スタートで出遅れて万事休す。ただ、この距離は合いそうなので、今回の経験が次走以降に繋がってほしい。★ロードバリスタ

ロードバリスタ（セ・昆）父マンハッタンカフェ 母エルテアトロ

５月20日（土）京都２Ｒ・３歳未勝利・混合・ダ1400ｍに太宰Ｊで出走。16頭立て４番人気で５枠10番からハイペースの道中を12、11、10番手と進み、直線では中央を通って１秒０差の８着でした。スタートで煽って１馬身の不利を受けました。馬場は良。タイム１分26秒７、上がり37秒０。馬体重は６キロ減少の４８４キロでした。

○太宰騎手 「駐立は大丈夫だったものの、ボコッとした感じのスタート。中距離を使って来たのも手伝い、序盤は後方からの競馬でした。でも、馬込みでも問題なし。しっかり最後まで脚も伸ばしています。着順こそ優れぬとは言え、内容は今までで最も良かったのでは･･･。以前よりは幾らか軽減された印象ながら、やはりテンションは上がり気味。これ以上に昂ぶらなければ･･･」

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【次走へのメモ】

去勢明けでマイナス６キロ。細くはなかった。スタートで煽り、その後も行き脚がつかない。３～４角では中団の後ろを追いっぱなし。直線はジリジリと伸びてはいた。（Ｂ誌）

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レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。

○昆調教師 「幾らか忙しかった感じ。でも、集中力は保てていた様子ですね。慣れも見込めるはず。この距離で行くのがベターかも知れません。また、今回は休み明け。ここを使っての良化に期待を寄せましょう。厩舎で調整を続けながら出走機会を探る予定」

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スタートを決め、逃げの競馬に持ち込んで欲しかったのですが、スタートで痛恨の出遅れ。また、芝の部分で行き脚が付きませんでした。この時点で今回も大敗を覚悟することに。道中も砂を被ることになってしまい、追走に一苦労。勝負どころでも太宰Ｊの手が激しく動いていました。

ただ、直線に入ると、右手前のままジリジリした伸び。馬群に揉まれる形でも止めることなく、走れていたのは○。欲を言えば、初出走で最後伸びが目立ったユラノトのような脚を使ってほしかったですが。まあ、スタートから戸惑いが見受けられたので、この辺りは次走で改めて期待したいと思います。レース運びとすれば、前々で粘る形が良いのか、道中で脚を溜めて直線に賭ける形が良いのか。これはちょっと判断できませんでした。

レース後も状態は特に変わりなし。１度使ったことでガス抜きが出来、少しでも落ち着きが出てきてくれればと思います。また、今後については在厩してダ１４００ｍを継続して使っていくことに。阪神だけでなく、東京も視野に入れておいて欲しいです。

今回の走りからはまだまだ１勝は遠いですが、砂を被る・揉まれる競馬を経験したことが次走以降に大きく役立ってくれれば。今後を占う意味では次走が試金石になってくるのかなと見ています。