急仕上げで最後伸びを欠くも、上位馬とは瞬発力の差が出てしまい完敗。このレースを糧に次走は巻き返して欲しい。★ドレーク
ドレーク(牡・藤岡)父ルーラーシップ 母ディアアドマイヤ
土曜阪神9R ゆきやなぎ賞(芝2400m)5着(3番人気) 川田J
まずまずのスタートを決めると5番手あたりを追走、手応え良く最後の直線に差し掛かり、満を持して追い出しにかかりましたが、残り100mあたりで反応が鈍くなったため、5着に敗れています。
川田騎手「追い切りの時と同じでレースでも素直でとても乗りやすい馬でした。特に気負うところもなく、道中は折り合って走ってくれていたので、勝負どころまで考えていた通りの競馬が出来ました。最後の直線で上手く馬群を捌けばしっかり脚を伸ばしてくれると思い、自信を持って追い出しにかかったのですが、一瞬はグッとフォームが沈んで伸び掛けたものの、徐々に頭が上がって最後は脚が鈍ってしまいました。短期放牧明けのようでしたから、まだ内面がしっかり出来ていなかったのかもしれません」
藤岡調教師「勝負どころまでは安心してレースを見ることが出来ましたが、手応えの割には早々に反応が鈍くなってしまいましたね。追い切りの動きから問題ないと判断したものの、レースの内容を考えると、10日競馬とあってまだ仕上がり切っていなかったのかもしれません。結果が振るわず申し訳ありません。ひと叩きしてしっかりしてくると思いますので、次走はしっかり仕上げて巻き返せるように努めていきたいと思います。レース後の状態が変わりなければ、このまま続戦させたいと思います」(レース結果)
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【次走へのメモ】
折り合いが付いてスムーズに運べたが、レースの上がりが前走より1秒も速く、瞬発力で見劣った感。もう少し流れた方が持ち味を生かせるだろう。(B誌)
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・在厩場所:栗東トレセン/16日に滋賀県・NFしがらきへ放牧予定
・調教内容:軽めの調整
藤岡師「トレセンに戻って状態を確認いたしましたが、レースの疲れはあるものの、馬体にダメージは見られません。このまま続戦させることも考えましたが、これから勝ち上がったとしてもダービーに向かうとなると、ローテーションがかなり厳しくなりますし、成長途上の馬だけに、今は無理をさせない方が良いと思います。もう一度立て直しを図り、状態に合わせながら今後の予定を検討していきたいと考えています。16日に滋賀県・NFしがらきへ放牧に出させていただきます」(3/15近況)
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淡々とレースが流れる中、ドレークは馬群の内で折り合いが付き、スムーズな競馬が出来ていたと思います。
最後の直線では先に外から有力馬が仕掛けていきましたが、ドレークも川田Jの指示に反応。馬群を捌いて内から抵抗。上位馬に食らいつく姿勢は見せてくれました。ただ、残り200mあたりから引き離され、最後は息切れ気味。最終追いは良い雰囲気でしたが、ドレークの味方に立ったコメントをすれば、急仕上げだったんでしょう。
しかしながら、勝ち馬から1秒差の5着は完敗。最後は瞬発力の差が如実に出たように思いますし、前走と同じくらいの時計で一応走ってはいるので、勝ち時計は現状のドレークには速すぎたんでしょう。もっとやれると思っていましたが、この結果を受け入れるしかありません。まあ、それでも強い相手に揉まれてことで良い経験にはなった筈。次走でどこまで巻き返すことが出来るかに早くも注目です。
レース後、ドレークですが、相応の疲れは見られますが、脚元等に異常はなし。このまま在厩で調整できそうですが、無理をさせず一旦リフレッシュへ。これなら当初の中京・大寒桜賞で復帰して欲しかったです…。次走は状態を見極めながら決まっていくことになるのでしょうが、ダービーTRで出走権を狙っていくことになるのかなと想像します。
まあ、今回に関しては力負けですが、遅生まれでまだまだ伸びシロはある筈。レースセンスの良さは大きな武器でもあるので、心身共に逞しさを増してきて欲しいものです。
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