前走より更に強い相手との競馬となるも、臆せず自分の競馬スタイルを貫くのみ。デキの良さは目立っています。★ロードヴァンドール
ロードヴァンドール(牡・昆厩舎)父ダイワメジャー 母ジャズキャット
3月11日(土)中京11R・金鯱賞(G2)・国際・芝2000mに太宰Jで出走します。3月8日(水)良の栗東・Cウッドチップコースで6ハロン84.6-67.6-52.3-38.2-12.2 7分所を一杯に追っています。併せ馬では一杯の相手の外を0秒4追走して0秒2先着。追い切りの短評は「依然動き絶好」でした。発走は15時25分です。
○昆調教師 「3月8日(水)はウッドで。今朝は終い重点の内容です。大丈夫そう。前回のデキはキープしていますよ。前走よりもメンバーは揃うものの、強く先手を主張する馬は見当たらぬ感じ。自分の形に持ち込んで、何処まで踏ん張れるか・・・でしょう」
≪調教時計≫
17.03.08 太 宰 栗CW良 84.6 67.6 52.3 38.2 12.2 一杯に追う マテンロウボス(古馬オープン)一杯の外0秒4追走3F併0秒2先着
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2回中京1日目 (03月11日)
11R 金鯱賞(G2)
サラ 芝2000メートル 4歳上OP 指定 国際 別定 発走15:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 ルージュバック 牝5 55 戸崎圭太
1 2 プロディガルサン 牡4 56 田辺裕信
2 3 ナスノセイカン 牡5 56 丸山元気
2 4 ルミナスウォリアー 牡6 56 柴山雄一
3 5 タッチングスピーチ 牝5 54 C.ルメール
3 6 ヤマカツエース 牡5 57 池添謙一
4 7 アングライフェン 牡5 56 藤岡康太
4 8 スズカデヴィアス 牡6 56 藤岡佑介
5 9 ステファノス 牡6 56 川田将雅
5 10 サトノノブレス 牡7 56 秋山真一郎
6 11 ヒットザターゲット 牡9 56 古川吉洋
6 12 パドルウィール 牡6 56 松山弘平
7 13 ヌーヴォレコルト 牝6 54 岩田康誠
7 14 ヒストリカル 牡8 56 高倉稜
8 15 ロードヴァンドール 牡4 56 太宰啓介
8 16 フルーキー 牡7 56 松岡正海
○藤野助手 「あの速いペースを追いかけて止まらなかったし、重賞であれだけ走れたのは収穫でした。間隔が詰まっているけど、ガタッと来なかったし、マイペースで走れれば」(競馬ブックより)
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【金鯱賞】ロードヴァンドールに信頼寄せる太宰「逃げるのが一番いい形」(競馬ラボ)
前走の小倉大賞典で強気の競馬から4着に粘ったロードヴァンドール(牡4、栗東・昆厩舎)は、CWコースで主戦の太宰騎手を背に6F84.6-67.6-52.3-38.2-12.2をマーク。オープンクラスのマテンロウボスの外を追走し、ともに一杯に追われた末に先着と好調をキープしている。
太宰啓介騎手は「前走が良すぎるぐらい良かったけど、今週もラストまでいい反応をしていました。状態は変わりなくこれているようですね」と、レースでも調教でも手綱をとり続けているパートナーの好調ぶりに納得の様子だ。
引き続き重賞挑戦となるが「前走は先行馬にキツイペースでしたが、最後までしぶとく粘ってくれた。この馬の良さが出た内容でした。相手は強くなりますが、あまり逃げそうな馬がいないのもいい。逃げるのが一番いい形だと思いますから」と、絶対的な信頼関係で実績馬達に立ち向かう構えを見せている。
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古馬のOPと初めての手合わせとなった前走の小倉大賞典。同型の馬が多くいて、大外枠を引き当てた時点で苦戦を覚悟しましたが、いざレースでは2・3番手追走から最後まで渋太い走り。勝ち馬との差は詰めることが出来ませんでしたが、2・3着争いに最後まで絡む頑張り。Hペースを追いかけてのあの粘り腰はまさに価値のある敗戦(4着)だったと胸を張れるでしょう。
前走後はさすがに一息入れるかなと思ったら、中2週で金鯱賞への挑戦を選択。非常にタフなレースだったので反動・疲れを心配しましたが、調整過程を見る限り、それは大丈夫そう。むしろ最終追いをコースでビシッとやってきたのはビックリ。動きも目立っていたようですし、この意欲的な追い切りがレースで生きて欲しいものです。
ただ、冷静に相手関係を見ると、4着だった前走より遥かに凄いメンバー。G1馬・G1を狙える馬が次の大一番(大阪杯)を睨みながらも、良好な調整ぶり。あっさり強豪の壁に跳ね返されても不思議ではありません。
そんな中、今回は逃げたい馬がいない組み合わせ。昨年12月の金鯱賞で強気な攻めを貫いたパドルウィールが今回も積極的なレース運びをするでしょうが、主張すれば、ハナへ行ける組み合わせ。前走の粘り腰を見ると、やや早めのラップを刻んで逃げればちょっと面白いかも。
まあ、まだまだ伸びしろを残すロードヴァンドール。厳しいレースを経験することで得るものは大きいでしょうから、強い相手に委縮することなく、自分の競馬スタイル(逃げ)をここでも貫いて欲しいです。
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