詰めの甘さは課題になるも、守備範囲の距離+自己条件で逃げることが出来れば、大崩れは考えられない。☆ロードヴァンドール
ロードヴァンドール(牡・昆厩舎)父ダイワメジャー 母ジャズキャット
10月23日(日)京都・北野特別・混合・芝2000mに太宰Jで出走します。10月19日(水)稍重の栗東・Cウッドチップコースで6ハロン84.8-67.9-52.3-38.2-12.0 9分所を一杯に追っています。併せ馬では一杯の相手の外を通って首先着。追い切りの短評は「馬体引き締まる」でした。発走は14時25分です。
○昆調教師 「10月19日(水)はウッドで。今朝の稽古に跨った太宰騎手も、前走時からの上昇ぶりを伝えていますよ。札幌で僅差の2着。自己条件ならば古馬相手でも上位でしょう。強く先手を主張する馬も見当たらぬだけに、自分の形に持ち込めるのでは・・・」
≪調教時計≫
16.10.19 太 宰 栗CW稍 84.8 67.9 52.3 38.2 12.0 一杯に追う トップゴーイング(2歳新馬)一杯の外首先着
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4回京都7日目(10月23日)
9R 北野特別
サラ 芝2000メートル 3歳上1000万下 特指 混合 定量 発走14:25
枠 馬 馬名 性齢 重量 騎手
1 1 スワーヴアーサー 牡3 55 四位洋文
2 2 スリーヴェローチェ 牡7 57 田中健
3 3 ミッキータイガー 牡6 57 F.ヴェロン
4 4 ロードヴァンドール 牡3 55 太宰啓介
5 5 モンドシャルナ 牡5 57 C.ルメール
6 6 アドマイヤシーマ 牝5 55 岩田康誠
7 7 ラディウス 牡5 57 M.デムーロ
7 8 ヴォージュ 牡3 55 川田将雅
8 9 ジャズファンク 牡4 57 武豊
8 10 スズカビスタ 牡5 57 幸英
○昆師 「2400mはやはり長かった。切れる馬がいると分が悪いが、距離短縮で相性のいい京都に戻れば」(競馬ブックより)
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前走は神戸新聞杯に挑戦したロードヴァンドール。思惑どおりに逃げることは出来ましたが、やはり現状は力不足。先頭で直線を迎えるも、あっさり後続に吸収されてしまいました。まあ、馬体に余裕があり、距離も長かったという背景はありましたが。
そこから中3週で臨む今回。自己条件に戻って反撃を期待。4つコーナーを回る内回りの芝2000mは現状ベスト。直線が短くなるのも勿論プラスでしょう。実際に札幌で2着に来ているので力は十分足ります。ただ、決め手に欠ける馬なので、人気の逃げ馬ということで早めに捕まえにこられると分が悪いでしょう。大崩れはないと思いますが、勝ち切るよりは2・3着に甘んじてしまう可能性の方が高いかもしれません。距離が短縮されて軽い芝の京都でスワーヴアーサーは怖い存在です。
ハナヘ行ってしまえばホント渋太い馬なのですが、気性面で幼さの残るヴァンドールは引き離した逃げがまだまだ不得意。勝負どころでモタ付き、結果的に引き付けた逃げになってしまうのが難点。淀みないペースで淡々とした逃げを打てるようになれば、まだまだ活躍が見込める馬だと思っています。
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- ロードなお馬さん(5歳上・牧場組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・入厩組)(2020.06.03)
- ロードなお馬さん(3歳・牧場組)(2020.05.29)
- 前走の結果は額面通りに評価は出来ないも、ここへ向けての乗り込みは入念で動きも軽快。とにかく今は体調が良さそう。ただ、前有利の馬場でこの多頭数をどう捌いてくるかが大きなポイント。結果を意識し過ぎず、自分のリズムを守って走ることに専念して欲しい。☆ロードクエスト(2020.05.31)
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- 今回も最内枠が仇になって自分の形に持ち込めず。直線はパタッと止まることなく頑張ってはいましたが10着。ここ最近の成績を踏まえてJRAの登録を抹消することに。ダートや障害入りなど浮上の可能性は残していたも、厩舎との関係が希薄になってきている現状が少なからず影響したかも。残念。★ロードヴァンドール(2020.02.06)
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