低レベルの1戦だったのは間違いないも、最後まで集中して走り、差を詰めてきたのは収穫大。今回のような走りを続けることが出来ればちょっと楽しみ。☆タイムレスメロディ
タイムレスメロディ(牝・高野)父ディープインパクト 母アコースティクス
土曜阪神12R 4歳上500万下・牝馬(ダ1200m)3着(4番人気) D.バルジューJ
まずまずのスタートを決めると促しながら4番手あたりに取り付けて流れに乗っていきます。勝負どころで一旦置かれ気味になりますが、最後の直線で外に出して追い出しにかかると、1,2着馬には及ばなかったものの、併せる形からグイグイ脚を伸ばし、ゴール直前で逃げ粘る他馬を捉えて3着に上がっています。
D.バルジュー騎手「ダート戦が初めてだと聞いていましたので、なるべく揉まれないようにスムーズな競馬を心掛けましたが、スッと好位に取り付けることが出来ましたし、砂を被っても怯むことはありませんでした。勝負どころで少し置かれてしまいましたが、最後の直線でスピードが乗るとジリジリ脚を伸ばしてくれました。1200mでも問題ありませんが、折り合いは大丈夫でしたので、もう少し距離が延びても良い競馬をしてくれそうです」
高野調教師「相手関係にも恵まれた感じはありますが、初めてのダート戦も躊躇することはなく、砂を被っても怯まなかったのは収穫でした。馬体を見ていただいても分かるように、いい時と比べると毛艶がひと息で、馬体重も減ってしまいましたが、その中でこれだけ良い競馬が出来たのですから、状態さえしっかり整えてレースに向かえばチャンスは十分あると思います。優先出走権を獲りましたが、レース後は筋肉が硬くなりやすい馬なので、トレセンに戻ってしっかり状態を確認した上で、今後の予定を立てていきたいと思います」(レース結果)
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【次走へのメモ】
押して好位の内目をキープ。4角手前で動き出し、直線で外へ。ラタンドレスには伸び負けしたが、ゴール寸前で4着馬を交わしていた。マイナス10キロで細く見えたが、それでこの内容。ダート適性は十分。(B誌)
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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
高野師「馬体の張り・艶に関しては良い頃と比較しても、もう一つではありましたが、これから暖かくなっていくにつれて見映えが良くなってくると思います。トレセンに戻って状態を確認いたしましたが、レースに出走したなりの疲れはあるものの、飼い葉をしっかり食べてくれていますし、体調そのものも変わりないので、今週いっぱい楽をさせれば減った馬体も戻ってくると思います。時計的にはそこまで目立つものではありませんでしたが、初めてダート戦に出走したことを考えれば、次走はもう少し時計を詰めてくるようになるでしょう。このまま状態が変わりなければ、中2,3週ぐらい空けて出走させたいと考えています」(3/30近況)
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今回は低調な牝馬限定戦でかなり恵まれたのが好走の要因ですが、砂を被って嫌がる素振りはなかったですし、最後までジリジリと差を詰めてきてくれたことは収穫大。非力な面が目立つ馬ですが、ダートで母系の血が騒いだのかなと思います。また、最近芝だと集中して走り切れていなかったのですが、鞍上の好リードもありつつ、頑張り通せたことは今後の自信に繋げてもらえればと思います。
あとは、しっかり立て直してきた割に馬体が減り、毛ヅヤが一息だったので、状態を戻すことにもっと力を入れて欲しいです。
レース後のタイムレスメロディですが、クタッとした感じはなし。硬さは許容範囲なのかなと思います。今後は状態を見つつですが、在厩して続戦の予定。番組表を見ると、4月21日の京都に牝馬限定のダ1200mがあるので、ここを目標に進めてもらえればと思います。ダート2戦目+直線平坦コースで今回(3着)からの前進を期待したいです。
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