大外枠からHペースを追いかける厳しい展開。パタッと止まっても不思議ないところを、直線で渋太く食い下がって価値ある4着に。☆ロードヴァンドール
ロードヴァンドール(牡・昆厩舎)父ダイワメジャー 母ジャズキャット
2月19日(日)小倉11R・小倉大賞典(G3)・国際・芝1800mに太宰Jで出走。16頭立て11番人気で8枠16番からハイペースの道中を2、3、2、2番手と進み、直線では内を通って0秒4差の4着でした。馬場は良。タイム1分46秒2、上がり36秒8。馬体重は2キロ減少の500キロでした。
○太宰騎手 「1コーナーまでが短い小倉の1800m戦。前々のポジションを取る為に、大外枠から脚を使わされたのは確かでしょう。逃げた馬の手応えが良かっただけに、勝負処で早目に促して行く格好。一旦は脚色が鈍ったものの、そこからが本当に渋太いですね。これまでよりも更に後ろの3番手で運べた部分も評価。着実に力を付けており、いずれは重賞にも手が届くのでは・・・」
○昆調教師 「1000m通過が57秒台のハイペースを追い掛ける形。4コーナーでの雰囲気を見た際は、ズルズル下がってしまうのかな・・・と思いました。しかしながら、そこから辛抱して4着。勝ち馬は相当に強かったものの、ロードヴァンドール自身も大したモノでしょう。こんなに厳しいレースを経験したのも初めて。今後に必ずや生きるのでは・・・。新たなプランに関しては、栗東へ戻ってから考える方針」
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【小倉大賞典】11番人気のロードヴァンドールは惜しくも4着(スポーツ報知より)
ハンデ戦の名物重賞、第51回小倉大賞典・G3が19日、小倉競馬場の芝1800メートルに16頭が出走して行われた。
4番人気のマルターズアポジーが積極的にハナを奪うと最後まで脚いろが衰えずに逃げ切り勝ち。昨年11月の福島記念・G3に続く重賞2勝目を挙げた。直線で外から追い込んだ8番人気のヒストリカルが2馬身差の2着。3着は5番人気のクラリティスカイが入った。1番人気のストロングタイタンは5着だった。
太宰騎手(ロードヴァンドール=4着)「大外枠でしたし、ペースが速くてハナには行けませんでした。それでも頑張ってくれているように力をつけています」
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【次走へのメモ】
大外枠だったが、スタートから促していって3番手へ。マイネルハニーが早目に脱落したことで、4角では単独の2番手へ。ここで押して押してだったが、2着争いでは渋太く踏ん張っていた。ハイペースを追いかけていっての好走。オープンでもやれそうだ。(B誌)
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大外枠は何とも厳しく、古馬との重賞競走で壁を感じる結果になることを覚悟しましたが、Hペースを追走する形でも4着に粘ったロードヴァンドール。4角手前で勝ち馬に迫ろうとしましたが、手ごたえが悪く、そのまま自滅してしまうシーンが頭を過りましたが、そこからもうひと踏ん張り。馬券圏内に最後まで渋太く食い下がった姿は褒めてあげたいです。単なる4着以上に価値の大きい・今後に繋がる1戦となりました。
ただ、これだけ激走したのは初めての経験。それ故、レース後の反動・疲れは大きい筈。まずはしっかり回復を促して、今後のプランを検討してもらえればと思います。まあ、昨秋からコンスタントに使っているので、ここで一息入れる良いタイミングではあります。
重賞へ手が届くにはもっと成長が欲しいところですが、OPで揉まれることで経験値は溜まっていくはず。精神面でも更に大人になってくれれば、パワーアップも叶うでしょう。まあ、これからも目の前の1戦に全力投球しながら、高みを目指していってもらえればと思います。ホント今回は頑張ってくれました。
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