チークピーシズを着けて勝負に出るも、今回も内枠が仇になり、流れに乗った競馬が出来ずに終わる。★ロードギブソン
ロードギブソン(牡・奥村豊)父トーセンホマレボシ 母ハイランドカクテル
4月29日(土)東京2R・3歳未勝利・ダ2100mに大野Jで出走。11頭立て9番人気で3枠3番からスローペースの道中を7、8、11、11番手と進み、直線では中央を通って2秒0差の7着でした。馬場は良。タイム2分17秒0、上がり38秒3。馬体重は4キロ減少の476キロでした。
○大野騎手 「ゲートは何とか我慢。スタート後に前に付けようとすると、他馬を気にする面を覗かせて進んで行きませんでした。でも、直線で外に出し切ってからはジワジワと伸びる形。もう少し外目の枠であれば、更に上の着順を狙えるでしょう」
○奥村調教師 「今の立場で東京の2100mに出走する機会はなかなか無いはず。ゲートで煩くなるリスクが考えられたものの、ここは勝負を賭けてチークピーシズを着用しました。枠内で何とか我慢が利いただけに、前々で運びたかったところ。ジョッキーが話す通り、他の馬を気にする部分が影響しています。距離延長は合っていたでしょう」
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レース後も特に異常は認められません。5月3日(水)に滋賀・グリーンウッドトレーニングへ移動して2、3ヶ月後のレース出走へ向けて心身のリフレッシュを図ります。
○奥村調教師 「脚元等は大丈夫です。ただ、どうも馬自身がピリピリと。このまま使い続けるよりも、一旦リフレッシュさせるのがベターでしょうね。5月3日(水)にトレセン近郊の牧場へ。移動後の様子を確認しつつ、帰厩プランを検討したいと思います」
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東京への初長距離輸送をこなし、悪くない雰囲気でレースへ臨めたロードギブソン。陣営もようやくチークピーシズを再着用し、揉まれ弱さ対策をしてくれました。これならレベルの落ちる関東馬相手なら、好走を期待できるかなとレースを見守ったのですが…。
やはり今回も内目の枠が仇になる結果に。スタートは五分に出るも、二の脚が平凡。中団に取り付くのがやっと。まあ、それは仕方ないのですが、道中は砂を被る内目を追走。距離ロスを避けることを考えてのものでしょうが、余裕のない走り。じわじわと位置を下げ、3角では最後方。こういう競馬ではどうしようもありません。
直線で外へ持ち出した際、一瞬伸びるシーンはありましたが、勢いは続かず。伸びずバテずという感じで7着になだれ込むのがやっという結果に終わってしまいました。
この距離をこなせたのは収穫も、レースレベルが平凡な中、勝ち馬と2秒差。外枠からスムーズな競馬が出来れば、差は詰まるのでしょうが、能力的な限界も感じます。
スッと好位を取るのは難しいなら、ゲートをソロっと出して道中で馬群の外を捲っていく戦法が良いのでは? また、チークピーシズより踏み込んでブリンカー装着も検討の余地がある筈。また、今回の結果からスタミナはあるので、芝の中・長距離で逃げの競馬を試みるのも1つの案でしょう。長めの距離なら主張すればハナへ行けるように思います。
レース後のギブソンですが、特に異常はありませんが、気性がピリピリ。精神的に後向きになっているかもしれません。それらの点を踏まえ、3日に滋賀・グリーンウッドへ放牧に出ています。間隔を空けることで芝への挑戦も可能ですから、残り少ないチャンスを生かせる方法をこの機会に吟味して欲しいです。
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