大外枠が災いして外々を回されることに。結果は冴えなくても、最後までジリジリ脚を伸ばしたことは評価したい。★ラストインパクト
ラストインパクト(牡・角居)父ディープインパクト 母スペリオルパール
日曜東京11R ジャパンC(G1・芝2400m)14着(14番人気) 戸崎J
まずまずのスタートを切ると、道中は10番手あたりを追走、4コーナーから徐々に仕掛けて行き、直線は大外に出して追い出しに掛かりますが、ジリジリとした脚色で差を詰めることが出来ず、14着でレースを終えています。
戸崎騎手「いいスタートを切ることが出来ましたし、どこかで内に潜り込めればと思っていたのですが、最初のコーナーまで団子状態になってしまって、外を回らされる形になってしまいました。道中は前進気勢があって手応え良く進められたのですが、あの手応えの良さを思うと余計に内に入れて脚を溜めながら進めたかったところです。直線入り口でぶつけられてしまう場面がありましたが、そこで気持ちを切らすことなく、ゴールするまでよく頑張って走ってくれているものの、最後は外々を回らされた分が響いてしまいました」
角居調教師「ジョッキーもどこかで内に入れられればと思っていたみたいですが、スタートしてからキタサンブラックに付いて行く馬が多くて、先団がひと塊りになってしまったことで、潜り込める場面がありませんでした。道中ロスなく進めることが出来ていれば、直線はもう少し差を詰められていたかもしれません。それでも直線でぶつかるところがありながらも、諦めることなく最後までよく頑張ってくれていると思いますし、年齢を考えるとこれ以上の上積みを求めるのは正直難しい部分もあるのかもしれません。この後はレース後の状態をよく確認させていただき、放牧に出させていただく方向で考えています」(レース結果)
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【ジャパンC】戦い終えて(スポニチより)
14着・ラストインパクト(戸崎)「外枠で乗りづらかった。内に入れたかったが入れず外々を回らされた」
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・在厩場所:栗東トレセン
・調教内容:曳き運動
担当助手「トレセンに戻って状態を確認しましたが、馬体にダメージはないものの、レースの疲れは見られますね。気持ちの面でも競馬の前より少し大人しいですし、レースで全力を出し切った感じが窺えます。近日中に放牧に出る予定なので、軽めの運動で疲れを取っておこうと思います」(11/30近況)
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直線入口でぶつけられるシーンはありましたが、ラストインパクトなりにジリジリと脚を伸ばしての14着。年齢を重ねて衰え・ズブさが目立ちますが、外々を回されながらも、頑張ってくれたと思います。また、前走、逃げたことで良い刺激を与えることは出来た様子。今回も自分から止めるシーンはなかったと思います。
レースぶり自体は悪くなかったですが、G1でも最高峰の1つのジャパンC。これらと対等にやれる力はもうありません。斤量を背負わされることになっても、G3中心に番組を組み立てて行った方が良いのかなと思います。まあ、それでも3年連続のジャパンC出走は胸を張って欲しいです。
レース後のラストインパクトは相応の疲れはありますが、脚元等に異常はなし。この馬なりに現状の力は出し切ってくれたのかなと思います。現役生活は終わりに近づいていますが、集中して走る姿が戻ってきたので、展開等に恵まれて、ひと頑張り・ふた頑張りでもして欲しいものです。
レース自体はキタサンブラックの連覇が濃厚になったところで、シュヴァルグランが中団からひと差し。ボウマンJはさすがです。最終追いがチグハグになっても、ゆとりを持って臨んだローテーションが最後に利いてくれたのかなと思います。3頭のG1馬を輩出して母馬はホント偉大です。惜しかったのはレイデオロ。結果論ではありますが、もう少し強気なレースをしていれば…。最後の脚は目立っていただけに勿体なかったですが、来年はこの馬が中心になっていくことでしょう。
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