結果的に距離が長かったと思いますが、4角手前で若干スムーズさを欠く。不利な状況から巻き返せるような根性・タフさが欲しい。★ピボットポイント
ピボットポイント(牡・友道)父ディープインパクト 母ペンカナプリンセス
日曜阪神6R 3歳未勝利(芝2400m)6着(2番人気) 戸崎J
ポンと飛び上がるようにゲートを出ると、折り合いをつけながら中団あたり取り付けます。3コーナーを過ぎたあたりから徐々に進出を開始し、最後の直線で追い出しにかかりますが、思いのほか伸び切れず、6着でレースを終えています。
戸崎騎手「スッといい位置に取り付けることが出来ましたし、追い出してどれだけ脚を伸ばしてくれるかと思っていたのですが、いざ仕掛けに入ってもスッと反応してくれず、ダラダラと走っていました。距離が少し長いのかもしれませんが、そこまで速い脚がなさそうなので、もう少し積極的な競馬をしていく方が良いのかもしれません」
友道調教師「理想的な形でレースが運べましたし、勝負どころで置かれはしたものの、そこから脚を使ってくれると思いましたが、考えていたほど伸び切れませんでしたね。確かに流れが遅くなってヨーイドンの競馬になってしまったこともありますが、あれだけ伸び切れないということは距離が長いのか最後の坂が堪えたかのどちらかだと思います。その点を踏まえて次走の予定を考えていきたいと思います。トレセンに戻って状態を確認した上で、このまま続戦させるか短期放牧を挟むか検討させていただきます」(レース結果)
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【次走へのメモ】
中団で掛かり気味。向正面では外からジワジワ進出して3角では好位の後ろへ。ただ、4角でスヴァルナが来たところで反応できず、置いていかれた。この感じだと2400mは長いか。(B誌)
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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:軽めの調整
・次走予定:阪神4月14日・芝2200m(C.ルメールJ)
担当助手「トレセンに戻って状態を確認いたしましたが、レースの疲れはあるものの、そこまで大きなダメージは見られません。距離や最後の直線の坂が堪えたと前走だけで判断できないところがありますし、まだ馬体が緩い為に、スッと反応できないところがあるので、もう少し早めに仕掛けて行くぐらいの方が良いのかもしれません。今週いっぱいは軽めの調整を行い、このまま変わりないようであれば、ルメール騎手を押さえることが出来ましたので、4月14日の阪神・芝2200mに向かいたいと思います」(3/29近況)
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レース週の追い切りで大きく先行しながら最後コンマ9秒突き放されていたピボットポイント。馬場が悪かったので仕方ないのかなと見ていましたが、レースでも同じような光景になってしまうとは…。
スタートは速くなかったですが、芝2400mの距離なら挽回が利く範囲ですし、実際レースへの影響はなかったと思います。道中の折り合いもほぼ問題なし。勝負どころからジワッと上がっていけたのですが、4角手前で前を走っていたアンチェインが外へヨレて、反応が鈍る感じに。そこに外からスヴァルナがスッと交わした際に内にいたピボットポイントは抵抗出来ませんでした。
現状、芝2400m+タフな阪神コースは向いていないのでしょうが、最後追い出してからグッと来るところがなかったのが何とも悩ましいところ。前走で他馬を気にしてポジションを下げてしまった影響が何となく残っているような気も。良血の坊ちゃんにありがちな脆さなのかなあ…。前走から更にレース内容が悪くなるとは予想すらしませんでした。
レース後のピボットポイントですが、それなりの疲れは残るも許容範囲。短期放牧に出すことも視野に入れていましたが、このまま在厩して続戦へ。中2週のローテで阪神・芝2200mへ向かうことになりました。個人的にはワンターンの芝1800mで後方追走から勝負どころで外から仕掛けていく形が現状一番力を出せる形かなと思いますが、元々の期待値が高いので、今すぐに距離を縮めることは出来ないのでしょう。
次走に関して、今から大きな期待は出来ませんが、追ってからしっかり脚を使えるような競馬・走りをピボットポイントに再教育していってもらいたいです。
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