重賞の壁は厚いですが、快勝した前走のように追い出しを我慢しての直線勝負へ。最後の直線で目立つ脚を繰り出して欲しい。☆モンドインテロ
モンドインテロ(牡・手塚)父ディープインパクト 母シルクユニバーサル
日曜中山11R オールカマー(G2・芝2200m)7枠14番 田辺J
・在厩場所:美浦トレセン
・調教内容:南Wコースで6日に時計
手塚師「21日に田辺騎手が騎乗し追い切りを行い、併走馬を追走から内に併せる形で行いました。先導した馬が思ったよりも動いたので、遅れる形にはなりましたが、いい追い切りができたと思います。馬体重は前走時と同じぐらいを維持しています。ただ中山までの輸送でも10キロぐらい減ることがあるので、480キロ台で出走できれば許容範囲だと思います。あまり馬場状態が悪くなると良くないですが、ある程度クッションの利いた芝は向いていると思います。前走から見るとメンバーは上がりますが、これまで戦ってきた相手を考えると、ここでも引けを取らないと思っています」
田辺騎手「21日の追い切りに騎乗しましたが、追って弾けるという感じはなく、思っていたよりもジリジリでした。でも操作性はいいですし、乗りやすかったです。ルメール騎手に聞いたところ、ギリギリまで溜める方がいいということなので、慌てないようにじっくり乗りたいと思います」(9/21近況)
助 手 17南W重 56.1- 41.6- 13.1 馬なり余力 スターフィールド(二500万)馬なりの外同入
田 辺 21南W良 68.3- 52.8- 38.9- 12.8 馬なり余力 コンピレーション(古500万)馬なりの内を1.3秒追走0.2秒遅れ
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第4回中山7日目(09月24日)
11R オールカマー(G2)
サラ 芝2200メートル 3歳上OP 指定 国際 別定 発走15:45
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 パリカラノテガミ 牡6 56 田中勝春
1 2 アルバート 牡6 57 石橋脩
2 3 ショウナンバッハ 牡6 56 柴田善臣
2 4 ブラックバゴ 牡5 56 内田博幸
3 5 グランアルマダ 牡5 56 津村明秀
3 6 ルージュバック 牝5 55 北村宏司
4 7 ディサイファ 牡8 56 柴山雄一
4 8 ステファノス 牡6 56 戸崎圭太
5 9 タンタアレグリア 牡5 57 蛯名正義
5 10 マイネルミラノ 牡7 56 柴田大知
6 11 マイネルサージュ 牡5 56 松岡正海
6 12 デニムアンドルビー 牝7 54 吉田隼人
7 13 マイネルディーン 牡8 56 三浦皇成
7 14 モンドインテロ 牡5 56 田辺裕信
8 15 カフジプリンス 牡4 56 丸田恭介
8 16 ツクバアズマオー 牡6 56 吉田豊
8 17 トルークマクト 牡7 56 大野拓弥
○手塚師 「前走が予想外の馬体増だったけど今回も同じくらいかもしれない。想像以上にフックラしていい馬体だね。今年の前半は力を出せなかったが、前走が強い内容だったし、ここでどこまでやれるか楽しみ」(競馬ブックより)
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【産経賞オールカマー】モンドインテロ、肥ゆる秋到来!(サンスポより)
札幌で勢いに乗った実力馬が、いよいよ重賞タイトルをつかもうとしている。札幌日経オープンで連覇を果たしたモンドインテロは、美浦Wコースで3頭併せ。しぶとい伸びで僚馬と併入した。
「(ラストは)もう少しバキュン!といくかと思ったけど、そうでもなかった。でも、乗りやすい馬。北海道(札幌)でもいい勝ち方で、安定して走れているね」
3歳春の早苗賞以来となるコンビの田辺騎手は注文をつけながらも満足げな表情を浮かべる。その追い切りは、僚馬のスターフィールド(2歳500万下)、コンピレーション(500万下)を4馬身追走してスタート。直線は内から馬体を併せて追われ、5ハロン66秒1、3ハロン38秒2-12秒7で2頭と併入。しぶとい伸び脚が目を引いた。
「脚質的に、小回りよりも中山の方がよさそう。メンバーはそろうけど、せかさずマイペースで、流れに惑わされずに乗りたい」と鞍上は力を込める。前出の早苗賞ではメンバー最速の末脚を引き出し、3馬身半差の完勝。久々の騎乗で、その再現を狙う構えだ。
中山コースでも、昨年のステイヤーズSでは3着に好走している。スタミナ豊富で直線の急坂も苦にしないのは大きなアドバンテージだ。前走はプラス18キロの馬体重で快勝と、ここにきて本格化の兆しもうかがえる。
「雰囲気がいいし、年齢とともに大人になってきた。このメンバーでもうまく流れに乗れればチャンスがあるんじゃないかな」と手塚調教師。同厩舎の弟セダブリランテスに重賞制覇(ラジオNIKKEI賞)では先を越されたが、兄も待望の重賞初制覇に向けて、機は熟した。
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重賞であと1歩のところまで来ているモンドインテロですが、そこからのひと押しがどうしても利かないのが正直悩ましいところ。エンジンが掛かれば長く脚を使ってくれますが、瞬時の器用な脚はありません。それ故、正攻法の競馬では限界があると思います。思い切って逃げるか後方からの差し・追い込みに徹するか。出脚がないので前者は難しいでしょうから、おのずとレース選択は後者になってくると思います。
そういう意味では前走の札幌日経OPの競馬ぶりが理想なのかもしれません。まあ、OP特別で相手等に恵まれたとは思いますが、直線だけでシルクドリーマー等をきっちり捕らえての勝利。相手もしっかり伸びていただけに価値はあると思います。これでモンドインテロも自信を取り戻してくれたでしょう。
その後はNF天栄でリフレッシュ。京都大賞典から再始動かなと思っていたら、早い段階でオールカマーを次走に選択。手の合うC.ルメールJに継続騎乗して欲しかったですが、今回は田辺Jとのコンビに。1度実戦経験はありますが、デビュー3戦目のことなので、よく覚えてはいないでしょうから、最終追いで感触を掴んでくれたことは有難いです。だいたいレースのイメージも出来たのかなと思います。
ただ、重賞では善戦止まりなので、G2のここへ入ると伏兵の域。この殻を破るのはなかなか難しいと思います。田辺Jには結果を意識せず、道中はじっくり構えて末脚一手に賭けてもらいたいです。あとは展開等が向くかどうかでしょう。
中山だと芝2500mがベスト条件だと思いますが、近親のゼーヴィントはこの舞台のG2で連続2着。血統面からはモンドインテロも適性を秘める筈。差し届かなくても良いので、今後へ期待を持たせる脚を最後の直線で繰り出してくれることを願っています。
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