくるかなと見ていましたが、パドックでは適度な気合。無駄にテンションが上がっているような感じはしませんでした。
レースですが、スタートはそう速くなかったですが、二の脚+軽く促してスッと好位へ。良いポジションを確保したなあと見ていましたが、馬群に入ってフワフワと。反応が悪くなって、ポジションを下げたりと危うさを感じながらの走り。4角を回ってくる時、勝ち馬に外から被せられるようなことになり、手応えもよくなかったので、このまま沈んでしまうことを覚悟しましたが、直線に入ると渋太い伸び。何とかポジションを確保している感じでしたが、残り200mから加速。馬群がバラけて本気を出した感じで1完歩ずつ前との差を詰め、2着馬とは僅差の4着まで。不安定さを感じつつも、能力の一端はしっかり示してくれました。
ただ、レース後のヴォラーレは左前脚にソエの症状。気にする素振りが見られるので、3戦目へ向かうにはまた間隔を空けないとダメかもしれません。出来るだけ長い期間、状況を観察してもらい、続戦の方向へ進めてもらえればと思います。ソエの回復が良くないなら、芝にこだわらず、ダートにも矛先を向けて欲しいです。血統的にダートも大丈夫でしょうから。
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